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密を避けて旅行しよう!大型キャンピングカーでも行ける観光スポット

キャンピングカー情報をはじめとして、キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信しているWEBマガジン・DRIMOから、実際に車中泊やキャンピングカーを楽しんでいるライターによる記事をMOBYがご紹介します。※以降の記事内容および記事タイトルはDRIMOからの引用・参照です


混雑を避けてレジャーを楽しみたい方におすすめ、私たちがいままで旅行してきた中で、「密になりにくく楽しかったよ!」と思うおすすめの観光スポットを紹介します。

自然豊かな景色やドライブ、レンタル自転車でサイクリングなど、きっと楽しんでリフレッシュできますよ。

陸奥湾周辺には、密になりにくい観光スポットがいろいろ。

以前、葦毛崎展望台を観光していた時に、地元の方から「もし、時間があれば陸奥湾に行ってみて。なんにもないけど、景色がとっても良いから」と教えてもらったことがありました。

その後で、実際に行ってみたら本当にすごく良かったので、陸奥湾周辺のおすすめスポットをいくつか紹介したいと思います。

私たちのおすすめは、陸奥湾に面している「夏泊ほたてライン(青森県東津軽郡平内町)」を走りながらのスポット巡りです。

「夏泊ほたてライン」は、陸奥湾に突き出した夏泊半島をぐるっと1周する海沿いの道で、自転車やバイクのツーリングコースとしても人気があるようです。

白鳥ドリームパーキングから見る陸奥湾

国道4号線から「夏泊ほたてライン(県道9号線)」に東側から入りしばらく北上すると「白鳥ドリームパーキング」が見えます。

駐車場とトイレがあるだけの休憩所のような場所ですが、海に向かっての見晴らしが抜群なんです。

駐車場は普通車5台分とバス2台分で少ないですが、敷地は広く大きめのキャンピングカーでも気軽に停めることができます。そしてきれいな公衆トイレが完備されています。

この先は観光バスも通れる広い道が続いているので安心です。

白鳥ドリームパーキングからの眺めはこんなかんじです。陸奥湾からの海と街を見渡せます。

この日は、波もなく穏やかな海でした。なんだかとても落ち着く景色でしばらく眺めていました。

あとで知ったのですが、ここからの日の出を望む景色は格別だそうです。今度は、時間を合わせてぜひ見てみたいですね。

大島パーク

さらに「夏泊ほたてライン」を北に進むと椿山海岸、椿山キャンプ場と続き、その先に「大島パーク」が整備されています。

海に面していて松並木に磯が広がり、晴れた日には海の向こうに下北半島と釜伏山が望むことができる絶景スポットです。

ただ、訪問した日は天気も良く駐車場からあふれて路駐している車がたくさんいたので、絶景スポットから少し先にある「ほたて養殖 顕彰碑」がある駐車場に停めました。

「ほたて養殖 顕彰碑」のそばの駐車場は50台くらい停めることができる広い駐車場です。トイレも完備されています。

大島

大島パークは夏泊半島のほぼ北端。そこから「夏泊ほたてライン」を道なりに少し西に進むと、大島があります。

大島はとても小さな島で、夏泊半島の夏泊埼からわずか200m沖合にあって渡橋で歩いて渡れます。

渡橋の手前にある駐車場は50台くらい止めることができる無料駐車場(2010年から)で、大島に釣りに行く人にも人気があるスポットです。

大島に繋がる夏泊埼には5軒ほどの民宿や食堂が集まっています。

私たちは民宿佐々木食堂というところで「ほたてしおラーメン」を食べました。

小ぶりな蒸しほたてが7個とわかめが入ってあっさり塩味でした。店の横にあるいけすの帆立なのでプリップリでとってもおいしかったですよ。

民宿と食堂が集まっている一画を抜けると渡橋があり、満潮でも大島まで歩いて渡れます。

島の面積は20ヘクタールで灯台があり、陸奥湾全体を一望できます。

夏泊ほたてライントンネル

いよいよこのトンネルを抜けるとほたてラインが終わりです。

ほたて広場

ほたてラインを走り終わって、T字路に差し掛かったら浅虫方面(西側)に曲がると「ほたて広場」があります。大きな看板があるのですぐにわかります。

陸奥湾の活ほたてやほたて加工品、地元農産物などの販売を行っているのでおみやげを買うには最適だと思います。

ほたて広場
住所:青森県東津軽郡平内町大字土屋字鍵懸 56
電話:017-752-3220
営業時間:午前9時~午後6時(11月~3月:午前9時~午後5時)
休館日:毎週水曜日、12月31日~1月2日
公式HP:ほたて広場

○青森県の陸奥湾周辺の情報はこちら「青森県観光情報サイト」

ダム巡り

群馬県沼田市「玉原(たんばら)ダム」

群馬県沼田市にある玉原ダムは、高原の自然に囲まれた絶景スポットです。

ビジターセンターには広い駐車場があり、観光バスが数台いました。

市街地から離れていて、夏でも高原の涼しい風が吹きとても気持ちが良いです。

上信越高原国立公園に隣接する玉原ダムは登山やスキーなど年間を通じて多くの人が訪れるところです。

周辺はサイクリンロードになっているので、ダムを見ながら一周できます。

約6kmのちょっと長めのコースでしたが林の中を走ったり、鳥のさえずりなど聞いたりしながら楽しいポタリングができました。上り坂もあり少し汗ばむほどでした。

玉原ダム
住所:群馬県沼田市上発知町玉原
TEL:0278-25-8555(沼田市観光案内所)
駐車場:30台
玉原ダム紹介サイト:TEPCO 東京電力リニューアブルパワー

神奈川県愛川町「宮ヶ瀬ダム」

宮ヶ瀬湖は「宮ヶ瀬湖畔エリア」「ダムサイトエリア」「鳥居原エリア」の3つのエリアに分かれています。

「ダムサイトエリア」には「宮ヶ瀬ダム」と「宮ヶ瀬ダム水とエネルギー館」などの施設があります。

私たちはダムサイトエリアにある県立あいかわ公園の駐車場にキャンピングカーを止めて、宮ヶ瀬ダムを見に行きました。

県立あいかわ公園の駐車場の平日の駐車料金はなんと!無料です。

さすがに土曜日、日曜日、祝日ゴールデンウィーク、夏休み、春休みは有料ですが、それでも1日500円と良心的な料金設定になっていました。

ちなみに私の所有しているキャンピングカーは全長が約6mですがここでは「普通・軽自動車」の部類に入るので500円でした。

たまに、大型車とみなされることがあるので車両区分があるところは毎回ドキドキします。

駐車場は2カ所あり南駐車場は普通・軽461台、北駐車場は普通283台を止めることができます。

公園内には、上の写真のようにピクニックや休憩に最適な広場があります。

バーベキューやコンロの使用は禁止ですがお弁当などは食べることができます。この日は天気が良く、あちらこちらにテントを張っているファミリーがたくさんいました。

マナーとして各自ゴミは持ち帰りになります。

あいかわ公園駐車場から、宮ヶ瀬ダム・石小屋ダム(宮ヶ瀬副ダム)へ歩いて行けます。

上の写真にあるように、宮ヶ瀬ダムまで1,000m、徒歩15分の距離です。

歩くのに自信がない方は公園内のパークセンター前からダムまで、ロードトレイン「愛ちゃん号」(片道:大人300円、子ども200円) が走っているので安心です。

宮ヶ瀬ダムは、重力式コンクリートダム(コンクリート使用量が日本一)、高さ156m、長さ約400mの首都圏最大級のダムです。

1秒で30立方メートル=30トンもの水が落ちていく様子は大迫力です。

私たちは公園の駐車場から、ゆっくり散策しながら30分ほどかけてダムまで歩きました。

子どもにはうれしいアスレチックや水遊び施設、それに自然がいっぱいあるので1日いても足りないくらい広い公園です。

神奈川県立あいかわ公園
開門時間:4月~9月 8:30~18:00
10月~翌3月 8:30~17:00
電話:046-281-3646
駐車場:南駐車場/大型・中型9台、普通・軽461台
北駐車場/普通283台(平日は大型・中型専用で30台駐車可能)
※年末年始休みあり
公式HP:神奈川県立あいかわ公園

宮ヶ瀬ダム 水とエネルギー館
住所:神奈川県愛甲郡愛川町半原字大沢5157
電話:046-281-5171
営業時間:午前9時~午後4時30分(入館は午後4時まで)
※新型コロナ対応で、開館時間が短くなっています。
※12月~3月は、午前10時~午後4時(入館は午後3時30分まで)
休館日:毎週月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始(12/29~1/3)
公式HP:宮ヶ瀬ダム 水とエネルギー館

灯台

石川県珠洲市にある禄剛埼灯台(通称:狼煙の灯台)

能登半島最北端の岬にある禄剛埼灯台。「道の駅狼煙」に車を停めて歩いていきます。

道の駅から横断歩道を渡り、急な坂道を片道10分ほど歩いて登ります。道は綺麗に整備され芝生やお花などが植えられていました。

高い土地に立っているので背丈は12mと短くどっしりとした灯台です。

ここは能登半島の外浦と内浦の双方にまたがる地点のため、「朝日と夕日」を同じ場所で見ることができるスポットです。

灯台周辺は晴れた日は、立山連峰や佐渡島を望むことができ、崖下には「千畳敷」が広がります。

また、モニュメントが複数あり、その一つに「日本列島ここが中心」と書かれた碑がありました。

日本の中心と名乗りを上げているのは28ヶ所もあるそうです。ここもその一つなんですね。

今回は、道の駅狼煙から登りましたが、もう一つ登り口が「禄剛旅館」の脇にもあります。

帰りは、漁港を眺めながら階段を下るのも良いですね。

禄剛埼灯台
住所:石川県珠洲市狼煙町イ-51
外観見学無料(内部は年に数回公開)
駐車場:110台(道の駅狼煙駐車場・無料)
公式HP:禄剛埼灯台

日本海を眺めながらのんびりくつろぐ

新潟県新潟市 間瀬こめぐりシーサイドパーク・こめぐりの郷公園

間瀬こめぐりシーサイドパークは、新潟市の南西部にある間瀬漁港の隣にあって広々とした芝生広場を囲むような遊歩道が整備されています。

道を挟んで向かい側にあるこめぐりの郷公園も同じように広々としていて、日本海を眺めながら散歩したり、休憩したりするにはおすすめのスポット。

広い芝生と多目的広場のほかに、海辺を散策できる遊歩道があります。

駐車場は、公園入り口と奥にもあります。

トイレは管理が行き届いて清潔できれいです。

日本海を望みながらゆっくりくつろいでのランチを食べました。

堤防からはイナダやサワラ、サバなどの釣りを楽しむこともできます。

間瀬こめぐりシーサイドパーク・こめぐり
住所:新潟県新潟市西蒲区間瀬

自転車

静岡県 道の駅伊豆のへそ

「道の駅 伊豆のへそ」はユニークというかめずらしいサービスがいろいろとあります。

その中でも私たちが惹かれたのが世界的な自転車ブランドであるメリダの展示・レンタルサイクルショップでした。

出かける4日前にWebで予約をしてお店を訪れました。入ってすぐに植物園があり、びっくり!

見たことのない南国っぽい植物があったり、至るところに自転車が置かれていたりと不思議な雰囲気がある道を歩いていくと突如明るくなり、メリダのレンタルサイクルショップの玄関があります。

当日はWeb予約時に届いたメールをスタッフに見せます。受付時に身分証明書と携帯番号を見せて参加証を受け取ります。

店内にはメリダの高価なスポーツサイクルが約200台とズラーっと並んでいます。

どれもかっこよくめったに乗れない高級自転車なのでなので、どれにしようかかなり迷いました。

その場でヘルメットやグローブなども借りることができるので手ぶらで楽しめます。

そして、近場を走る初級、中級、上級のロードコースのパンフレットが用意されているので道がわからなくても安心です。

乗りたい自転車が決まったら、シートの高さを合わせてもらい、簡単な説明を受けてスタート。

初級コースは修善寺まで狩野川沿いのサイクリングロードを走ります(約15.8km)。かなりの坂でも電動アシストのパワーがすごすぎて楽勝!

いつも乗っている自転車と比べ物にならないくらいグイグイ進む気持ちよさは、自分の脚力があると錯覚してしまうほどです。

今時のE-Bikeの進化はすごいです。機会があれば、皆さんも是非、体験してみてください。

ちなみに、自転車のレンタル料金には天然温泉の入浴料も含まれていたので、自転車を返して温泉で汗をさっぱりと流すことができました。

MERIDA X BASE
営業時間:午前9時~午後5時 年中無休(年末年始除く)
住所:静岡県伊⾖の国市⽥京195-2 伊⾖ビレッジ内
電話:0558-77-2727
公式HP:MERIDA X BASE

広島県尾道市 瀬戸田サンセットビーチ

瀬戸内海の夕日を満喫できるしまなみ海道にある海水浴場・瀬戸田サンセットビーチ。

こちらにはRVパークやキャンプ場もあります。瀬戸田サンセットビーチは駐車料金が無料です。

また、自転車のレンタルもしています。

生口島の周辺はほとんど平でアップダウンが少なく、初心者には走りやすい道路です。

インスタ映えする国内最長1,480m、海面から高さが48mの斜張橋「多々羅大橋」を自転車で渡ることができます。

瀬戸田サンセットビーチ
住所:広島県尾道市瀬戸田町垂水1506-15
電話:0845-27-1100
無料駐車場:100台(海開き期間のみ臨時駐車場あり:300台)、大型バス2台、バイク12台
通常業務の営業時間:9:00〜17:00 ※海開き期間中は延長あり
公式HP:瀬戸田サンセットビーチ

道の駅 多々羅しまなみ公園

多々羅大橋の大三島川のたもとにある多々羅しまなみ公園には写真スポットの「サイクリストの聖地の碑」があり、多くのサイクリストが集まっていました。

フードコートにある名物の伯方の塩ソフトクリームで火照った体をクールダウンさせられます。

道の駅 多々羅しまなみ公園
住所 愛媛県今治市上浦町井口9180-2
電話 0897-87-3866
営業時間 9:00〜17:00
休業日 年中無休 ※冬季休館日あり
駐車場 普通車300台、大型16台、身障者用3台
公式HP:道の駅 多々羅しまなみ公園

まとめ

いろいろ紹介しましたが私たちが特におすすめなのは、青森で出会った地元の方に紹介してもらった「陸奥湾」。

地元の方のアドバイスは、そこに住んでいるだけあって説得力があるなって改めて思いました。

地元の方と会話をして、その方のおすすめや紹介で旅先を変更して、未踏の地を楽しむことができるのは、車旅であるからこその醍醐味です。

コロナ収束までおそらくあともう少し。

今回は、キャンピングカーを使った車旅で、ソーシャルディスタンスが取れる遊びを紹介してみました。

今後も、私たちが知らない場所や人が少ない場所などを探索していきたいと思います。

少しでもみなさんの参考になれば幸いです。

ライター:ささき夫婦

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執筆者プロフィール
車旅情報Webマガジン「DRIMO」
車旅情報Webマガジン「DRIMO」
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