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ヒッチキャリアおすすめ人気6選と取付けの注意点|バイク・自転車用も人気

ヒッチキャリアのおすすめ商品と、取付けの注意点などをまとめました。車体後部に積載スペースを増やせるヒッチキャリア。アウトドアレジャーファンを中心に、人気を集めているパーツです。便利なグッズであるヒッチキャリアですが、法律に注意して使用しなければなりません。ヒッチキャリアについての基礎知識と人気商品を紹介します。

ヒッチキャリアとは?どうやって使うの?

ヒッチキャリアに積まれた3台の自転車
©U. J. Alexander/stock.adobe.com

ヒッチキャリアとは、ヒッチメンバー(けん引用器具)に取付けるキャリアです。本来はベースキャリアを指す言葉ですが、広義には同種のラックやサイクルキャリアなどを含めた全てがヒッチキャリアと呼ばれます。ヒッチキャリアを利用すれば、愛車の積載スペースを増やすことが可能。ルーフキャリアと異なり、高い位置まで荷物を持ち上げる必要はありません。ただし、使用時は車体の全長が長くなるため、運転に注意する必要があります。

1.ヒッチメンバーを取付ける

ヒッチキャリアを使用するには、まず車体にヒッチメンバーを取付ける必要があります。DIYでの取付けに挑戦するなら、愛車に適合するヒッチメンバーを探して購入しましょう。取付けがしやすいように加工された製品もあるので、情報をチェックしてみてください。なお、ヒッチメンバーについては、以下の記事で詳しく解説しています。

2.ヒッチキャリアを取付ける

車体にヒッチメンバーを装着したら、ヒッチキャリア(ベースキャリア)を取付けましょう。基本的な取付け方法は、ヒッチメンバーのレシーバー(差し込み口)にヒッチキャリアを差し込み、ボルトで固定するだけです。ヒッチキャリアは重量があるため、取付け作業には注意を要します。可能であれば2人以上で作業してください。

3.荷物に合ったキャリアを取付ける

積載したい荷物に合うキャリアを装着すれば、ヒッチキャリアの取付け作業は完了です。必要に応じて、カーゴネットやバッグなども設置しましょう。基本的な流れを紹介しましたが、実際の取付け作業は製品によって異なります。変換アダプターの設置や、部品の切断が必要となる場合もあるため、取付け説明書を確認しましょう。

ヒッチキャリアの種類

カーゴラック|アウトドアで活躍!何でも積める

最もベーシックなヒッチキャリアといえるのがカーゴラック。横長の金属製ラックで、多用途に活用できます。カーゴラックの使用方法としてメジャーなのは、アウトドアグッズの運搬です。クーラーボックスやキャンプ道具などの運搬にカーゴラックは最適。使用後のバーベキュー道具も汚れを気にせず積むことができます。

サイクルキャリア|自転車やロードバイク

サイクルキャリアは自転車運搬用のヒッチキャリアです。ロードバイクやマウンテンバイクなどを横向きに積んで運搬できます。サイクルキャリアには、レールに自転車を載せるタイプと、バーに自転車のフレームを固定するタイプがあります。積載できる台数は2〜3台が標準的。自転車5台を積載できる製品もあります。

バイクキャリア|重量のあるバイクも運べる

バイクキャリアは、名称どおりバイク運搬用のヒッチキャリアです。頑丈に設計されており、重量のあるバイクも運搬できます。バイクキャリアの許容積載量は220kg前後が一般的。250cc程度のバイクであれば、無理なく積載できます。ただし、バイクのように重量のある荷物を運搬するには、貨物登録した自動車が必要です。

ボードキャリア|スノーボードやスキー板

ボードキャリアは、スノーボードやスキー板を運ぶためのヒッチキャリアです。スノーボード4枚程度、もしくはスキー板4セット程度を積載することが可能。製品により、積み込みの向き(縦積み・横積み)が異なります。多くのボードキャリアにはロック機構が付いているため、運搬中に荷物が落下する心配はありません。

ヒッチキャリア取付けの注意点|道路交通法違反に注意

車幅を超える積載は行わない

ヒッチキャリアを取付け・使用する際は、キャリアおよび積載物が車幅を超えないように注意してください。車幅を超える荷物の積載は道路交通法違反となります(施行令第22条違反)。自転車のような大型荷物の積載には特に注意しましょう。ヒッチキャリアの寸法に問題がなくても、荷物が車幅からはみ出してしまう場合があります。荷物を縦に積む、自転車のタイヤを外すなどの工夫をして、車幅からの荷物のはみ出しを防いでください。

ナンバープレート・ライトを隠さない

ヒッチキャリアを装着する際は、ナンバープレートや後部ライト類、および反射板が隠れないように注意してください。これらが隠れた状態で公道を走行すると、道路交通法違反となります(第55条第2項違反)。ヒッチキャリアに荷物を積載する際も、ライト類とナンバープレートが隠れないように気を付けましょう。なお、自作のナンバープレートを車体に取付ける行為は違法です。かならず本物のナンバープレートが見える状態で走行しましょう。

積載量は手荷物とされる50kg以内の範囲内

乗用車でヒッチキャリアを使用する際は、荷物の総重量を50kg以内に収めてください。本来、乗用車には手荷物しか積載できません。多くの自動車メーカーでは、手荷物の重量を乗員1人あたり10kg以内と想定しています。5人乗り車なら50kg、4人乗り車なら40kgが積載量の限界です。定員に満たない人数で乗車する場合は、荷物の総重量を増やせます。ただし、車体後部への極端な荷重は事故の元となるので避けてください。

積載物のはみだしは車両全長プラス10%の範囲内で

車の積載物の前後方向へのはみだしは、車両全長のプラス10%の範囲に収めなければなりません(施行令第22条3項に規定)。ヒッチキャリア使用時の車両全長が、もとの全長のプラス10%を超えないように注意してください。たとえば全長4,300mmの車の場合、ヒッチキャリア使用時の全長を4,730mmに収める必要があります。ヒッチキャリア上の荷物のはみ出しにより上記全長を超えた場合も、道路交通法違反となるので注意しましょう。

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MOBY編集部 カー用品チーム
MOBY編集部 カー用品チーム

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