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キャンピングカーのダイネットを快適化!〜市販のマットレスで常時フラットにDIY〜

キャンピングカー情報をはじめとして、キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信しているWEBマガジン・DRIMOから、実際に車中泊やキャンピングカーを楽しんでいるライターによる記事をMOBYがご紹介します。※以降の記事内容および記事タイトルはDRIMOからの引用・参照です


こんにちは。キャンピングカーに乗るようになって、もう10年目に突入しますが、キャンピングカーライフには、全然「飽きる」ということなく楽しく過ごしています。

そして、もっと快適に過ごせないかと、夢を膨らませながらDIYを進めています。

今では子供たちも手を離れ、夫婦二人になってしまったことで、キャンピングカーで過ごすスタイルも大きく変わりました。

そこで今回は、夫婦二人という環境に合わせて思い切って、「お座敷スタイル」というフラットな状態にレイアウト変更しました。

また、それにあわせて快適に眠るためにマットレスを選んでみたので、皆さんのキャンピングカー快適化の参考にしてください。

ダイネットが使いにくくなってきた

上の写真は、我が家のキャンピングカー「セレンゲティ」のダイネットです。

対面式のシートアレンジで、真ん中にテーブルを配した、国産のキャブコンのキャンピングカーでは、割とベーシックなレイアウトです。

私自身、キャンピングカーの内装といえば、このレイアウトをイメージしていましたし、憧れもあって購入したわけですが、実際にキャンピングカーを使っていくにつれ、我が家にとっては「あまり使いやすい」とは言えなくなってきました。

その理由は、
① 普段も足を伸ばしてリラックスしたいのだけど、シートのままだとそれが難しい
② 自作のテーブルを作ったことで、食事中も空間を大きく使用することが可能になったこと
③ キャンピングカーの中で、パソコンを使用する事があまりないこと
④ シートに4人かけで座っていると、割と窮屈に感じることが多い
⑤ 最近は夫婦二人で過ごすことが多く、走行中は誰も乗っていないためにシートの有用性が低くなった

このような状況から、我が家にとっては、「お座敷スタイル」にすることがベストだと考えて変更を加えることにしました。

現在の使用状況(お座敷スタイル)

お座敷のスタイルになっている方が気持ちもリラックスしてきますし、すぐにごろんと横になれることに幸せを感じるのです。

マットの組み合わせで寝ることには慣れが必要

椅子のマットレスを組み合わせていたときの物。通常はテーブルが真ん中に収まるのだが、我が家は使わないので別の軽い板に交換

皆さんもご存知の通り、ダイネットをフラットに展開(ベッド展開)するには、テーブルの天板を対面シートの間に渡して、シートの背もたれとして使用しているクッションを、天板の上にはめ込むのが一般的です。

しかしシートクッションでは、つなぎ目の沈み込みもあって、体の重さを均等に支えていない印象が強く、どうも快適さが得られません。

また、汚してしまったり、破損してしまうと、キャンピングカー部品なので、高価なものだったり、手に入るかどうかも保証が出来ません。

お座敷のスタイルにすると決めたものの、どうやって綺麗なフラット状態を作って行くかを考えないといけませんでした。

そこで、シートクッションを取り外してしまい、交換も容易で価格も安い、市販のマットレスを使用することにしました。

マットの種類によっても差がある

市販のマットレスは、何種類かある事がわかり、手に入れやすい物から使ってみることに。

ウレタンマット

ウレタンマットレス(グレー色の物)

最初に買ったのは、普通のウレタンマットレス。

厚さ6センチくらいはあったものの、カットが簡単にできたのと、価格も安くて購入しやすかったのが選択の理由でした。

マットレスをダイネットの形に合わせてカットし設置

写真のように、設置は簡単で、DIYで据え付けることが出来ました。

しかし、マットの質も低かったのか、すぐにへたってしまい、交換を考えなくてはならなくなりました。

低反発マット

バンクベット(低反発マットレス)

次に候補として考えられるのは、低反発マットレスです。

我が家のキャンピングカーのバンクベッドには、購入時から低反発のマットレスが備えられています。

その寝心地は、体の形にフィットするものの、支えている感じがなく、沈み込んでいる感じ。

低反発マットはたくさんの種類があり、好みによっても変わってきますが、わが家のダイネットでは採用されませんでした。

高反発マット

高反発マットレスの設置

最終的にダイネットで使用しているのが、高反発マットレスです。

堅くもなく、沈み込みも抑えられて非常に快適。4年ほど使っていますが、へたり感もまだなく、不満はありません。

ダイネットのマットは寝るほかに、座る用途もあるので、ある程度の堅さも必要だと思います。

▼使用しているマットレス

エアーマット

ちなみにマットレスの中には、空気を入れて膨らませてマットとして使う、エアーマットもあります。

今回の用途には合わず、実際に使用したことはありませんが、空気を抜けばコンパクトに持ち運びができて、入れる空気の量で寝心地も調整できます。

テント泊や、車中泊に適しているのではないでしょうか。

お座敷スタイルでの食事方法は?

朝食など簡単な食事のときは、マットに腰掛けて、ここで食事をしています。

テーブルは引き出しユニットに小ぶりの天板をのせられるようにしました。

鍋をする時など、少し広いスペースが欲しい時には、自作の片バタテーブルを使用すれば、お座敷スタイルでも問題ありません。

自作のドリンクホルダーと、片バタテーブル。半分を閉じた状態

その時の食事に合わせてテーブルの大きさを決められるようにしているので、大きすぎることも、小さすぎることもなく、お座敷スタイルでの快適な食事が可能になりました。

まとめ。自分のスタイルに合わせて

その人のライフスタイルや家族構成、車内でそのように過ごしたいかによって、キャンピングカーのスタイルは変わってくると思います。

私の場合は、「お座敷スタイル」というフラットな状態をキープしたかったので、思い切ってマットレスに交換しました。

今では大正解だったと思っています。

またキャンピングカーの利用方法が変わってしまったら、元の状態に戻すことも簡単なのが良いですね。

「楽しみながら、学びながら変わっていくことを受け入れてくれるキャンピングカーは最高」だといつも思います。

皆さんも一度試してみてはいかがでしょうか?

とても楽しいですよ♪

ライター: Tanisan

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執筆者プロフィール
車旅情報Webマガジン「DRIMO」
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