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猫と一緒にキャンピングカー旅行!おすすめの行き先や注意点は?

キャンピングカー情報をはじめとして、キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信しているWEBマガジン・DRIMOから、実際に車中泊やキャンピングカーを楽しんでいるライターによる記事をMOBYがご紹介します。※以降の記事内容および記事タイトルはDRIMOからの引用・参照です


車内の広いキャンピングカーは、ペットを連れた旅行にぴったりですよね。

我が家は大人2人と猫1匹で旅行に行きますが、キャンピングカーなら、毎日使っている猫トイレもそのまま置けて、猫は車内でも普段の生活の延長線上のようにくつろいでくれます。

もちろん小さい頃からキャンピングカーに乗って慣れている、というのもあります。

コロナ以降は猫旅ができていませんが、おうち時間が増えて猫を飼い始めた方や、コロナが落ち着いたら猫とでかけてみたいという方へ。

今回は猫との旅行の行き先や注意点、猫の寝場所について書いていきたいと思います。

猫とおでかけ、どこへ行こう?

まず猫とのおでかけは、猫がキャンピングカーやリードに慣れていることが前提です。

猫の個性によって得意・不得意は変わってきます。外や車が苦手な子もいるため、無理はさせないようにしましょう。

猫とのおでかけは、刺激の少ない静かな場所へ

猫はちょっとしたことに驚いて、パニックになりやすい生き物です。

先日も庭で猫と遊んでいたら、突然やってきた大きなカラスに驚いて大パニック。

やみくもに走り出そうとしたため、慌てて捕まえました。

おかげで手は傷だらけになるわ、「シャーーッ」と威嚇されるはで大変でした。

そのため飼い猫を外に連れ出す際は、できるだけ刺激の少ない場所がおすすめ。

人気の観光地などの人が多い場所や、車の多い場所は避けた方が無難です。

また、いきなり外に出すのではなく、最初はケージやペット用リュックに入れて様子を見るなど、猫がおびえていないか様子を観察してあげましょう。

大きな音に気を付けよう

うちの猫は、ザブーンと大きな音のする波打ち際や、ゴーッと流れる川が苦手。

一方、同じ川でも音のしないようなチョロチョロと流れる川は平気です。

猫は一般的に水が苦手ですが、大きな音がするかどうか、というのも大切なよう。

確かに人間でも、未知のものや音って怖いですよね。

その子にとっての、苦手なものと平気なものをよく知っておくことが大切です。

猫とのキャンピングカー旅行。猫の寝場所は?

キャンピングカーで猫とおでかけ!となると、考えたいのは猫の寝場所。

猫と一緒に旅行をしていると色々なことが起こります。

猫もそれに対応できるように、小さいうちから慣れさせておくと安心です。

ここからは実際に我が家で起きたことと、猫の寝場所についてご紹介します。

猫も飼い主も、一緒にキャンピングカーで寝る

せっかくキャンピングカーで猫と旅をしているのですから、基本は寝る時も一緒です。

猫は寝心地の良い場所を見つけるのがとても上手。夏場は助手席や窓際など涼しい場所を見つけて寝ています。

冬は寒いので人の布団に入って一緒に寝たり、人の上に乗って寝たり(笑)

近くで寝てくれると少し狭いものの可愛くて、旅の癒しにもなっています。

猫だけキャンピングカーで寝ることも

我が家では、キャンピングカー旅行の最中でもホテルに宿泊することがあります。

理由は目当ての温泉旅館があるとか、長時間のPC作業や、たくさんある撮影機材への充電のためなど様々です。

基本的にはソーラーパネルで充電は賄えますが、天気が悪い日が続くと電力が枯渇することも。

そんなホテル宿泊の夜は、猫はキャンピングカーで一人寝です。

ちょっと可哀そうな気もしますが、猫が触って困るものは手の届かない場所に置いていますし、我が家の場合は車内も家のようにリラックスして過ごすことができるように、広々とした動けるスペースがあります。

ペットホテルに預けるよりも、猫がくつろげるように工夫しています。

もちろん、小まめに様子を見に行ったり、ごはんをあげたりは忘れません。

ペットホテルなどに預ける

やむを得ない事情で、猫のためにペットホテルに預ける場合もあります。

2年前の夏、北海道をキャンピングカーで旅行中、大阪の親族に不幸があり、慌てて新千歳空港からの飛行機を予約し、1泊2日で大阪へ飛びました。

その時に利用したのが千歳市にあったペットホテルです。猫を連れていくことはできなかったので、餌やトイレなどペットホテルで面倒を見てもらえて助かりました。

その北海道からの帰り道では、小樽から新潟までカーフェリーを利用しました。

1泊する船で、その間、車両スペースには降りられません。

ここではペット用に、それぞれ4つのケージが並んだ部屋が2部屋、用意されていました。

うちの猫のいる部屋には他にハムスターかフェレットがいましたが、隠れていて姿は見えませんでした。

もうひとつの部屋からはワンワンと吠える声が聞こえたので、犬部屋のようでした。

ケージに入っているとはいえ、部屋を分けてくれた船の配慮が嬉しかったです。

滞在中はインフォメーションで鍵を受け取れば、餌や水などの世話をすることができ、何度も様子を見に行けて安心でした。

ペット宿泊可のホテルで一緒に泊まる

あまり多くありませんが探せば猫と泊まれるホテルもあります。

ネットで検索してみると、猫用のキャットタワーが用意されているホテルも。

キャンピングカーが家替わりになっているため、まだ利用したことはないのですが、猫とのホテルも楽しそうですね。

ただ「ペットと泊まれるホテル」と表記されている場合は、ほとんどが犬を想定したものなのでご注意を。

一度たまたま泊まったホテルがペット可と書いてあったので聞いてみたら、「猫はちょっと…」と断られたことがあります。

たしかに猫が入り込みそうな隙間(ベッドの下やテレビ台の裏など)はあまり掃除されておらず、連れていく気にはなれませんでした。

キャンピングカー×猫旅におすすめの行き先

ここからは、私たちが猫と行って良かったと思う、おすすめのスポットや過ごし方をご紹介します。

静かな湖や川で、猫とのんびり過ごす

穏やかな湖や川は、人も少なくのんびりと過ごせます。

周囲には緑も多いので、犬のようにクンクン臭いをかいでみたり、見慣れない景色に少しそわそわしながら楽しんでくれました。

とは言え、ちょっとビビりな面もあるので散歩は短時間。

様子を見て5分くらいの時や、大丈夫そうなら30分くらい散歩する時もあります。

人が多かったり音が大きい時には、外に出さずに車でのんびり過ごす場合も。猫の様子を見ながら、ストレスにならないようにしています。

一度だけ岩手県の「猊鼻渓(げいびけい)」で、舟下りを楽しんだこともあります。

ペットも一緒に乗れる舟はなかなか珍しいですよね。

観光地でもあり基本はリュックに入れて移動し、少しだけ外に出すと興味深そうにあたりを見渡していました。

川も穏やかで、途中で降りて散策する時間もあったので、猫もリラックスして過ごしていました。

花畑や公園で猫散歩(ねこんぽ)

写真は北海道、美瑛の花畑「四季彩の丘」。店内とアルパカ牧場を除きペット入場が可能です。

最初はペット用リュックに入れて入園し、人の少ない場所をリードをつけて散歩。

この日は温かい陽気で気持ちよく、猫と一緒に綺麗な花畑を満喫しました。

人もまばらで静かな湿原

こちらは長野県、志賀高原の湿原です。標高が高く、夏でも爽やか。

志賀高原ルートというドライブルートがあり、キャンピングカーでのドライブにもおすすめ。

ところどころに展望スポットや、散策ルートがあり、小さな池や湿原のまわりを散歩できるお気に入りの旅先です。

湿原に入らないように基本は猫リュックで短く移動し、ベンチのある場所で少し出してごはんをあげました。

猫と一緒に楽しいキャンピングカーライフを!

犬と比べれば少しハードルの高い猫との旅行ですが、キャンピングカーだからこそできることがたくさんあります。

猫が「キャンピングカーは家」だと思ってくれたら、旅のスタート!

猫とのキャンピングカーライフを、ぜひ楽しんでみてくださいね。

ライター:まのあつこ

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執筆者プロフィール
車旅情報Webマガジン「DRIMO」
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