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「信州木曽ふるさと体験館」編 – マツダCX-30 価値体験型取材会#1
マツダがメディア向けに開催した「マツダ CX-30 価値体験取材会」のレポート。CX-30価値体験プログラムでの“ふるさと体験”の妙をお楽しみください。
マツダ CX-30 価値体験型取材会の“旧き良き宿場町と木工体験で、歴史の思いを馳せる旅”コースプログラム1番目の訪問先は、長野は木曽路にあります「信州木曽 ふるさと体験館」。
中に入りますと、エモーショナルな気分が高まります。
「信州木曽 ふるさと体験館」での最初の体験は「そば打ち」。しかし、時間の関係上、そばは既に打たれており「そば切り」からスタートのプログラム。先生が丁寧に教えてくれます。
そばを切るだけとは言え、太さを等しく切るのは難しいものでした。
切ったそばを茹でます。このとき、一番太いそばに合わせて茹で時間を調整するので、細く切られたそばはグダグダになります。
水にさらします。
盛り付けました。これがコンビニで売られていたら、誰も買わないでしょうね。そばは素朴な旨さ。
こちらは提供いただいたもの。右上は、地元産の“えごま”味噌の五平餅。五平餅作りはここで体験することができます。手前は田舎風の煮物。そば同様に素朴なおいしさ。五平餅の味噌ダレは良い意味のクセあって旨し。
腹ごしらえの後は、木工体験。懐かしい空間。
ここではバターナイフの木工体験。ここも時間の関係上、ある程度形が作られたものからの作業。無加工でも使用ができますが、ここはひとつ童心に戻って作業。
こちらが作業前の状態。材質は丈夫なクリを選択。
懐かしい小刀と紙ヤスリで形を整えたり装飾をいれ、焼色をいれる機器で模様を入れることができます。
マッドネスなデザインに仕上がりました。バターをたっぷり付けたくない気分になりそうなので、ダイエットにおすすめです。
「信州木曽 ふるさと体験館」の2階は資料館になっています。
信州木曽の古くからある産業に触れることができます。
2階の廊下から見える運動場。いい感じですね。
2階から1階まで、木の玉を木製のレールを転がせる遊び道具がありました。ピタゴラスイッチを簡素にしたようなものです。大量の木の玉からいくつか選ぶのですが、木の玉なのでなかなか真円が出ておらず、1階のゴールまで辿り着く個体が非常に少ないのです。その転がる様子をスマホで撮影しました。
「信州木曽 ふるさと体験館」はここまで。そばを切るだけ、バターナイフを仕上げるだけという少ない工程数の体験でしたが、やり始めると夢中になってしまいました。筆者だけでなく一緒に参加した他のメディアの方も。
簡単な工程でしたが、モノを作ることの難しさと楽しさ、そして出来上がったモノへの愛着が沸くことと、それを使う人のことを思う自分自身を再確認。なるほど、マツダさんのクルマつくりは、乗る人のことを考えているのですね。開発に携わる人、製造に携わる人の気持ちがわかるような気がしました。
バターナイフを製作中、ちょうどCX-30の開発主査、佐賀 尚人氏が現地に到着、木工体験作業場へ入ってきました。皆が小刀やヤスリを手に作業する様子を笑顔で見守る佐賀氏が私のそばで立っていました。
さて、次の体験は「奈良井宿」。ここではマツダが特別な許可をもらって、宿場内へクルマを乗り入れての撮影ができました。続きは次回の記事にて。
※「信州木曽 ふるさと体験館」は本記事公開時点では、体験受付を中止中、8月21日より再開とのこと。詳しくは公式HPでご確認ください。
マツダ CX-30 公式HP
- 執筆者プロフィール
- 宇野 智
- モーター・エヴァンジェリスト/ライター/フォトグラファー/ビデオグラファー/エディター エヴァンジェリストとは「伝道者」のこと。クルマ好きでない人にもクルマ楽しさを伝えたい、がコンセプト。元MOBY編...