MOBY(モビー)自動車はおもしろい!

MOBY[モビー] > 車を楽しむ > アウトドア > 車中泊 > 箱根在住者おすすめ!箱根で「格安」を実現する車中泊旅プラン
車中泊

更新

箱根在住者おすすめ!箱根で「格安」を実現する車中泊旅プラン

キャンピングカー情報をはじめとして、キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信しているWEBマガジン・DRIMOから、実際に車中泊やキャンピングカーを楽しんでいるライターによる記事をMOBYがご紹介します。※以降の記事内容および記事タイトルはDRIMOからの引用・参照です


関東でも人気の高い観光地のひとつ「箱根」

都心から車で2時間ほどという「日帰りでも行きやすい距離」と、ホテル・飲食店・温泉・観光名所がたくさんあることが人気の高さの理由といったところでしょうか。

しかし、有名観光地であるからこそ「費用がかかる」イメージを持たれる方も多く、実際、箱根町内の乗り物も飲食店も「観光地価格」といわれることが多いのが実情です。

今回の記事では、「旅行にはちょっとお金がかかりそう」なイメージのある箱根に在住する筆者が、格安で楽しく充実した旅にするためにおすすめな観光・飲食・温泉スポットをご紹介していきたいと思います。

箱根や箱根近隣の車中泊スポットもご紹介しますので、箱根車中泊旅を計画している方は、ぜひ記事をチェックしてみてください!

0円〜低価格で楽しめる!箱根の「観光」スポット

自然豊かな国立公園内にあるのが箱根の強み。

川や滝、湖などの自然を感じる観光スポットは数え切れないほどありますし、お散歩に最適なスポット、富士山を眺めながらぼーっと過ごせる格安ティーラウンジなどもあるんです!

格安おすすめ観光スポット1.千条の滝(ちすじのたき)

箱根登山鉄道の小涌谷駅から坂を上がり、歩いて20分ほどのところにあるのが「千条の滝(ちすじのたき)」です。

「千条(ちすじ)」という名前のとおり、幅約25m、高さ約3mの横長な滝で、幾すじもの水が岩肌を流れ落ちている様を眺めることができます。

滝の入り口に駐車場がありますが、滝まで山道を少し歩きますので、歩きやすい靴で向かうのがおすすめ。

付近には川も流れ、木が生い茂っていて夏場でもかなり涼しいです。

お弁当を持って向かい、ピクニック気分で滝を見ながらランチ、なんて過ごし方もできますよ。

格安おすすめ観光スポット2.アネスト岩田スカイラウンジ

次にご紹介するのが、自動車専用の有料道路「アネスト岩田ターンパイク箱根」を通って向かうことができる『アネスト岩田スカイラウンジ』。

景色を眺めたり写真を撮ったりするのはもちろん、ランチや休憩にもぴったりのスペースなんです。

有料道路経由なので通行料金はかかりますが(普通自動車・軽自動車は、箱根小田原本線が730円、箱根伊豆連絡線で150円)、芦ノ湖までの渋滞回避もできますし、飲食店やティーラウンジ、トイレもありますので、車中泊旅の途中で立ち寄る場所として最適です。

スカイラウンジ2階のティーラウンジでは、箱根の天然水を使用した挽きたてコーヒーや各種ドリンクが大人250円、子供(小学生)100円)(税込、プラス200円で飲み放題に変更可能)という低価格で楽しむことが可能です。

またティーラウンジからは、晴れた日には芦ノ湖と富士山、初島・伊豆大島などを望むことができます。

絶景を眺めながらおいしいコーヒーを飲み、ゆったりとした時間を過ごすことができるなんて、かなり贅沢ですよね。

無料Wi-Fiもあるので、リモートワークにもおすすめですよ!

営業時間や休日は公式サイトをチェックしてみてくださいね。

公式サイトはこちら▷ アネスト岩田スカイラウンジ

格安おすすめ観光スポット3.芦ノ湖周辺

芦ノ湖周辺には、無料で楽しめる観光スポットがいっぱい!初詣の時期にはかなり混み合う「箱根神社」も、箱根の観光名所のひとつ。

芦ノ湖のすぐ近くにあり、空気が澄んでいてとても厳かな雰囲気。

箱根神社内にも駐車場がありますし、芦ノ湖周辺に無料駐車場も多数ありますから、車を停めてじっくりとお参りをすることが可能です。

境内には「お休み処 権現からめもち」もあり、つきたてのお餅やうどんを味わうことができます。

神社でお参りをしたあとは、芦ノ湖周辺を散歩してみてはいかがでしょうか。

晴れていれば箱根海賊船の元箱根港付近から富士山を望むことができます。

芦ノ湖周辺は飲食店も多くあり、ベーカリーやコンビニもあります。

絶景を撮影しながら湖の周囲を散策し、ベーカリーで購入した焼きたてのパンでランチを楽しむ、なんて過ごし方もおすすめです。

お手頃価格で楽しめる!箱根のおしゃれな「飲食店」

「観光地価格」といわれる多くの要因が、飲食店の高すぎる価格設定にあると考えています。

観光地でしっかりとランチをしようと思うと、都心のおしゃれレストランで食べる程度か、それ以上の金額がかかりますよね。

しかし、ランチを安く済ませるために「自炊かコンビニ弁当しか選択肢がない」なんてことはありません。

箱根でも、比較的安価な店舗はいくつか存在します。

そんな「安心して利用できる価格設定」になっている箱根の飲食店を、以下で2店舗ほどご紹介します!

1.テイクアウトOK!小涌谷「hakone picnic(はこね ぴくにっく)」

箱根登山鉄道の小涌谷駅正面の坂を上がったところにある、昨年オープンしたばかりの「hakone picnic(はこねぴくにっく)は、台湾人夫婦の経営する店舗。

本格的な台湾料理をリーズナブルな価格で提供しており、テイクアウト・デリバリーもOK!

観光客だけでなく、地元民の間でも人気が高まっています。

店内には飲食スペースもありますが、主にテイクアウトやデリバリーをメインに店舗運営されているようです。

店舗横に車1台分の駐車スペースがありますので、車でも安心ですね。

写真は以前筆者が注文したルーローハン。

我が家でもときどきデリバリーを頼んでいます。

デリバリー対応地域内であれば、観光客であっても注文ができるようです。

配達が可能かどうかは、電話注文時にご確認を。

もちろん車内で食事をするためにテイクアウトしてもOK!

台湾紅茶や台湾鉄観音烏龍茶などのドリンクや、白玉やタピオカ・小豆などのトッピングをすることも可能な豆花(トーファ)もありますよ。

木曜定休ですが、不定期で店休になることもあるようですので、営業日などの詳細は公式インスタグラムをチェックしてみてください。

公式サイトはこちら▷ hakone picnic

2.居心地良いおしゃれなカフェ、強羅「COOFFEE CAMP(こーひー きゃんぷ)」

強羅駅の裏側あたりに2021年にオープンしたのが、ゲストハウスを運営するオーナーが手がけたカフェ「COOFFEE CAMP(こーひー きゃんぷ)」です。

元は農協だったという建物をリノベーションし、おしゃれで居心地の良いスペースに仕上げたカフェ。

朝早く開店している飲食店の少ない箱根ではめずらしく、朝8:00からの営業となっています。

店舗には駐車場はありませんが、強羅駅付近にはコインパーキングがたくさんありますので、特に問題はなさそうです。

朝8:00〜11:00までであれば、削りたてのチーズをのせたチーズホットドックとドリンクのセットが1188円(税込)。

チーズ無しのホットドックとドリンクのセットなら1078円(税込)と、箱根ではかなりお手頃な価格設定となっています。

無料でWi-Fiが利用可能ですので、朝の時間帯にお得な価格のメニューを注文し、そのままリモートワークされている方も多くいらっしゃいます。

ランチタイムには少し価格がアップしますので、お得に利用したい方は、朝の時間帯に訪問してみてはいかがでしょうか。

公式サイトはこちら▷ COOFFEE CAMP

地元民も利用する格安の「温泉」

箱根旅の目的が「温泉」という方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

しかしホテルや旅館を含め、箱根で日帰り温泉を利用できる場所の大半は、利用料金が1000円以上と高めに設定されています。

家族みんなで温泉に入ったらファミレスランチが楽しめるくらいの金額になってしまう、なんてことも。

そんな時におすすめなのが、格安で利用できる以下の温泉施設です。

箱根にも、地元住民が利用する格安の共同浴場や個人経営の格安温泉などがあります。

どちらも露天風呂はありませんが、その分比較的安価に温泉を楽しむことが可能になります。

格安温泉1.「大平台温泉組合 姫乃湯」

「大平台温泉組合 姫乃湯」は大平台にある共同浴場。駐車場も完備していますので、旅の途中で立ち寄るのに最適。

利用料金は入浴が550円、休憩は1300円

入浴だけなら1000円でおつりがきちゃう、とても嬉しい金額設定です。

木曜定休となっており、木曜日以外であれば朝9:00〜20:00まで入浴が可能です(休憩室は夕方5時まで利用可)。

シャンプーはないので、持参が必須。

かなり温度の高い熱めのお湯ですが、その分体の芯までポカポカに温まることができますよ。

公式サイトはこちら▷ 大平台温泉組合 姫乃湯

格安温泉2.「宮ノ下 太閤湯」

次にご紹介するのが、宮ノ下駅から徒歩5分ほどのところにある「太閤湯」。

駐車場は町民限定になっているため、宮ノ下駅近くにある町営の駐車場(30分無料、以降30分ごとに100円)を利用するのがおすすめです。

シャンプー、ボディーソープは有料となりますので、こちらも持参するのが良いでしょう。

料金は大人が600円、小学生400円

営業時間は13:00〜21:00まで(最終入館20:30)となっています。

毎週水曜日と第2・4週の火曜日が定休日となっています。

こちらも源泉掛け流しということもあり、比較的温度は高めですが加水が可能。

熱すぎる場合には、入っている方に配慮をしながら、少しずつ加水するとよいでしょう。

公式サイトはこちら▷ 太閤湯HP

箱根や箱根の近隣で車中泊できる場所

無料駐車場の多い箱根ですが、安心して車中泊を楽しむためには、車中泊OKの有料施設を利用するのがおすすめです。

箱根や箱根近隣で車中泊可能&比較的リーズナブルなオートキャンプ場やRVパークを、以下で2箇所ご紹介します。

芦ノ湖の近くで車中泊ができる!「芦ノ湖キャンプ村」

箱根町内で車中泊ができる場所としておすすめするのが、箱根海賊船、桃源台港近くにある「芦ノ湖キャンプ村」です。

1番の魅力はそのロケーション

敷地内を少し歩くだけで芦ノ湖の湖畔に出ることができちゃいます。

景観もバッチリ!

「芦ノ湖キャンプ村」はチェックインが11:00〜20:00、チェックアウトは10:00です。

電源無しならオートキャンプサイトが4500円〜で利用可能です。

日によって料金が変わり、オンシーズンではかなり高めの料金設定になりますので、オフシーズンでの利用をおすすめします。

料金についてなど、詳しくは公式サイトをチェックしてみてください。

公式サイトはこちら▷ 芦ノ湖キャンプ村HP

箱根から車で30分ほどの距離!「御殿場RVパーク」

箱根から車で30分ほど、御殿場インターのすぐ近くに「御殿場RVパーク」があります。

利用料金は全長8m以内のスペースで1泊1台3500円

Wi-Fiやトイレ、水道や電源も無料で使用可能となっており、かなりリーズナブルといえるのではないでしょうか。

午後2:00〜夜の10:00までにチェックインが可能で、チェックアウトは朝の11:00。

ゆったりと長時間過ごしてもよし、箱根で終日観光を楽しんで寝るためだけに利用してもよし、といった感じです。

RVパークは住宅地内にあり、マンションの駐車場を利用しているようですので、できるだけ静かに過ごすよう心がけるとよいでしょう。

詳細はこちらから▷ 御殿場RVパーク

車中泊旅の際、休憩に便利な「道の駅」、箱根にもあります!

箱根にも、芦ノ湖から三島方面へ向かう道の途中に、「道の駅 箱根峠」があります。

道の駅が旅先や道中にあると、気軽にトイレ休憩や食事に立ち寄ることができ、とても便利なんですよね。

神奈川県内で最初に整備された道の駅ということもあり、建物や設備が古く、何度か立ち寄ったことのある方の中には「古くて汚い」イメージを持たれている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし、数年前から改修工事が入り、トイレを含め道の駅の施設全体が、かなりきれいになっているんです。

そば・うどん・カレーライスなどの軽食が楽しめる「軽食コーナー」や、エアコンや無料Wi-Fi完備の「休憩・情報発信コーナー」などのスペースもありますし、箱根土産の販売もしています。

トイレ休憩に立ち寄るだけでなく観光スポットとしての利用も可能です。

道の駅の建物裏側からは、眼下に芦ノ湖を望むこともできます。

長時間運転して疲れた時にはぜひ休憩がてら立ち寄り、景色を眺めて癒されてみてはいかがでしょうか。

詳細はこちらから▷ 道の駅 箱根峠

節約旅でも楽しい!「箱根」で絶景や食を堪能しよう

今回は、「箱根車中泊旅」を格安&楽しく過ごすのにぴったりな、観光・飲食・温泉スポットをご紹介しました。

地元民も利用する温泉施設や自然豊かな観光名所、比較的低価格の飲食店を利用することで、あまりお金をかけずとも、箱根旅行を充実させることが可能になります。

箱根町内に車中泊ができる有料スポットがまだまだ少ない、といった大きな問題もありますが、御殿場方面に向かえば、キャンプ場やRVパークが多数あります。

そちらを利用することで、箱根観光がスムーズになりますよ。

現在ではコロナ禍の影響もあるのか、ホテルや旅館などが少しずつ車中泊プランを出し始めているようです。

まだまだ「お試し」の域を出ないというのが難しいところでもありますが、安心して車中泊ができる場所が、箱根町内にこれからもっともっと増えていくことを期待したいと思います。

ライター:haru.

オリジナルサイトで読む

キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信!

執筆者プロフィール
車旅情報Webマガジン「DRIMO」
車旅情報Webマガジン「DRIMO」
キャンピングカー情報をはじめとして、キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信しているWEBマガジンです(https://news.drimo.jp/)。実際に車中泊やキャンピングカーを楽しんでいるラ...

\ この記事が役に立ったらシェアしよう /

MOBYをフォローして最新記事を受け取ろう

すべての画像を見る

コメント

利用規約

関連する記事

関連キーワード