車は乗り潰すか買い替えかどちらを選択する？それぞれのメリット・デメリットを紹介

「乗り潰す」方がいいケース

近年の車は乗り心地や見た目が良くなっているだけでなく、耐久性もアップしています。それらを踏まえると車は最後まで乗り潰した方がいいケースもあると考えられます。それでは車を乗り潰す場合は、どのようなケースがおすすめなのか解説します。

車の買い替えにかかる費用が負担だと感じる場合

新車に買い替える場合、最低でも100万円以上、高級車だとその3倍、4倍の費用が必要となります。その費用を考えると、今の車を乗り続けることで多少メンテナンス費用がかかったとしても、その方が良いケースもあるでしょう。まとまった費用を用意できない場合は、今の車を乗り潰すことをおすすめします。

ローン返済が続くのが抵抗がある場合

車を買い替えるには車両代金や税金などが必要となり、大きな費用がかかります。実際はその大きな費用に対して一括で支払いを済ませることができる方は少ないと考えられます。そうなると数年に渡ってのローン返済が必要となります。そのローンを組むことが嫌な方にとっては今の車を乗り潰すことをおすすめします。

今の車に愛着がある場合

そもそも今、所有している車に愛着がある場合や、他の車に興味がない場合は、車を買い替える必要がないでしょう。メンテナンスを続けることで、より愛着がわいていくことを踏まえ、最後まで乗り潰すことをおすすめします。

車は動けば問題ない場合

そもそも車に対する思い入れがない、特にこだわりがない方にとっては、わざわざ新しい車に乗り替える必要はありません。車は移動や荷物の運ぶための便利な交通手段と考えれば動きさえすれば問題ありません。車を最後まで乗り潰してから買い替えを検討することをおすすめします。

車を乗り潰す場合のメリットとは

車は最後まで乗り潰すことで大きなメリットを得られます。それは車の買い替え時に必要になる車両代や税金などが発生しないということです。そして、買い替え費用の発生を抑えられることで、ローンを組む必要もないので、経済的な負担が抑えられるでしょう。

定期的なメンテナンスを行うこと、安全でエコな運転を日々心掛けていれば、ネックとなる大きな修理や部品交換も最低限で済ますことができるので非常に経済的といえます。

その他にも長く車を乗り続けることで、その車に愛着がわくこともメリットの一つです。車に愛着がわけば簡単に手放したくなくなるものです。車は乗り潰すまで大切に使用しましょう。

車を乗り潰す場合のデメリットとは

車を乗り潰す場合のデメリットは、車を長く乗り続ければ乗り続けるほど、場合によってはメンテナンス費用が高くなることです。新車を購入すれば定期的な車検が発生します。それに加え5年目あたりから部品交換も必要となってくるので、乗れば乗るほど、また時間が経てば経つほど費用をかさみます。

また新車を購入してから13年が経つと税金も高くなるので、長く乗り続けることもデメリットとなる場合があります。つまり、車を乗り潰すためにポイントとなるメンテナンスや税金で負担になる部分をしっかりと抑えて判断しましょう。

車は単純に長く乗り続けることが経済的とは言い切れません。車体金額から車検、メンテナンス費用など見え辛い部分のコストなどもしっかりと見極めて検討しましょう。

「買い替え」の方がいいケース

車には買い替える方がいいケースもあります。車を買い替えることで新しい車に乗れるという点は当たり前ですが、これこそが一番のメリットとなります。その他にも理由があるので詳しく解説します。

ライフスタイルが変わった場合

例えば家族が増えて今よりも大きな車が必要になった場合や、所有している車の税金やメンテナンス費用がかさむので費用をおさえたい場合は車を買い替えることをおすすめします。

特に外車だとメンテナンス費用が莫大なものとなるケースがあるので、エコカーに買い替えることも良い方法といえるでしょう。

多少の費用が発生しても自分の好きな車に乗り続けたい場合

車好きで自分の好きな車に乗り続けたい方は、買い替え続けることをおすすめします。タイミング良く買い替えればメンテナンスや維持費を最低限に抑えつつ、今の車を高く売却し、負担が少ない形で乗り替え続けることも可能です。買い替えの際は計画的に進めることをおすすめします。

車の調子が悪い場合

走行距離や年月が経つとタイヤの交換や各部品の交換が増えていきます。または事故を発生させて車体に損害が被った場合は特にメンテナンスが必要になることもあります。こういった場合には、早めに買い替えてしまうことも良いでしょう。

車の買い替えをする場合のメリット

日々生活する中で欲しい車が出てきたり、ライフスタイルの変化で車の買い替えが必要になることもあるでしょう。車を買い替えることでの一番のメリットは新しい車、または欲しい車に乗れることです。

例えば家族が増えてアウトドアに挑戦していきたいのであればSUVやミニバンへの買い替えを検討することになります。逆にミニバンなど大きな車に乗っていたが、子供が成人したので大きな車が必要なくなり、軽自動車が良いと思われる方もいます。

また車の買い替えには基本的に大きな費用が発生するため、少しでもその費用負担を減らすことで買い替えのハードルが下がります。つまり、今の所有車をより高く売却し、コスト的な負担を減らすことができるので、所有車をいかに高く売るかがポイントになってきます。

車の買い替えをする場合のデメリット

車の買い替えをする場合の一番のデメリットは大きな費用が発生することです。近年、新車を購入するには100万円以上の大金が必要で、まとめて一括で支払えないケースも多くなるでしょう。場合によっては多額のローンを組む必要もあります。

車を買い替えることでローンの返済が厳しくなり、生活が困窮しては元も子もありません。車の買い替えは大きな費用が発生することが前提となるので、本当に車の買い替えが必要なのか、今後の進め方に問題がないか家族や友人などへ相談することをおすすめします。

車は高い買い物なので計画的に話を進めましょう。

車の買い替えをするなら査定を依頼しましょう

車を売却する場合は、車のディーラーか買取専門業者へアプローチをかけます。売却する際に何を重視するかによって進め方が変わります。ここでは少しでも車を高く売りたい方に向けて解説します。

車の一括査定サイトに登録

車の一括査定サイトに登録すれば、すぐに買取専門業者からのアプローチがきます。そのアプローチはたくさんの業者からしつこいぐらい連絡がきます。しかしながら、車の相場の確認ができるし、また会社同士競わすことで、より高いベースの買値が付くことが期待できるでしょう。車を少しでも高く売るためには必要不可欠な方法です。

ディーラーにも査定の依頼

車の売却時には、買取専門業者にお願いするだけでも問題ありませんが、より詳しく価格を押さえるという意味合いで、ディーラーでの価格設定を押さえておく必要があります。

ディーラーが出す査定金額はたいていの場合、買取専門業者よりも安いです。それゆえに買取専門業者が提示してきている価格に妥当性があるのかの判断の指標となります。

押さえておくべき情報としてディーラーにも査定を出すことをおすすめします。