中古車買取業者に車査定に出す際には、相応しいタイミングや状態も意識したいところです。
できるだけ高く買い取ってもらうためにも、「もっとも高く売れそうなチャンス」を活かすことができるかどうかが非常に重要になってくるからです。
パパさんが車の買い替え検討中🐶
7年って長い気がするけど、人によるのかなー❓️#豆しば三兄弟 #ぽてうさろっぴー #アミュキャラぬい撮り #ヤリスクロス pic.twitter.com/fdCg5LYYRL— つのくん (@mameshibayon) September 9, 2020
では車査定に出すのに相応しいタイミングとはいつなのでしょうか?それは車の状態と中古車市場両方の視点から確認していく必要があります。
中古車とはどのような基準で査定額が決められるのかを見ていきましょう。
この記事の目次
【乗用車市場動向調査】車の保有期間が平均7.1年(2001年度結果)
車の買取において重要な査定ポイントとなるのが年式と走行距離です。やはりできるだけ新しい車の方が高い査定を受けるわけです。
とはいえ、せっかく購入したマイカーをすぐに手放すのはもったいないですから、「ちょうどいいタイミング」を見計らって買取りに出すことになります。
ではみんなどれぐらい車に乗り続けているのでしょうか?その目安となる一般社団法人日本自動車工業会による乗用車市場動向調査の結果があります。
それによると車を保有する平均年数は7.1年、つまり7年ほどで手放していることになります。
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【乗用車市場動向調査】車の保有期間が平均7.1年(2001年度結果)
【自動車検査登録情報協会】普通車の平均使用年数13.53年(令和2年3月末)
一方で自動車検査登録情報教会によるデータもあります。こちらは普通車の平均使用年数のデータで、13.53年という数字が出ています。
令和2年のデータですが、これを10年前の同じ調査と比較すると0.81年ほど伸びていると言います。
10年前に比べてドライバーは愛車を大事に長く乗り続けるようになった、ということもできるかもしれません。
ただ自動車市場動向調査との差が少し気になります。この点は調査対象なった車の種類やドライバーの傾向がもたらしたものなのでしょう。
「新車には何年乗った?」アンケート調査(定額カルモくん調べ)
新車には何年乗りましたか?(乗る予定ですか?) | |
---|---|
13年以上 | 17.1%(180人) |
10年 | 16.6%(174人) |
5年 | 11.6%(122人) |
3年 | 8.5%(89人) |
7年 | 7.8%(82人) |
2年 | 6.6%(69人) |
その他 | 31.8%(335人) |
新車は何年くらいで乗り換えるのがベストだと思いますか? | |
---|---|
10年 | 24.6%(214人) |
5年 | 21.6%(188人) |
13年以上 | 9.2%(80人) |
3年 | 9.1%(79人) |
7年 | 8.7%(76人) |
その他 | 26.8%(234人) |
さらにもうひとつ、定額カルモくんによるアンケート調査もあります。
こちらは新車に限定したうえで何年乗ったのかを調査したもので、もっとも返答が多かったのが「13年以上」、ついで「10年」でした。
この結果は先述した自動車検査登録情報協会のデータを裏付けるものとしても注目されます。
【年数別】車を買い替えるなら3年?5年?7年?
問題なのは、こうしたデータに対して車を買い替える(売却する)理想的なタイミングは一般的に3年、5年、7年と言われていることです。
13年乗り続けたのでは中古車としての価値が失われてしまうのです。では実際にどのタイミングがもっとも相応しいのでしょうか。
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【年数別】車を買い替えるなら3年?5年?7年?
【3年の場合】車の買い替え&乗り換え時期
3年で買い替えるのはいくらなんでも早すぎると感じる方も多いでしょう。
3年ならキズや劣化も見られずよい状態で快適に運転できている時期です。しかしだからこそ買い替えのチャンスとも言えるのです。
状態がよく、しかもその車の市場価値も下がっていないので高額査定が期待できます。そのうえでより新しく注目の車に買い替えるチャンスが得られます。
ローンで購入した場合には買取額でローンの残高を完済したうえで買い替えできるメリットもあるでしょう。
需要があって多くの人が欲しがっている車種の場合、新車と中古車の価値がほとんど変わらない、というケースもしばしば見られます。
そんな価値の高い中古車の多くは3年程度で買い替えたいものです。
【5年の場合】車の買い替え&乗り換え時期
5年は新車購入から2回目の車検が回ってくる時期です。そのタイミングに併せて買い替えをする人もいます。
車好きな人なら5年も乗っていると走行距離もそれなりになりますから、経年劣化や中古車市場での価値の下落を考慮して買い替えることも多いのです。
「価値のあるうちに売って新しい車に買い替える」というわけですね。3年での買い替えほど高い評価は得られませんが、それなりの買取金額は期待できます。
ローンで購入した場合でも5年乗っている間に残高がかなり減っていますから、売却額でそれを完済したうえで次の車に乗り換えやすくなります。
【7年の場合】車の買い替え&乗り換え時期
7年は3回目の車検が訪れる時期です。
先述した乗用車市場動向調査ではこの年数が買い替えの平均となっていますが、「そろそろ頃合いかな」と手放すことを考えはじめるのがこの7年という時期なのでしょう。
7年も乗り続けていると走行距離も多くなり、あちこちにキズや劣化の後が見られるようになります。
中古車としての市場価値や買取金額といった点ではあまり期待できなくなりますが、まだまだ十分に乗れる時期でもあります。
これが10年を超えてしまうと中古車市場での価値が大幅に下がってしまうため、この時期でのタイミングが理想的とも言われています。
車を買い替えるベストな『4つのタイミング』
一方、乗っている車の状態や自動車業界の動向から見た、車を買い替える「ベストなタイミング」もあります。
3年、5年、7年を目安としつつも、こうしたポイントも踏まえた上で、自分にとって、自分の車にとってベストなタイミングを見極めることが重要です。
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車を買い替えるベストな『4つのタイミング』
【買い替え時期①】新型モデルが発売される前
まず新車モデルが発売される「前」に乗り換える。後ではなく前なのがポイントです。新車モデルが発売されてしまうと「旧モデル」の価値が下がってしまうのがその理由です。
少しでも高額買取を期待したいなら自分の車の価値が高いうちに売却するのが原則ですし、「旧モデル」になってしまった段階で年式とは関係なしに「昔の車」と見なされてしまうので、その評価を避けるためにも新型モデルの発売前に売却・買い替えることが重要になってくるのです。
自分の車のモデル・シリーズが気に入っている人なら、新型モデルに乗ってみたいと思うこともあるでしょう。
その際にも発売前に車を手放して高額買取で資金を確保したうえでその新型モデルを購入する、ということもできます。
【買い替え時期②】車検前に買い替えを検討
3年、5年、7年のタイミングのところでも触れましたが、車検前に買い替えるのもひとつの選択肢です。
ドライバーにとって車検は大きな区切りの時期でもあります。「このままこの車を乗り続けるか、買い替えるか」を検討する機会も多くなります。
お金をかけて車検を通すくらいなら思い切って新しい車に買い替える、という選択肢も十分にありますし、車検前の状態で買い取りに出しても査定額にはそれほど影響しないというのもその理由です。
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【買い替え時期③】高額な車の修理費が必要になった時
故障などの原因で高額な修理費が必要になってしまった時も買い替えを検討するよいタイミングです。
要するに「高い修理を出して故障した車を乗り続けるくらいなら新しい車を買ったほうが安全」という視点です。
車は消耗品としての面もありますから、長く乗り続けているとそれだけ故障のリスクが高くなりますし、修理・修復しても安全面での不安も残ります。
問題なのは高額な修理費用が必要な車を買い取ってもらうことかできるかどうかです。
もちろん、高額買取は期待できませんが、事故車や不動車を買い取っている業者もたくさんあります。
現在では日本車を修理・補修したうえで海外に輸出するビジネスが盛んになっており、事故車や不動車の需要も高まっているのです。
【買い替え時期④】車のメンテナンス費用がかさばるようになった時
車を乗っている場合にはメンテナンスにも費用がかかります。
しかも何年も乗っているとこれらの費用がどんどんかさんでいくため、「ランニングコストをかけるくらいなら新しい車を買った方が良い」という選択肢も出てきます。
メンテナンスの費用がかかる車は、いわば赤字を垂れ流しているような状態ですから、新しい車に買い替えてランニングコストを減らした方が賢い選択とも言えるのです。
高額なメンテナンス費がかかるような車は高額で買い取ってもらえないだろうとついつい先延ばしにしてしまう面もありますが、そうして乗り続けている間にも中古車としての価値は下がっていきます。
メンテナンス費用も年々かさばるようになり、ますます赤字の垂れ流しになる…思い切った決断が必要な買い替え時期とも言えそうです。
車を買い替える時には必ず車一括査定を利用して高価売却
どのタイミングで買い替えるにせよ、車を売却する際には必ず車一括査定を利用するようにしましょう。
複数の業者に一括して査定依頼を出すことで、自分の車がどれだけ市場価値があるのかを確認し、もっとも高く買い取ってくれそうな業者を簡単に探すことができます。
年式が新しい車を積極的に手がけている業者もあれば、事故車・不動車を積極的に買い取っている業者もあります。
そのため同じ車でも業者によって驚くほど買取額に差が出てくることもあるため、買い替えのタイミングによってベストな業者にも違いが出てきます。
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【2024年4月最新版】
車一括査定おすすめ人気ランキング《3選》
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運営企業 | リクルート | MOTA | カーせる |
掲載業者数 | 1000社以上 | 500社以上 | 13000社以上 |
大手買取業者 | 〇 | △(一部参加) | 〇 |
同時査定依頼数 | 30社 | 20社 | 1社 |
業者選択 | 〇 | × | × |
入力時間 | 約1分 | 約1分 | 約1分 |
利用料 | 無料 | 無料 | 無料 |
連絡 | メール希望可 | 最大3社のみ | 営業電話なし |
【1位】カーセンサー おすすめ
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まとめ
このように車を買い替え時期はさまざまな理由で訪れます。
車の状態や利用年数といった個人的な運転状況だけでなく、車検のタイミングや中古車市場の需要、さらに新型モデルの発表など自動車業界全体の動向なども踏まえた上でベストなタイミングを探っていきたいところです。
この点はつねによい状態の車に乗っていたいか、それとも愛着を持てる車に長く乗り続けたいといったドライバー個人の嗜好・姿勢によっても変わってくるでしょう。
そして自分なりに最適なタイミングを見極めることができれば、今後再び車を買い替えることになったときにもベストなタイミングでできるようになるはずです。
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