MOBY(モビー)自動車はおもしろい!

MOBY[モビー] > 車を楽しむ > アウトドア > 車中泊 > 自由でおしゃれな新しいライフスタイル?!「バンライフ」のメリットとは
車中泊

更新

自由でおしゃれな新しいライフスタイル?!「バンライフ」のメリットとは

キャンピングカー情報をはじめとして、キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信しているWEBマガジン・DRIMOから、実際に車中泊やキャンピングカーを楽しんでいるライターによる記事をMOBYがご紹介します。※以降の記事内容および記事タイトルはDRIMOからの引用・参照です


数年前海外でバインライフが話題になりはじめた頃、日本でもそのライフスタイルに共感し、家を手放してクルマでの生活をスタートさせる人たちが少しずつ増え始めました。

私たちもそのライフスタイルに憧れてバンを購入。

家を手放して完全にクルマで生活することは難しいながらも、手に入れたバンをDIYし「休日バンライフ」をスタートさせました。

さらにこの1年ほどはコロナ禍であることも重なり、新たにバンライフ・車中泊ライフをスタートする方、スタートするためにクルマをDIYカスタマイズしている方を、TwitterやYoutubeなどのSNSでもよく見かけるようになったように思います。

そこで今回の記事では、バンライフに興味がある方や、これからバンライフをスタートするという方は向けに、家を手放してクルマで移動しながら生活をする「バンライフ」の数多くあるメリット(利点)をご紹介していきたいと思います。

バンライフをしている友人から話を聞いたり、ネットでの発信をみたりしていて、実際にバンライフを体験しているからこそ感じている利点が数多く存在すると感じています。

興味のある方は、ぜひ記事をチェックしてみてください。

好きな時に好きな場所へ!「バンライフ」という生き方&暮らし方

家を手放し必要最低限の荷物だけをクルマに積んで、旅をしながら生活をする「バンライフ」。

やはり「いつでも好きな時に好きな場所へいくことができる」というイメージが強いことから、その自由なライフスタイルに憧れを持つ方も多くいらっしゃると思います。

現代社会では週に5日、1日8時間を仕事に費やすのが一般的で、週2日程度の休日も、家事や育児等で時間に追われて忙しい・・・というのが現実。

なんとか隙間時間を捻出して自分の時間を作り、本を読んだり時々映画をみたり、外食するのが精一杯・・・、という生活をしていると、バンライフのような自由度の高いライフスタイルを実現してみたい、と思うのも無理はありません。

実際、現在バンライフをしている方達も、元々家を借りて自宅から毎日会社や学校に通い、朝から晩まで忙しくしていた、という方が多いです。

その生活にちょっとした疑問を持つところから「バンライフ」をスタートするに至ったケースがかなりあるように見受けられます。

では実際には、バンライフにはどんなメリット(利点)があるのでしょうか。

バンライフを実践している方から話を聞いたり、SNSでの発信をみて気づいたプラスの部分について、さっそく以下でご紹介していきたいと思います。

バンライフのメリット1.リモート可能な仕事で、働きながら日本一周も可能!

バンライフをされている方は、ライターやカメラマンなどのフリーランスワーカーだったり、リモートワークが可能な仕事につき、会社にいかなくても仕事ができる環境を整えている方が大半です。

Youtubeなどでバンライフのようすを発信し、収入につなげているという方もちらほらと見受けられます。

事前にある程度貯金をし、一定期間は貯金から生活費を捻出しながらバンライフを楽しむ。

その後バンライフを楽しみながら、生活のようすをYoutubeで発信したり、バンライフ関連の記事を執筆するライター・カメラマン・ブロガーなどの仕事をスタートして、生計を立てている方が多いように感じています。

仕事ができる環境が整えば、リモートワークで生活費を稼ぎながら日本一周!なんてことも可能です。

時間や場所にとらわれず好きな時に好きな場所で、仕事をしながら旅も楽しめる

バンライフの自由なイメージは、そのあたりからきているのかもしれません。

バンライフのメリット2.家賃がかからない!少ない荷物で身軽な生活

バンライフをスタートする際には、一度契約していた賃貸物件を解約し、家を手放してしまう方が多いようです。

もちろん、マンションなど自己所有の場合はそのまま維持している方もいらっしゃると思いますし、自宅を手放すか維持するかは、個々の事情や都合に合わせることが可能です。

ただ物件を手放したり、賃貸物件を解約して完全にクルマ生活に移行することで、家賃や自宅の維持費が0になる、という利点があります。

実際SNSの発信等をみていても、生活をスリム化するために、一度自宅を手放してしまう方が大半のようです。

自宅を手放し完全にクルマでの生活に移行することによって、持っていける荷物の総量が限られてしまうなどのデメリットももちろんあります。

しかし生活費や自宅にある荷物を整理することは、自分の今までの生活を見直す良い「きっかけ」となります。

そのため「バンライフ」という、いままでの生活からガラッと変わったライフスタイルに移行する際には、どちらかというとプラスに捉えられていることが多いようです。

自宅を手放し完全にクルマでの生活に移行するということは、電気やガスなどの公共料金もかからなくなります。

いままで家賃や公共料金を支払っていた生活に比べて「生活にかかる金額が劇的に減る」というのは、かなり魅力的なのではないでしょうか。

バンライフのメリット3.工夫次第で生活費は安くなる

家賃や公共料金がかからなくなった時点で生活にかかる費用はかなり減ってはいるのですが、それ以外にも工夫を重ねることによってバンライフにかかる金額を減らしていくことは可能です。

たとえば食費

旅先での食事というと外食のイメージが強いとは思いますが、バンライファー達の実際の生活では、時々は外食を楽しみながらも、ほぼ毎日自炊をしているという方が大半です。

毎日の食事を自炊することで食事にかかる費用を大幅に減らすことができますし、「ちょっと今月きびしいな・・・」というときには、数日の間節約飯などを作って乗り切る、なんてこともできちゃいます。

ドリンク類もペットボトルで購入したりカフェで済ませる必要はなく、無料の湧水を汲んできて、車内でコーヒーや紅茶を淹れて楽しんでいる方が多いです。

それ以外にも、高騰しているガソリン代を節約するために、頻繁に長距離の移動をせず、長期間一定の場所に留まるようにしたり、無料や格安の入浴施設を2日に1回利用するようにするなど、工夫しだいでどんどん生活にかかる費用は減らすことが可能です。

バンライフのメリット4.人間関係に疲れない

クルマで移動しながらの生活を実現するためには、生活や移動にかかる費用を事前に貯金しておくか、リモート可能な仕事を持つかのどちらかになってくると思います。

どちらを選択したとしても、毎日会社通勤をしなくてよくなります。そのため、無理して職場での人間関係を維持していく必要がなくなるんです

気を使いすぎて人間関係に疲れてしまうことがある「必要以上に気を使ってしまう」人たちにとっては、この点は1番のメリットになるのかもしれません。

また通勤するため満員電車を利用する必要もありませんので、トラブル等に巻き込まれる可能性もグッと下がります。

バンライファーや車中泊好きの人たちが集まるイベントにふらっと顔をだしたり、同じ生活をしていたり同じ趣味を持つ人たちとSNSで交流することも可能ですので、「人との接点がまったくなくなる」ということもあません。

毎日周りの人たちに気を使って過さなくて良いというのは、がんばりすぎて疲れてしまっている方にとって、最高の環境といえるのではないでしょうか。

バンライフのメリット5.目が覚めたら起き、眠くなったら寝る生活

一度SNSで「キャンパーは早起きのイメージ、バンライファーは朝弱いイメージ」と発信したところ、なぜか多くのバンライファーの方々に賛同をいただきました(笑)。

レジャーとしてのキャンプと違い、生活密着型のバンライフ。

生活のようすをYoutubeやTikTokなどのSNSで発信している方も多くいることから、昼間動画を撮影し、夜は車内で遅くまで編集作業、結果起きるのは昼ごろ・・・といったイメージも強いのかもしれません。

実際筆者も、車中泊に出かけた際には「どうしてもこのお店でモーニングが食べたい!」ということがなければ、起きるのが午前10時前後になることが多いです。

もともと出発時に細かい予定を決めていないことや、多少寝坊してもそのあとスケジュールを組み直すことが容易であることが理由のひとつではあるのですが、夫婦ともに夜型で朝弱いということが1番大きいかもしれません。

もし朝早く起きてもだいたいどこかで昼寝をしているような・・・(笑)。

それでも誰かに迷惑をかけることもありませんし、長い時間運転をする必要もあることから、眠くなったら無理せず眠るようにしています。

バンライフのメリット6.「自分だけの秘密基地を持つ」という特別感

車内スペースは自宅に比べれば狭く、持ち運べる荷物の量だったり生活のしやすさなどの観点からは、デメリットに思える部分もあると思います。

しかし、バンライフをしている方はみなさん、自分のクルマに愛着を持っていらっしゃいます。

広すぎない適度なスペースが、「秘密基地感」を持たせるのかもしれません。

実は筆者は山の中に住んでおり、毎日「絶景」といわれる景色を眺めながら暮らしているのですが、それでも、バンで景色の良いところにでかけて感じる「解放感」は格別のものがあると感じています。

バンライフを毎日続けていても、好きな場所で昼寝をしたり、本を読んだり、ごはんを食べたりして過ごしていると、その瞬間すべてが特別に感じるように思います。

それは、自分だけの「移動可能な秘密基地」を持っている感覚が大きいからなのかもしれません。

「バンライフ」という新しいライフスタイル

今回は、家を手放してクルマで生活をする「バンライフ」の数多くあるメリット(利点)をご紹介しました。

自分のいきたい場所へ行って好きなように過ごせるバンライフ。実践している方々のSNSをみていると、絶景を眺めながら仕事をしていたり、好きな時に好きな場所へでかけたりしていて、まさに「自由なライフスタイル」という印象が強いのではないでしょうか。

起きる時間も寝る時間も、そのときいる場所すら自由になる「バンライフ」は、ふといままでの自分の生活を立ち止まって振り返り、「なにかを変えたい」となったときの選択肢のひとつとなっています。

利点がたくさんありますし、自由なイメージも強いですから、憧れてスタートする方が増えるのも納得、といったところです。

しかし、スタート前には良い面しか目に入らないということもあって、実践してみて「失敗した・・・」ということもあるようです。

「毎日旅をする生活」であったり、「その日の気分で行動を決められる」ことなど、自由度が高く良いイメージが強いバンライフですが、メリットがあれば当然デメリットもあります。

バンライフをスタートするか迷ったときには、そのこともすこし頭の中にいれておかなければならないのかもしれません。

ライター:haru.

オリジナルサイトで読む

キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信!

執筆者プロフィール
車旅情報Webマガジン「DRIMO」
車旅情報Webマガジン「DRIMO」
キャンピングカー情報をはじめとして、キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信しているWEBマガジンです(https://news.drimo.jp/)。実際に車中泊やキャンピングカーを楽しんでいるラ...

\ この記事が役に立ったらシェアしよう /

MOBYをフォローして最新記事を受け取ろう

すべての画像を見る

画像ギャラリー

コメント

利用規約

関連する記事

関連キーワード