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ビルダー自ら最高峰とうたうハイエースベースのキャンピングカー!快適装備、全部入り! K-WORKS AURORA EXCLUSIVE ARTISAN TYPE1
キャンピングカー情報をはじめとして、キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信しているWEBマガジン・DRIMOから、実際に車中泊やキャンピングカーを楽しんでいるライターによる記事をMOBYがご紹介します。※以降の記事内容および記事タイトルはDRIMOからの引用・参照です
トヨタ・ハイエースをベースにしたバンコンタイプのキャンピングカーを数多く製作・販売しているK-WORKS。
これまでシックで豪華な内装やポップアップルーフ、強力な電装システム、車載用エアコン搭載といったバンコンにもあったらいいなと思う装備がそろった「オーロラエクスクルーシブ」シリーズや「オーロラスタークルーズ」シリーズをラインナップしてきました。
そんなK-WORKSが「オーロラエクスクルーシブの最高峰」として今年(2022年)、お披露目したのがAURORA EXCLUSIVE ARTISAN TYPE1(オーロラエクスクルーシブ アーチザン タイプワン)。
7人乗りなので大家族でも普段使いしやすいし、憧れの装備をあれもこれも全部入りにして、電装類もパワーアップ。
K-WORKSのハイエースのキャンピングカーで「いちばんいいやつください」と言いたい人に!
目次
AURORA EXCLUSIVE ARTISAN TYPE1(オーロラエクスクルーシブ アーチザン タイプワン)のコンセプトと特長
アーチザン=匠、職人。
「7人乗車を実現したオーロラシリーズの最高峰」。
これがオーロラエクスクルーシブ アーチザンタイプワン(以下アーチザン)のコンセプト。
オーロラエクスクルーシブには5star(ファイブスター)というモデルもあり、ケイワークスのハイエースベースのバンコンでは上位モデルですが、アーチザンはさらにその上。
5starは5人乗りですが、アーチザンは7人乗りとなっています。
ちなみにベース車に、ハイエースの標準ボディとワイドミドルのどちらを選んでも7人乗車で走行できます。
アーチザンの特長としては、
●クーラーやFFヒーター、ソーラーパネル、断熱・防音処理、さらには冷蔵庫、電子レンジ、カーテン、脱着式テーブル、リアクオーターパネル、追加スタビライザーまで標準装備。一般的にはオプションとなるような装備もあらかじめ全部付き。
●元々あったオーロラエクスクルーシブ ファイブスターと比べて同等以上の高級感のある家具類ももちろん標準装備。
●K-WORKSのキャンピングカーの中でいちばん強力な超大容量リチウムイオンサブバッテリーシステム。
キャンピングカーとしての設備や内装でこれ以上はもうないというくらい、すべてそろっています。
アーチザン タイプワンの外装
ベース車両の外装には手を加えないバンコン(バンコンバージョンの略)にこだわっているK-WORKS(ケイワークス)。
アーチザン タイプワンも他のケイワークスのハイエースをベース車両としているキャンピングカーと同様に、外装は何も変わらずハイエースのままでまったく目立ちません。
唯一、ケイワークス得意のポップアップルーフを選択した場合はやや全高が高くなりますが、ぱっと見では違いに気づくことはほぼないでしょう。
ショッピングモールや街中の公共駐車場などに止めていても違和感がなく、見た目的にも普段使いしやすいです。
アーチザン タイプワンの内装
アーチザンに限らずですが、ケイワークスのキャンピングカーの内装(家具)は高級感がありハイクオリティ。
それもそのはずで、三河の家具職人が一つひとつ手造りしているとのこと。
中でもアーチザンはケイワークスが最高峰モデルと言っているように、カウンターキッチンの天板に厚さ3cmの天然無垢材を使うなど、材料からとてもこだわって仕上げています。
では内装の各部を見ていきましょう。
室内レイアウト
アーチザン タイプワンのセカンドシートには前後、フラット、リクライニングと自由に向きや姿勢を変えられるREVOシート(3人掛け)を採用。
セカンドのシートの後ろ、進行方向に向かって右側に横向きのベンチシート(2人掛け)を設置しています。
運転席と助手席に2名、セカンドシートに3名、横向きベンチシートに2名。
計7名が乗車(走行)可能。
車両最後部の左側には、シンクや電子レンジ、冷蔵庫が収まっているキャビネット。
反対側も横かけベンチシートの背もたれの裏側から最後部までがキャビネットとなっていて、こちらには国産クーラーが設置されています。
ちなみにアーチザンには本記事で紹介しているタイプワンのほか、タイプツーというモデルもあり、こちらは横掛けベンチシートの代わりに、前向き2人掛けシートが3列目シートとして置かれています。
ベッド展開は?
セカンドシートのREVOシートをフラットにして、横掛けベンチシートの背もたれマットを外して左側のキャビネットとベンチ―シートのすき間にはめ込むことで、ベッドとなります。
幅最大1400mm、長さは2100mm。
大人2人が就寝できます。
基本の就寝定員は2名ですが、オプションのポップアップルーフを付けた場合はルーフ上と合わせて大人4名が寝られるようになります。
ダイネットについて
セカンドシートを後ろ向きにすると、横向きベンチシートと合わせて5名が食事をしたりくつろいだりできるダイネット(リビング)となります。
テーブルはセカンドシートと横向きベンチシートの間にはめ込むタイプのものが標準装備されています。
キッチン
後部進行方向に向かって左側のキャビネットがキッチンです。
シンクが2つあるのがアーチザンの特長。
給排水タンクは各19L。
最後部のシンクの下側には伸び縮みして車外で使えるシャワーも付いています。
シンク下に電子レンジと冷蔵庫を設置。
簡単な調理をするには十分な設備がそろっています。
収納スペース
冷蔵庫の上と電子レンジの下に小物が入る引き出しが1つずつ。
レンジ下の引き出しのさらに下側には扉付きの収納スペース。
最後部には床下収納庫も備わっていて、ハイエースの限られた室内で少しでも多くの収納スペースを確保しようという努力が見て取れます。
K-WORKSのキャンピングカーの中で最強の電源システム
あれもこれも標準装備のアーチザンですが、隠れた特長として見逃せないのが電源システム。
同じオーロラエクスクルーシブのファイブスターの場合は最大で300Ah(3600Wh)リチウムイオンバッテリーを搭載できますが、アーチザンは510Ah(6100Wh)!
これは2000Whの大容量のポータブル電源を3つ分で、電子レンジやドライヤーなどの電気をたくさん使う家庭電化製品でもらくらく使えます。
また居室用のクーラーをエンジンを切った状態で8時間以上稼働できるので、サブバッテリーの「電池切れ」の心配はまったくなくなると言っても過言ではないでしょう。
さらに、・310Wソーラーパネル、2000Wインバーター(正弦波)、サブバッテリー残量計測、AC100Vコンセント(2カ所)、12Vシガーソケット、USBポート(2個口)、外部電源システム、走行充電システムなど、考えられる電装系の装備が標準装備されています。
オプション装備は?
標準で快適装備がなんでも付いているアーチザン。
これ以上のオプションというと大きなものではポップアップルーフをどうするかというくらいだと思います。
ただ、ぜひこれは追加したいという装備があればできるだけ対応するということなので、「もっと」という人は相談してみるとよいでしょう。
まとめ
これだけの装備があらかじめそろっているアーチザン。
価格も税込で792万8000円~となかなかのものですが、とにかく至れり尽くせりのハイエースベースのキャンピングカーがいいというのなら、これを買っておけばおそらく不満はないと思いました。
■ AURORA EXCLUSIVE ARTISAN TYPE1のスペック・価格
ビルダー:K-WORKS(ケイワークス)
ベース車両:ハイエース※標準ボディ、ワイドミドルどちらも対応
ベース車両寸法(mm): 全長4695×全幅1695×全高1980(ナロー標準)
全長:4840×全幅1880×全高2105(ワイドミドル)※装備により変動
ナンバー:8ナンバー(キャンピングカー登録)
乗車定員:7名
就寝定員:2~6名 ※2段ベッド使用時4名 ポップアップルーフ使用時6名
価格:7,928,000円(税込)~
※公式サイトはこちら
ライター:DRIMO編集部
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