どんなに気をつけていても事故を起こすことはあり得ることです。事故で車を破損させてしまうこともあるでしょう。
そんなときに悩むのが、破損した車は買い替えるべきか、それとも、修理して乗り続けるべきかではないでしょうか。
親から事故ったと連絡が来た💦
自損事故しない自信があってエコノミータイプの車両保険との事❗️❗️
身体は大丈夫みたいだが、こりゃ修理代かかりそぅだなぁ💦
100万超えるなら買い替えかなぁ〜
事故車専門買取り査定してみるか pic.twitter.com/CzmLCGofh7
— がく@三井でマイホーム (@gakupapa) April 28, 2023
買い替えるにも修理するにも費用がかかる点は同じです。ただ、多くの人はどちらの方がお得だろうかと考えるでしょう。
結論としてはケース・バイ・ケースになります。では、どのようなケースで買い替え、もしくは修理がふさわしいのでしょうか。
この記事の目次
【車両状態】事故後は車を新しく買い替えるべき?修理すべき?
事故で破損した車は、必ず買い替えるべきとも必ず修理べきとも断言できません。
車の状態に応じて、買い替えの方がよいのか修理した方がよいのかを判断するべきでしょう。
目次(クリックでスクロール)
【車両状態】事故後は車を新しく買い替えるべき?修理すべき?
【事故後ケース①】車を修理した方が良い場合
買い替えではなく修理して乗り続ける方がよい場合とは、一つは、破損したパーツが車にとって重要度が低い場合です。


同じ破損状態でも、低年式の車より高年式の車の方が修理して乗り続けた方がよいということも言えるでしょう。
もう一つの判断基準は修理費用です。高年式の車でも修理に多額の費用がかかるなら、新しい車に買い替えた方がよいとの判断になるでしょう。
その判断の基準となる費用をあらかじめ決めておくと、修理がいいか買い替えがいいかと迷うことはありません。
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【事故後ケース②】車を買い替えた方が良い場合
車を買い替えた方がよい場合とは、修理した方がよい場合とは逆のケースです。破損したパーツが車の骨格であれば、修理しても元通りにはなりません。
乗り続けているうちに不具合を起こすリスクもあります。また、修復歴ありの車として売却時の評価も低くなってしまうからです。
また、破損したパーツはそれほど重要でなくても、低年式で状態の悪い車であれば、事故を機に買い替えを決断するのもよいでしょう。
また、走行距離がかなりいっている車も同様です。
ポイント
【事故の加害or被害】事故で車を買い替えるかの判断基準
車の事故には、自分が加害者の場合と自分が被害者の場合があります。電柱にぶつけたような自損事故も自分が加害者のケースです。
そこで、ケース別に買い替えの判断基準を見ていきましょう。
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【事故の加害or被害】事故で車を買い替えるかの判断基準
【自分が事故の加害者】相手がいない事故で車両保険に加入中
相手がいない単独の事故の場合、運転していた自分が加害者となります。
その場合、自動車保険の車両保険に加入していると、保険金を車の修理代に充填することが可能です。
車両保険のフルカバータイプの場合、自損事故も補償対象になります。


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全損だと車両保険はいくらおりるのか
先ほど、フルカバータイプの車両保険に加入している場合、自損事故も補償対象になると述べましたが、修理代の全額が補償されるわけではありません。
というのも、車両保険の補償額は、車の評価額が上限だからです。
車の価値は月日が経つほどに下がっていきます。そのため、何年も乗っている車の場合、全損事故で車両保険を使っても、補償される金額は車の評価額が上限です。
一般的に、新車価格には程遠いと思った方がよいでしょう。
要は、古い車の場合、車両保険に加入していても、自損事故で十分な保険金が支払われることは少ないのです。

《注意》経済的全損で車両保険を利用して修理し乗り続ける場合
自動車保険では全損を2つのタイプに分類しています。物理的全損と経済的全損です。
一般的にイメージされる全損事故が物理的全損なのですが、それに対して、修理代が車の評価額を上回る場合、経済的全損と言います。
先ほど述べたケースです。
たとえば、修理代に50万円かかる場合、新車価格がそれより上でも車の評価額が30万円しかないと、修理は可能でも経済的全損になってしまうのです。
「自損事故は補償外?」車両保険の"一般型とエコノミー型の違い"
車両保険には一般型とエコノミー型があるのをご存じでしょうか。
一般型の車両保険とは文字どおり一般的な補償範囲なのですが、エコノミー型は一般型より補償範囲を制限しています。


保険料がお得なので、車両保険はエコノミー型を選ぶ人が少なくありません。しかし、注意したいのがエコノミー型では自損事故は補償対象でないことです。
保険会社によって違いはあるものの、エコノミー型では自損事故を補償外としているのはほぼどの保険会社でも共通しています。
車庫入れのときにこすったり、電柱にぶつけたりした単独事故の場合、保険金は支払われません。
【自分が事故の被害者】10対0のもらい事故の場合
自分単独ではなく、相手のいる事故で自分が被害者の場合、買い替えにかかる費用や車の修理代は、自分の保険を使わなくてもまかなえることがあります。
相手が対物賠償保険に加入している場合、そちらから捻出されるからです。
特に、自分が完全な被害者の10対0のもらい事故では、相手の加入する対物賠償保険から買い替えや修理に必要なお金が支払われます。
自分にも責任がある事故の場合
事故の非が自分にもある場合、支払われる保険金の金額は過失の割合によって決まります。
たとえば、自分にも過失が4割あると判定された場合、相手の保険から支払われるのは保険金の6割のみです。
車両保険を使うと保険料が上がってしまう
車両保険を使うと、その後しばらく保険料が高くなることに注意が必要です。
自動車保険には等級が設定されています。事故を起こさない(保険を使っていない)人ほど等級が上がり、それに応じて保険料が安くなります。
逆に、事故を起こして保険を使った人は、等級が下がり、その分、支払うべき保険料も高くなるという仕組みです。
したがって、保険を使うかどうかはよく考えて決めるべきでしょう。
車の買い替え費用をまかなえる「全損時諸費用特約」について
車が全損した場合、買い替えるしかありません。
しかし、それには新しい車を購入する費用だけでなく、全損した車を廃車にするための手続きにかかる費用など、多くの費用がかかります。
そんなときにあるとうれしいのが「全損時諸費用特約」です。
全損時諸費用特約をつけることで、全損事故の際に廃車費用や買い替え費用としてお見舞い金が支給されます。


新車に買い替える際の費用を補償「新車特約」について
先ほども説明したように、車両保険の金額は車の評価額が上限です。
新車価格がどんなに高くても、十数年も乗っている車の場合、新車時と比べてその価値は大きく下がっています。
そのため、全損事故で支給される保険金も少なくなってしまうのです。
そんなときのための特約が「新車特約」です。この特約をつけることで、全損事故の際にもらえる金額が、時価額ではなくて新車で購入した金額になります。

事故後の買い替えで事故車や廃車を売るなら"事故車専門買取店"
全損事故で買い替える場合、それまで乗っていた車は廃車にすることになります。
廃車にする場合、その手続きに費用がかかるのが通常ですが、ある方法を使えば逆にお金をもらって事故車を処分することができるのです。
その方法とは、事故車専門買取店に売ることです。

一方、事故車専門買取店なら、どんな状態の車でもいくらか値をつけてくれます。少なくとも、こちらが費用を払って処分してもらう必要はありません。
事故車でもパーツや金属資源としての価値があります。事故車専門買取店とはそのような価値を見出してくれる専門業者です。
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まとめ
事故後は買い替えか修理か迷うものですが、状況に応じて取るべき選択は変わります。
また、自分が事故の加害者なのか(自損事故を含む)、被害者なのかによってもどの保険を使うのかが違ってきます。
自動車保険のお得な特約もありますが、保険を使うと保険料が高くなることは覚えておきましょう。
それらを踏まえて、買い替えの費用と修理費用を考慮して最適な選択をしてください。
