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釣りマニアの僕が伝えたい「釣り×車中泊」の魅力

キャンピングカー情報をはじめとして、キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信しているWEBマガジン・DRIMOから、実際に車中泊やキャンピングカーを楽しんでいるライターによる記事をMOBYがご紹介します。※以降の記事内容および記事タイトルはDRIMOからの引用・参照です


こんにちは、渡辺です!

今回は、『車中泊×釣り』についてのお話です。

これを書いている僕は、現在会社員をしながら釣り旅をしている30代。

年に数回、釣り竿とカメラを持って海外の国境地帯まで足を運ぶこともありますが、メインの釣り旅は国内です。

車中泊をしながら釣りに行ったり、知人に会いに行ったりしつつ、ソロキャンプをして遊んでいます。

車内はもちろん、自宅でもキャンプ道具を使ってコーヒーを飲んだりしながら、ひとりニヤニヤすることも。

そんな僕は、『車中泊×釣り』は非常に相性が良いと思っています。

いつもの車中泊プラスαの体験ができるので、もともと釣り好きな方はもちろん、車中泊に慣れてきた方や毎回同じような車中泊でマンネリ気味の方にも、とてもオススメです!

なぜ車中泊で釣りのスタイルを選んだのか

なぜ僕が『車中泊×釣り』というスタイルを選んだのかというと、「遠くの釣り場に出かけることが多くなり、毎回自宅から通うのが面倒になった」というのが、ひとつ大きな理由です。

タイミングを同じくして車を買い替えたのもありますね。

今までの車より広く快適になったので、わざわざ釣り場から遠い自宅で寝る必要はないな、と思ったんです。

そこで、片道1時間以上かかる釣り場へ出かけるときは、前日から前乗りすることが多くなりました。

深夜帯に移動すると渋滞にハマったりすることもなく、いい事だらけなんですよ。

前日から移動開始することで、なんとなく休みが長くなった気分になるのも良いですね。

車中泊×釣りのメリット・デメリット

メリット

事前に釣り場につける

朝早く起きて時間を気にしながら釣り場に向かう必要がないため、精神的に気が楽です。

それに、先ほどもちょっとふれましたが、深夜に移動するのはメリットがたくさん。

朝方移動は渋滞にハマらないよう早起きして出たりしますが、考えることは皆同じ、早く出ても渋滞に巻き込まれることは多いですよね。

しかし夜間に移動してしまえば、何かしらのアクシデントがない限りスムーズに移動できます。

高速料金が割引になるのもうれしいですね。

十分な仮眠が取れるので朝から活動しやすい

夜間にスムーズに移動できれば、現地に着いてから釣り開始のギリギリまで仮眠がとれます。

移動にエネルギーを使ってから釣りを始めるより、十分な仮眠を取って朝からフルパワーで活動する方が、有益じゃないでしょうか!?

一日フルで遊んでもゆっくり寝てから帰れる

「釣りの後は車中泊をする」という選択肢があると、移動のための余力を残しておく必要がないので、燃え尽きるまで活動できるのも良いですね。

僕は車内に着替えと仕事着を常に積んであるので、日曜に限界まで釣りをして深夜まで睡眠を取った後、そのまま出勤することもしばしば。

釣り場から出勤するスタイル、悪くないですよ。

デメリット

スペースの確保に工夫が必要

通常の釣り具に加えて車中泊に必要なギアも積んで行くことになるので、車内の収納方法を考えないと快適な車内空間が保てません。

収納を作るための費用と手間などもかかりますね。

クーラーBOX問題

釣り場の場所によっては近くにコンビニやスーパーがない場合もあるので、夏場は1日分の食料を入れておくクーラーBOXをいちいち積まないといけません。

このクーラーBOXが結構場所を取るので、極力荷物が増えないように工夫する必要があります。

僕はクーラーBOXをテーブル代わりに使って、本物のテーブルを積まなくて良いようにしています。

持ち物

『車中泊×釣り』に欠かせない、最低限必要なものを挙げていきます。

これがないとツライ物ばかりなので、忘れずに用意しましょう。

寝袋

寝袋(シュラフ)は必需品。

特に真冬は車内でもマイナス気温になることがあるので、登山メーカーなどから販売されている、ある程度高性能なものがオススメです。

ケチらず良いものを買っておかないと後々後悔するので、購入する際は慎重に選びましょう。

すぐに購入できない方は、家庭用の布団を持ち込んだり自分自身が厚着したりする方法でも問題ありませんが、結構かさばるので、なるべく早く寝袋を手に入れてくださいね。

マット

寝袋の下に敷くマットですね。

各社から色々なタイプが販売されているので、お好みのタイプを購入してください。

真冬は底冷えするので、2重にするか追加で銀マットなど敷くと、さらに快適さが向上すると思います。

ちなみに僕はEVAフォームマットを使用しています。

LEDランタン

バッテリー上がり防止と居住スペースの照明を兼ねて、LED式ランタンを導入するのもオススメ。

【snowpeak】たねほおずき

僕はジェントスのLEDランタンかsnowpeakのたねほおずきを使用しています。

天井に設置してあるロッドホルダーの間に渡したワイヤーネットにランタンを引っ掛けるとイイ感じで車内を照らしてくれるので、夜ご飯の時間がとてもムーディーに。

ありがちな白い光ではなく電球色ならではの温かみがあるので、非常にリラックスできますよ。

食後に翌日使う釣具をいじりながら過ごすひとときは、とてもイイ時間です!

クーラーBOX

時期にもよりますが、暑い日はクーラーBOXがないと食材が持ちません。

普通の車中泊なら現地で食材を調達すれば良いですが、『車中泊×釣り』の場合、釣り場の近くは食材を調達できる場所が限られていたり、いったん釣り場に出てしまうと容易に動くことができなくなったりすることも多々あるので、高性能なクーラーBOXがひとつあると安心です。

個人的には、アウトドアメーカーから販売されているクーラーBOXがカッコイイ感じで好みです。

今は釣り具メーカーのクーラーBOXを使っていますが、きっと次はアウトドアメーカーから購入することになりそうです。

釣り具

もちろん、釣り具は一番の必需品ですね。

これを忘れると、普通の車中泊になっちゃいます(笑)

釣り竿は長くてかさばるというイメージがあるかもしれませんが、最近はパックロッドという分割式の釣り竿も増えてきました。

持ち運びが劇的に楽です。

5分割の釣竿

以前のパックロッドは強度面や性能面であまり良いイメージがなかったのですが、近ごろは各社本気のパックロッドを開発しているので、強度面、性能面ともに全く問題ナシ。

僕は手持ちの釣り竿の9割をパックロッドに入れ替えたほどです。

ホームセンターで売っている雨どいを利用した自作ケースに入れ、車体側面のワイヤーネットに自転車などに使うゴムバンドで固定し、収納しています。

全くスペースを取ることなく、とても便利です。

その他、釣りに必要なものはコンテナに入れてベッド下の収納へINすれば、十分なベッドスペースを確保することができます。

ホームセンターで買える折りたたみ式のコンテナも活用。

使わないときは畳んで収納できるので便利です。

現地での注意点

現地に到着したからといって、どこでも車中泊できるわけではありません。

道の駅や高速道路のパーキングエリアはドライバーが休憩するための場所なので、休憩や仮眠をする程度の車中泊は基本的に可能となっています。

ただ、道の駅などを利用する車中泊は、車内で何もかも完結させるのが大前提だと僕は考えています。

車のサイドにタープを張って外で調理したりするのは、完全にキャンプ行為になってしまうのでやめた方が良いでしょう。

過剰な長居やアイドリングもマナー違反なので注意してくださいね。

まとめ

ここで書かせて頂いたように、『車中泊×釣り』の相乗効果は絶大です。

早めに到着して車の中でぐっすり仮眠すれば、朝からフルパワーで釣りができちゃいます。

みなさんも、ぜひ車中泊×釣りを始めてみませんか?

いつもの車中泊プラスαの体験ができるので、新しい楽しみを見つけられるかもしれませんよ!

ライター: 渡辺 ヒロユキ

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執筆者プロフィール
車旅情報Webマガジン「DRIMO」
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