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宮城県秋保温泉近く、伊達政宗に愛された名湯がある「RVパーク仙台秋保」のご紹介
キャンピングカー情報をはじめとして、キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信しているWEBマガジン・DRIMOから、実際に車中泊やキャンピングカーを楽しんでいるライターによる記事をMOBYがご紹介します。※以降の記事内容および記事タイトルはDRIMOからの引用・参照です
仙台市内から車で30分ほどのところにある『秋保温泉』。
そこからさらに10分ほど走れば、近くに川遊びができる自然豊かな中にRVパーク仙台秋保があります。
1日限定2台(超える場合要相談)とゆったり過ごせる静かな住環境で、アウトドアを存分に楽しめます。
ここでは焚き火も楽しむことができ、うれしいことに焚き火台は無料で貸し出していて、薪は現地で購入できるので手ぶらでOK。
オーナーさんは、キャンピングカーにて全国のRVパークを行脚し、車中泊を楽しみ、その経験を活かしてこの施設を設計したとのことでした。
まさに、痒いところに手が届くRVパーク仙台秋保の魅力をご紹介します。
買い物は道中で済ませよう
今回、私たちは山形県方面からお邪魔しました。
スーパーマーケットの情報としては山形県側から来る場合は、途中で山道になり、コンビニ程度のお店しかありませんので、天童市内や山形市内などで買い物を済ませた方が良いでしょう。
仙台市内からは来る場合は「ヨークベニマル」や道の駅のような「秋保ヴィレッジ・アグリエ」などがあります。
その中でもぜひとも勧めしたいのが「主婦の店 さいち」です。
ここは「おはぎ」を求めて、開店前から行列ができる超有名店です。
その他にも家庭的なお惣菜、炊き込みご飯やお弁当などいろんな種類があるのでテンションがあがりますよ。
予約方法からチェックインの手続きまで
電話予約
予定日の3日前にくるま旅のHPに記載されている電話番号に問い合わせました。
利用日、到着時間、車の車種などを応え予約完了。
個人で経営されているので電話予約対応時間が8:00〜17:00と決まっています。
私は8時過ぎに電話をしたところ、たまたま繋がらなかったのですが、直ぐに親切なオーナーさんから折り返しの電話が来ました。
ナビ設定
私のナビにはRVパークの情報がなかった為、住所設定にして現地に向かいました。
ナビ通りに進み「たけのうちはし」という橋を渡りきると右手に「秋保ニュータウン」と「技能教習センター」の看板が見えます。
入り口に看板は立っていませんが、そこの脇道を行くと、住宅団地の一角にRVパークが見えてきます。
利用料金
料金は1泊3850円/1台です。
その他、シャワーなど別途料金がかかります。
利用料金の一覧表を見て必要な物を追加します。
貸し出し品の豊富さは今まで私たちが利用したRVパークと比較しても、群を抜いています。
さらにWi-Fiが無料で利用できるので、スマホやタブレット、パソコンを使用する方でも安心です。
施設利用許可書に記入して、利用料金を支払います。
受付表と利用規約にサインをします。
個人で管理しているのにきちんとされています。
今回は、施設利用料とシャワー代(330円×2人)で4510円でした。
ゴミ処理代は無料。料金支払い後、仙台市のゴミ袋1枚もらいます。
最初は少し小さいかなと思いましたが、プラ製品は別に捨てるので使ってみると充分間に合う大きさでした。
施設について
外の水場
駐車場の後ろにシャワー付きの水場が設置しています。
水受けが少し大きいので、うっかり足をひっかけて転ばないよう気をつけてください。
特に夜間は暗くなるので、注意が必要です。
ちなみに、愛車の静水タンクは備え付けのタイプなのですが、我が家では、バケツに水を張りポンプで汲み上げ給水しています。
とても地味な作業ですが、この方法であればホースは1mで済み、長いホースを持ち運ばずにすんでいます。
ゴミ処理方法
水場の近くの入り口から入ると「プラゴミ」、「ビン、カン、ペットボトル」、「燃えるゴミ」と45Lのポリバケツが3個並んでいます。
全てのゴミを回収してくれるので長期の車中泊のときはとても助かります。
洗面所等
その奥には、流しとシャワー付きトイレとシャワーのセパレートユニットがあります。
焚き火やBBQの後にシャワーを浴びることができるのでありがたい設備です。
分離型なので体を洗いやすく、シャワーの水がトイレの床を濡らしてしまう心配もなく、とても使いやすかったです。
十分な広さの流しもあり、食器やBBQの後始末も楽にできます。
全自動洗濯機が設置されているので、万が一洋服を汚してしまっても安心ですね。
駐車場や電源について
電源はシャッターの横に3箇所あり、全て15Aの防滴コンセントとなっており、電源容量も十分です。
3箇所ある事で電源の場所を自由に選べて便利でした。
今回は、サブバッテリーの充電器(1,330W)を使用しましたが、電圧の変動もまったくなく、フルパワーで、短時間で満充電となりました。
駐車場
駐車場はコンクリート舗装で、水はけの施工上、若干の傾斜があります。
わが家の車は、クールスターを装備しているのですが、ビルダーさんからは取り付け場所の関係上、前後の傾きがキツイ場合、ドレインが不十分となり、エアコン本体から水漏れする可能性があるとのことでした。
ですが、私たちの場合はこの程度の傾斜は全く気にならず、エアコンも常時稼働させていましたがドレインも全く問題なし。
もし傾きが気になるという方は、レベラーの貸し出しもしていただけるので安心です。
夜の様子
RVパーク仙台秋保の付近は家が数件しかなく、道路の一番端なので車の騒音なども一切ありません。
RVパーク敷地は、有刺鉄線が上部に設置されている高さ2mの防犯金属フェンスが設置されており、夜間でも不法進入者の心配がなく、安心して車中泊が楽しめます。
灯は建物の明かりとランプの明かりで夜を楽しみました。
建物の明かりは、高輝度のLEDが設置されていることもあり、とても明るく便利です。
夜にはオーナーさんが気を遣って消灯してくださったことで、ガスランタンの良い雰囲気にて寛ぐことができました。
また、オーニングを出すこともOKなので、オートキャンプの気分を味わうことができます。
周辺観光地
ニッカウヰスキー 仙台工場宮城峡蒸留所
RVパークから車で約12kmのところにあります。
警備員が常駐している駐車場で、とてもひろく大きなキャンピンカーでも余裕で駐車することができます。
無料で工場見学を楽しむこともでき、ギフトショップでは試飲コーナーや雑貨やお菓子も充実しています。
さらに、ここでしか買うことのできないウイスキーなどがあり、目移りしてしまいました。
楽しさのあまり、時間が過ぎるのがとても早く感じ、気がつけばRVパークのチェックアウト時間が迫り、急いで次の旅先に向かいました。
また訪れたい場所でしたね。
秋保ワイナリー 仙台秋保醸造所
2015年12月にオープンしました。
RVパークから車で約7kmのところにあります。
秋保温泉街の中心にあり、店舗併設のワイナリーやワインに合う軽食も楽しめます。
ここで、ワインとハム、チーズを購入してRVパークでゆっくり楽しむのもいいでしょう。
温泉巡り
オーナーさん手作りの秋保温泉日帰り入浴情報がいただけます。
温泉が好きな方は、温泉巡りしてみるのもとても楽しいと思いますよ。
まとめ
オーナーさんは仙台市内に住んでいる方で、利用客の到着時刻に合わせて来ているそうなので、遅れそうな時は、早めに連絡を入れた方がいいですね。
「30代でこんなすばらしい施設を作ってすごいですね」とお伝えしたところ、もともと自分たち家族が楽しむだけに作ったけど、友人達にRVパークをやるよう勧められたそうです。
RVパーク仙台秋保にはオーナーさんの素敵なキャンピングカーがあり、週末には親子で楽しんでいるんだとか。
いうならば、ここはオーナーさんのセカンドハウスでもあるわけです。いたれりつくせりの設備が整って当然ですね。
憧れの過ごし方で、なんともうらやましいい限りです!
とても気さくなご夫婦で、今度コロナが収束したらゆっくりBBQしながらお話をしたいと思いました。
RVパーク仙台秋保
住所:〒982-0243 宮城県仙台市太白区秋保町長袋字下川原1番12号
TEL:090-5074-4546
チェックイン:14:00~18:00 チェックアウト10:00までに
利用可能台数:2台
利用料金:1泊 3,850円/1台(トレーラー含む)
ペット:可
詳細情報:RVパーク 仙台秋保
ライター:ささき夫婦
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- 執筆者プロフィール
- 車旅情報Webマガジン「DRIMO」
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