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クラクション・ホーンのおすすめ人気11選!交換すれば高級感アップも|2021年最新情報
クラクション・ホーンの市場を調査し、おすすめ11製品を選定しました。純正品と社外品から、評価の高い製品を選出しています。クラクション・ホーンは手軽なカスタムパーツ。愛車の豪華さを高めてくれます。
ただし、製品選びに注意点があることも事実。製品選定ポイントと人気製品を、本記事でチェックしてみてください。
クラクション(ホーン)とは?
クラクション(ホーン)とは、警笛を発する装置です。道路交通法では「警音器」と称され、使用シーンが定められています。主な使用場所は、見通しの悪い交差点や、「警笛鳴らせ」の標識がある道路など。これら以外の場所で警音器を鳴らすと法令違反となります(危険防止のために鳴らす場合を除く)。
なお、警音器を指す英語はホーン(Horn)です。クラクションは企業名「クラクソン」が訛った言葉であり、一般的な警音器を指しません。
クラクション・ホーンの選び方|保安基準適合製品を選ぼう
クラクションの音量
クラクション・ホーンを購入する際に、必ずチェックしたいのが音量です。道路運送車両法では、警音器の音量基準を次のように定めています。
- 自動車の前端より前方7mの位置で音量を2回測定し、その平均値が87〜112dB(2004年1月1日以降の制作車に適用)
- 自動車の前端より前方2m、地上1mの位置で音量を2回測定し、その平均値が90〜115dB(2003年12月31日以前の制作車に適用)
dB(デシベル)は音圧レベルを表す単位です。複数のクラクションが連動して音を出す場合は、トータルの音圧が上記基準に収まる必要があります。クラクション・ホーンを選ぶ際は、製品の音圧レベルをチェックしてください。
クラクションの音色や音の出方
クラクション・ホーンを選ぶ際は、音色や音の出方に注意してください。道路運送車両法では、警音器の音の基準を「警報音発生装置の音が連続し、かつ音量と音色が一定のもの」と定めています。
発した音が自動的に断続する警音器や、音量・音色が自動的に変化する警音器は保安基準に適合しません。運転席において、音量や音色を変化させられる警音器もNGです。
以上の点から、ミュージックホーン(メロディーを奏でる警笛)は警音器として認められません。鐘やサイレンも不適合です。付け加えると、警音器の切り替えスイッチも設置場所によっては違法となります。切り替えスイッチを使用する場合は、運転席から操作できない場所に取り付けてください。
多くのクラクションは車種・メーカーを問わず装着できる
クラクション・ホーンは汎用性の高いパーツです。多くの製品は車種・メーカーを問わず、ほとんどの車両に装着できます。
ただし、取り付け場所(主にグリル裏)が狭い車は要注意。スペースが足りず、社外品ホーンを装着できない場合があります。特に軽自動車は警音器の設置スペースが狭めです。サイズに注意してホーンを選んでください。
豪華な音は「渦巻き型」クラクション
クラクション・ホーンの主な種類に「平型」と「渦巻き型」があげられます。豪華な音のホーンが欲しいなら、渦巻き型を選んでください。渦巻き型ホーンにはトランペットのような共鳴部分があり、このパーツが「ファーン」と響く独特の音を生み出します。
平型ホーン(純正品の多くはこのタイプ)は構造が異なるため、同様の音が出ません。
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クラクション・ホーン交換は配線知識が必要
クラクション・ホーンの交換は自力で行うことが可能です。ただし、配線知識は必須。新しいホーンに合う配線材やリレー(自動スイッチ)を用意して、適切に接続する必要があります。
特に注意したいのが、平型ホーンから渦巻き型ホーンへの交換です。誤った配線を行うと、製品本来の音質が得られなかったり、ホーンを鳴らした際にヒューズが飛んだりする場合があります。
ホーン取り付け動画は、こちらでチェック!
自力での配線に不安があるなら、ホーンの交換作業はプロに依頼してください。
- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...