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栃木県茂木町 のどかな里山の学校跡地にオートキャンプ場&グランピング「昭和ふるさと村」のご紹介

キャンピングカー情報をはじめとして、キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信しているWEBマガジン・DRIMOから、実際に車中泊やキャンピングカーを楽しんでいるライターによる記事をMOBYがご紹介します。※以降の記事内容および記事タイトルはDRIMOからの引用・参照です


「昭和ふるさと村」は、かつて地域の子供達が通っていた小幡小学校でした。

そして今は、オートキャンプやグランピングの他に宿泊施設もあり、選べるキャンプ場に生まれ変わっております。

自分好みに合わせたプランで楽しむことができるキャンプ場です。

建物は国登録有形文化財にも指定されており、昭和レトロな民家の風景を再現している教室や、木で作られた机と椅子が並んでいる当時のまま再現されている教室がありました。

50代の私たちはとても懐かしく、小学校時代を思い出すことができました。

その他にも展示販売しているギャラリー「杉インテリア木工館」があり、廊下には、毎年卒業する生徒と先生たちの素敵な笑顔の写真が飾ってありました。

そんな懐かしさが残るキャンプ場に今度の週末行ってみませんか?

詳細

オートサイトのチェックインは12時からとなり、チェックアウトは12時までになっています。

日帰りキャンプはありません。

電源を利用する場合は、別途1,100円/泊が必要です。

テントサイトは芝生と砂利となっており、学校の校庭を流用しているため、比較的水捌けが良いサイトとなっております。

今回、利用した際も前日まで雨が降っておりましたが、水溜りなどはありませんでした。

予約方法

予定日の10日前にネットサイトのキャンプ場検索でお馴染みの「なっぷHP」から予約を入れました。

追加オプションにはAC電源1,100円、BBQ朝食付き3,080円があります。

アクセス〜チェックインの手続きまで

アクセス

「道の駅もてぎ」方面から来ると大きな看板が見えます。

看板を目印に左に曲がると、敷地までの道は狭くなり、急勾配の斜面を登ることになります。

こんな坂道を毎日通学する当時の小学生は筋肉が鍛えられ、みんな足が早かったかもしれませんね。

そしてキャンプ場(学校)の門の入り口は、車一台分しか通行できない道幅なので、対向車とのすれ違いに十分気をつけてください。

帰る際も、対向車が心配でハラハラしながら坂を下って行きました。

学校の門を左に曲がると宿泊用の広い駐車場があります。

しかし、受付場所までの道が狭く見通しが悪いので、心配な方はカフェの駐車場を利用したほうが良いかもしれません。

受付は「こころ宿 NAGOMI」の施設を利用します。

とても趣のある廊下をわたると受付の建物に入ります。

支払い

利用料金は1区画(車1台の駐車)が1泊4400円となります。

合わせて、施設利用料(大人880円・小人480円)を現金(クレジットカード可)で支払いました。

入浴を希望する場合は、入浴料(大人550円・小人330円)が必要となります。

スタッフ

スタッフの対応がとても親切丁寧で、フレンドリーな対応が印象的です。

「ましこ観光ガイド」のパンフレットで益子焼のショップやカレーやとんかつ屋、お蕎麦屋などお勧めのお店を紹介してもらいました。

サイト選び

今回はキャンセル待ちとして予約をしたため、サイトの場所は選択が不可能でした。

グランピングエリア側のトイレは良く整備されており、女性や子供が利用するのには便利です。

ファミリーで利用するのであれば、1から11番が狙い目だと思います。

広さも大小ありますので、車のサイズやテントの設営サイズを事前に確認しておいた方が良いです。

サイトの説明はパンフレットを見ながら説明していただけます。

説明が完了後、注意事項が書かれたファイルを受け取りサイトに向かいます。

夜の様子

すぐ下が道路なので、車の音が聞こえるサイトがあるかもしれません。

私たちが利用した9番は道路から離れているので、全く気になりませんでした。

また、さえぎるものがないので夜の星空がとてもきれいに見ることができます。

ただ常夜灯がないため、トイレに行く時はライトが必要になります。

また、渡り廊下を歩く際は少し段差になっている所があったので、明るいうちに足元の確認をしておくと安心です。

ロビー内の様子

売店

スナック菓子やアイス、調味料、カップラーメン、益子焼などの食品が購入できます。

その他にも、昔懐かしいおもちゃ等がありました。

玄関入り口には、広葉樹の薪が1束550円で販売されています。

管理人は24時間常駐でいつでも購入できるのはとても魅力です。

私たちも薪が足りなくなり、お風呂上がりの少し遅い時間にも薪を買うことができたため、焚火を楽しむことができました。

その他にも、炭(3kg)や着火剤、ガスなど、数多くキャンプに必要なものが販売されています。

さらにレンタル品が充実しており、BBQ卓上グリルセットが1,100円、BBQスタンドグリルセットは1,650円の金額で借りることができます。

道具を全く持っていない初心者でもBBQが楽しめます。

冷たいアルコールが楽しめる

大人には嬉しい生ビールが一杯500円で購入できます。

冷蔵庫の中にはキンキンに冷えた缶ビールや焼酎、日本酒、ワインなどが販売されています。

お風呂

受付から右手にトイレ、お風呂へと続く廊下があります。

お風呂は大きな浴槽がシンプルに1つだけあり、日によって「本日の湯」が楽しむことができます。

 キャンプ場内にある「野菜カフェ 和み」

昭和ふるさと館には食事ができる「野彩カフェ 和み」があり、営業時間は11時30分から14時30分(ラストオーダー14時)です。

茂木産の野菜をふんだんに使った日替わりランチや一番人気の昭和の給食がたべることができ、昔ながらの雰囲気を楽しむことができますね。

早めに来て腹ごしらえするにも良いですね。

次回キャンプに来た時はミートソース味のソフト麺が付いている「昭和の給食Ⅱ」を食べてみたいと思います。

ゴミ捨て場

炊事場の裏手にゴミステーションがあり、全てのゴミを無料回収してもらえます。

缶は潰してから捨てるなど、水色のゴミカゴに捨て方のサンプルがあります。

炊事場

炊事場はグランピングサイトの正面にあります。

炊事場は3箇所で、洗剤やスポンジ、水切りカゴが備え付けられていました。

オートキャンプサイトとグランピングサイトを利用している人と共有なので朝はかなり混み合います。

炊事場の並びにお湯が出る洗面台があります。

洗顔や歯ブラシ、手洗い専用になっていています。

トイレ

トイレはグランピングサイトの裏手にあり、土足禁止となっており、とても綺麗な状態でした。

小さな子供も家と同じような感じで使えるので安心ですね。

キャンプサイトエリア

テントサイト

サイトはとても広く、1サイトあたり130㎡以上とゆったりとした区画になっています。

前日はあいにくの雨でしたが、翌日はカラリと晴れたおかげでグチャグチャになっていた芝と砂利は、正午過ぎには地面が乾き安心してテントを張ることができました。

とても水捌けが良いサイトです。

グランドのサイトは1〜5と6〜9の間は自由広場になっており、サイトの目の前で子供たちは自由に走り回ることができ、親も安心して遊ばせることができます。

学校のプールサイドがグランピングエリア

プールには錦鯉がスイスイ泳いでいるグランピングエリアがあります。

屋根の下には大型のテント「ノルディクス」が設置されており、雨の日でも問題ありません。

外には全てのテントにテーブルと椅子、ハンモックや焚き火台も設置されています。

エアコン、冷凍冷蔵庫も常設となっているため、ホテルに泊まる感覚です。

手ぶらで気軽に豪華にゆったり楽しむことができ、この日は全室満室で各テントから消灯前まで、楽しそうな声が聞こえていました。

 近隣施設

近隣には食材を調達できる一番近いお店は、5.5キロ先に地元スーパー「かましん もぴあ店」があります。

また、宇都宮方面から来る場合は道中に「たいらや 芳賀店」があり、どちらも食材の品揃えが豊富です。

そして、近くにホームセンターやドラックストア、コインランドリーがあり、現地に到着した後でも気軽に行ける距離なので忘れ物しても安心ですね。

 まとめ

「小学校のグランドやプールに泊まる」という珍しいオートキャンプ場です。

校庭の周りには学校でよくみかける銅像もあり、廃校となる前の学び舎の面影はそのまま残されていました。

サイトの目の前が遊び場なので、親がテントを設置している間、子供たちは芝の上で駆け回わったり、ボール遊びをしたりと楽しそうでした。

ファミリーで入浴できる予約の露天風呂や、男女別に大浴場の温泉もあるので、小さな子連れキャンパーにはおすすめのキャンプ場です。

また、ここのオーナーさんは栃木県の「サンタヒルズ」も手掛けている方のようで、設備が整っているのは、キャンプ場を数多く運営しているノウハウが、このサイトにも活かされているのだと思いました。

皆さんもこのような素敵なサイトで、週末の余暇をキャンピングカーと共に楽しんで見てはいかがでしょうか?

ライター:ささき夫婦

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執筆者プロフィール
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