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ミニバンの中古車|100万円台で手に入るおすすめ5選【2022年最新情報】

用途別で選べる!自動車ジャーナリストが選ぶおすすめのミニバン

人も荷物もたくさん積めるのがミニバンの魅力。お子さんの多い方や同居するご家族のいる方、または頻繁にご友人やお子さんのお友達をクルマに載せる方であれば、まっさきにおすすめとなる車種です。そんなミニバンでも100万円台で買える中古車を選んでみました。


鈴木 ケンイチ
1966年9月15日生まれ。茨城県出身。新車紹介から人物取材、メカニカルなレポートまで幅広く対応。見えにくい、エンジニアリングやコンセプト、魅力などを“分かりやすく”“深く”説明することをモットーにする。

広い室内空間とデザイン力に注目

トヨタ「シエンタ」

2015年7月に発売が開始された現行モデルの「シエンタ」

3列シートのミニバンを数多く販売するトヨタの中で、最もコンパクトなのが「シエンタ」です。現行モデルは2015年7月に発売されています。

最大の特徴は、そのデザインでしょう。クルマというよりも、まるでアウトドアで使うトレッキングシューズのような斬新なルックスをしています。

それでいて床面は低く、室内の広さも十分。3列シートは7人乗りと6人乗りを用意。さらには2018年9月には2列シートの5人乗車バージョンも追加されています。パワートレインは1.5リッターのガソリン・エンジンとハイブリッドの2種。

2015年式 シエンタ ハイブリッド

100万円台の中古車を探すのであれば、ガソリン・エンジン車の2019年式以前か、ハイブリッドの2018年式以前がメインとなるでしょう。いずれも中古車の数はたっぷりあるので、数多くの中古車を見て納得できるものを探すようにしましょう。

「ホンダ・センシング」の有無がポイントに

ホンダ「フリード」

2016年9月より発売開始となった現行モデルの「フリード」

「This is 最高にちょうどいいホンダ」というキャッチフレーズで人気を集めたホンダのコンパクトミニバンが「フリード」です。

初代の誕生は2008年5月。コンパクトなボディ寸法の割に広々とした室内を実現。ホンダ得意の「MM思想(マン・マキシマム/メカ・ミニマム:人のためのスペースは最大に、メカは最小に)を体現するミニバンです。

2016年式 「フリード ハイブリッド」

おすすめしたいのは、2016年9月より発売開始となった現行モデル。1.5リッターのエンジン車と同じく1.5リッター・エンジンを使うハイブリッドが用意されています。

エンジン車でグレードによっては、昨年のモデルでも100万円台で探すことが可能です。ハイブリッドが欲しいのであれば2017年モデルより以前を探しましょう。グレードによって先進運転支援システム「ホンダ・センシング」があったりなかったりしますので、購入時は確認してみてください。

スカイアクティブ・エンジンによる快適な走行を体験!

マツダ「プレマシー」

2013年式 プレマシー「20S-スカイアクティブ セレーブル」

今ではミニバンの販売を終えてしまったマツダですが、2017年まではミニバンを生産していました。それが「プレマシー」です。その特徴は、マツダらしいワクワクするような楽しい運転フィーリングと、エレガントかつエモーショナルなデザイン。

2010年7月に発売された「プレマシー」

最終モデルは2010年7月に発売されており、100万円台で探すのにぴったりな1台となります。搭載するのは、すべて2リッターのガソリン・エンジンです。2013年1月にマイナーチェンジを実施。一部のモデルに高効率なスカイアクティブ・エンジンと6速ATが採用されています。

中古車を探すのであれば、マイナーチェンジ以降のスカイアクティブ・エンジンと6速AT搭載車がおすすめとなります。

端正なルックスと快適な走り

日産「ラフェスタハイウェイスター」

2013年のマイナーチェンジで登場した 「ラフェスタ ハイウェイスター」

「ラフェスタ」は、日産が2004年より発売している、少し背の低いスタイリッシュなミニバンです。2011年の第2世代からは「ラフェスタハイウェイスター」と名乗り、他のミニバンと同様のスポーティな“ハイウェイスター”顔となっています。

そして、この「ラフェスタ ハイウェイスター」は、実のところマツダ「プレマシー」のOEM製品。つまり、中身は「プレマシー」と同じであるため、近年の好評なワクワクするマツダの走りが楽しめます。それでいて、日産らしい端正なルックスを持っているところが「ラフェスタハイウェイスター」ならではの特徴です。

2011年登場の2代目モデル

搭載するのは2リッターのガソリン・エンジン。2013年2月のマイナーチェンジで、進化したエンジンと6速ATが一部モデルに採用されています。

ほとんどの個体が100万円台で狙えますが、中古車を探すのであれば、マイナーチェンジ以降の6速ATモデルが、信頼性も高く、装備も充実していることから特におすすめです。

高級ミニバンも200万円以下で狙える!

トヨタ「エスティマ」

2012年式「エスティマ」

ちょっと大きなミニバンをお手頃価格で求めたいというのであれば、モデルライフの長かったトヨタの「エスティマ」がおすすめです。狙い目は2006年から2019年まで生産された最終モデルでしょう。

「エスティマ」は“スタイリッシュな高級ミニバン”の先駆的なモデルということもあり、質感も高く、室内も広々。2.4リッターと3.5リッターのガソリン・エンジンを搭載しており、力強い走りが味わえます。

2016年のマイナーチェンジで登場した「エスティマ」

100万円台の予算で中古車を探すのであれば、2016年式以前の2.4リッター・エンジン搭載車がターゲットとなります。エスティマはロングセラーモデルであったため、マイナーチェンジが多いのが特徴です。

2008年12月、2012年5月、2016年6月にマイナーチェンジが行われており、仕様や装備が変更されています。そのため、そこを境に中古車の価格が変化することを覚えておきましょう。


たくさんの人と荷物を載せるミニバンは、どうしても車体が大きくなりがち。それにあわせて価格も高くなります。しかし、探せば100万円台というお手頃価格帯でも、それほど古くない中古ミニバンを見つけることができます。

中古車は1台1台のコンディションが異なるので、同じ価格でも内容は様々。納得できる中古車を選ぶためには、じっくりと時間をかけて、細かくチェックするようにしましょう。

執筆者プロフィール
鈴木 ケンイチ
鈴木 ケンイチ
1966年9月15日生まれ。茨城県出身。国学院大学卒。大学卒業後に一般誌/女性誌/PR誌/書籍を制作する編集プロダクションに勤務。28歳で独立。徐々に自動車関連のフィールドへ。2003年にJAF公式戦ワンメイクレー...

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