結婚は人生のビッグイベントです。転居なども伴い生活環境が大きく変わるため、生活に必要なものも大きく変わるでしょう。
車もその一つです。結婚を機に今まで乗っていた車を手放すケースはよくあります。
同期も結婚考えてて車売るか迷ってるし、先輩もバイク降りるか決断迫られてて、一方のワイは増車考えてるけどやばいんかなぁ…
— mizuki(zωk)/@zc33s (@mizu_myan2) July 21, 2021
一方、車に乗り続けるという選択肢もあるでしょう。いずれがふさわしいかはもちろん人それぞれです。
もし結婚で車をどうしようか迷っているのであれば、チェックポイントやメリット・デメリットを紹介しますのでぜひ参考にしてください。
この記事の目次
結婚を機に車を手放しても問題ないか『4つのチェックポイント』
結婚を機に車を手放そうと考えている人は、本当に手放しても問題ないかじっくり考える必要があります。
目先のことだけを考えて売ってしまうと、後悔することにもなりかねません。
まずは以下の4つのチェックポイントをしっかり考えて、車がなくても困らないかシミュレーションしましょう。
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結婚を機に車を手放しても問題ないか『4つのチェックポイント』
【ポイント①】通勤や今後の就職・転職で車がなくても困らないか
結婚に伴って引っ越しをする場合、生活環境だけでなく仕事が変わることもあるでしょう。
就職や転職の予定があるのなら、通勤手段のことまで事前に考えておくべきです。
また、たとえ今の仕事を続けるとしても、住む場所が変われば会社までの距離や通勤ルートも変わります。
【ポイント②】買い物や遊びのための移動手段として車はいらないか
仕事だけでなく、日常の買い物や遊びのための移動手段も事前に考えておくべきでしょう。
都会から郊外に引っ越す場合、都会の感覚で考えて車を手放すと後から困ることになってしまいます。
公共交通機関があるとしても、都会のようにそう頻繁にはありません。
【ポイント③】病院などで緊急に車が必要になることはないか
今後、緊急に車が必要になる事態は考えられないでしょうか。たとえば、急病で至急病院に行かなければならないときなどです。
自分たちのことだけでなく、子どもが生まれる予定があるのなら、子どものことも考えて車を手放すかどうかを決めなければいけません。
小さな子どもは急に発熱することもあります。そんなとき、車がなくても本当に困らないかよく考えてください。
【ポイント④】出産や子育て・通学の送り迎えで車が必要にならない
子どもが生まれる予定があるのであれば、緊急時のことだけでなく日常での車の必要性もよく考えましょう。子どもが小さいうちは車移動の方が便利です。
また、子どもが大きくなってからも、通学などの送り迎えとして車がないと困ることがあります。
数年以内に車が必要になりそうであれば、今売ってしまうのは得策ではありません。
結婚で車を売る売らない2つのメリット&デメリット
結婚で車売るにせよ売らないにせよ、どちらにもメリットとデメリットがあります。
双方をよく検討して本当に売る方がよいのか、それとも、売らない方がよいのかを決めてください。
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結婚で車を売る売らない2つのメリット&デメリット
結婚で車を売るメリット「新車購入や結婚などの資金にあてられる」
車を売ることで、その売却費用が手に入ります。また、ガソリン代を始め、税金や保険料など車を所有することでかかっていた維持費が削減できることになります。
車を売れば、それで入ってくるお金と節約できるお金を新車購入や結婚などの資金にあてられるでしょう。
結婚で車を売るデメリット「結婚後に車の必要性に気づくかもしれない」
目先のお金に囚われて、売った後に「やっぱり車が必要だった」と気づく可能性もあります。
夫婦のどちらかが1台所有していれば、大きな不都合は生じないかもしれません。
しかし、その1台は常にどちらかが通勤などで使っているとすると、相手が車が必要なときに不便を感じるのは避けられないでしょう。
注意ポイント
結婚で車を売らないメリット「売却手続きなど手間がかからない」
結婚で車を売らない場合、余計な手間がかからないことがメリットになります。
車を売却しようと思ったら、売却先を探し、査定をしてもらい、そのうえで売買契約を結ぶことになります。
それだけでも時間や労力がかかりますが、いざ車を売却する際は、さまざまな書類が必要になるためそれらを用意する手間もかなりのものです。
結婚で車を売らないデメリット「車の維持費がかかる」
車を所有するだけで多くの維持費がかかるのは先ほども述べたとおりです。
ガソリン代、駐車場代、税金、保険料など、年間で考えると軽自動車でも30万円前後はかかるでしょう。車検のある年はもっとです。
普通車ならさらに高額な維持費がかかります。加えて、夫婦2人とも車を持っていると、単純に維持費はこの2倍です。
「車を売るタイミングは結婚前がおすすめ」名字が変わる際の必要書類
結婚を機に車を売るのであれば、婚姻届を出す前に売ってしまうのがおすすめです。
婚姻届を出して名字が変わってから車を売ろうとすると、手続きに必要な書類が増えて、それを取り寄せる手間や時間が余計にかかります。
車を売るときには、車検証、自賠責保険証、リサイクル券のほか、印鑑証明書や実印も必要です。
結婚して名字が変わってから車を売る場合、これらに加えて、今の名字と以前の名字がわかる戸籍謄本も用意しなければなりません。
引っ越して住所が前と変わっているのであれば、住民票も提出します。
ポイント
結婚後にも車を乗り続ける時に必要な車関係の書類手続き
結婚後にも車を乗り続ける場合、名字や住所に変更があるのであれば、結婚後速やかに行う必要のある手続きがいくつかあります。
どれも重要なので忘れないようにしましょう。
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結婚後にも車を乗り続ける時に必要な車関係の書類手続き
【手続き①】運転免許の更新
結婚してまず早急に行うべきなのが、運転免許証の更新です。
そのままでは以前の名字ですので、新しい名字の免許証に更新しなければなりません。更新は最寄りの警察署で簡単にできます。
運転免許証と住民票を持参し、窓口で記載事項変更届をもらって、必要事項を記入して手続きしたら変更完了です。
【手続き②】車検証の名義変更
名字が変わったときは、車検証の名義変更も速やかに行う必要があります。
変更届は変更があってから15日以内に提出することと決まっていますので、婚姻届を出すタイミングで車検証の変更届を出す日取りも決めておきましょう。
また、運転免許証と同じく、名字が変わらなくても住所が変わるのなら、同様に変更手続きを行う必要があります。
【手続き③】自動車保険の名義変更
名字が変わったときは、自動車保険の名義変更も忘れずに行いましょう。
保険会社のコールセンターに連絡すると、変更手続きに必要な書類を郵送してくれるはずです。
新しい名字が記載されている運転免許証や戸籍謄本の写しを同封して、必要書類を返送すると保険の名義を変更してくれます。
注意ポイント
損しない!結婚前に車を売る時はこの方法で手放す
結婚を機に車を手放すことになったら、慌てて適当に売るのではなく、車の価値をしっかり評価してくれるところに売りましょう。
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まとめ
結婚すると生活環境が大きく変わります。車の必要性にも変化が出るでしょう。
車を手放すべきか乗り続けるかの判断は、それぞれの夫婦の状況やライフプランによって異なります。
どちらにもメリットとデメリットがありますので、目先のことだけでなく将来のこともよく考えて適切な判断をしてください。
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