【2024年】おすすめの中古車買取業者ランキング！高価買取のコツも紹介

愛車を少しでも高く売却したいものの、どこの業者に買取してもらうか迷っている方もいるでしょう。中古車買取業者はそれぞれ違った特徴があるため、自分に合った業者を見つける必要があります。

この記事では、おすすめの中古車買取業者ランキングや業者の選び方、高価買取のコツなどを紹介します。自分に合った業者を見つけて、納得して愛車を高く売却しましょう。

おすすめの中古車買取業者ランキングTOP9

中古車買取業者ランキングは以下のとおりです。

ランキングは、以下Webサイトの口コミをもとに作成しています。※2024年1月時点

ただし、ランキング1位の買取業者が必ずしもおすすめなわけではありません。それぞれ違った特徴があるため、自分に合った買取業者を見つけてみてください。

続いて、各買取業者の特徴を紹介します。

1位 オートバックス

オートバックスは、カー用品販売店としての認知度が高いものの、最近では中古車買取の顧客も増えています。2023年のオリコン顧客満足度では、1位を獲得した実績があり、安心して査定依頼ができる買取業者です。

査定金額は口頭では伝えず、見積書を必ず発行するため、中古車買取における減額トラブルを避けられます。査定金額は5日間保証されるため、売却するかどうかしっかり検討することも可能です。

また、オートバックスは査定Drにより、車を正確にチェックします。査定Drとは、塗装の厚さを調べられる膜厚測定器のことで、特許を取得している査定システムです。再塗装の有無により、車の事故歴を正確にチェックできるほか、査定士によって査定金額に差が出ない特徴があります。

オートバックスは、とにかく安心して愛車を売却したい方におすすめです。

2位 ユーポス

ユーポスは、西日本を中心に車買取を実施している業者です。

一般的な買取業者は、買取した車を自社で販売します。一方、ユーポスは買取した車をネットオークションへすぐに出品し、余分なコストをより削減しているため高価買取を実現しています。

また、ユーポスでは車のオプション品を丁寧にチェックしているため、プラス査定も期待できるでしょう。たとえば、以下などオプション品に問題がない場合は、プラス査定になる可能性があります。

純正品を別途所持している場合、持ち込むとさらにプラス査定が期待できるため、参考にしてみてください。

なお、売却金は車と必要書類を渡した翌日に振り込んでもらうことも可能です。愛車をすぐに現金化できるため、急ぎで現金が必要な方にも向いています。

ユーポスは、オプション品が充実している愛車をすぐに現金化したい方におすすめです。

3位 アップル

アップルはオリコン顧客満足度ランキングで、過去に1位を5年連続で獲得した実績がある買取業者です。創業してから30年以上経過している老舗の買取業者でもあるため、初めて車を売却する方でも安心して依頼できるでしょう。

また、アップルはフランチャイズ経営をしており、愛車の状態次第では高価買取が期待できます。一般的な買取店は、本部が提示した金額に従う必要があるため、愛車の状態が良好でも平均相場以上の査定金額は期待できません。一方、アップルはフランチャイズ経営により各店舗で金額を調整できるため、高価買取が期待できます。

日本国外にも販路を持っており、海外でのオークション相場も査定時に考慮されます。日本では高価買取が期待できない車種や、低年式かつ過走行車でも海外では需要があるため「高く売却できない」と諦めずに、査定依頼してみるとよいでしょう。

アップルは、海外で需要がある車や、低年式または過走行車を少しでも高く売却したい方におすすめです。

4位 カーセブン

カーセブンは、アップルと同様にフランチャイズ経営をしている買取業者です。フランチャイズ経営は、各店舗で査定金額をある程度調整できるため、愛車の状態次第では高価買取が期待できます。

また、カーセブンの社長は、JPUC（一般社団法人日本自動車購入協会）の代表理事です。JUPCは、車買取業界の健全化を目的として2014年に設立され、不正な査定や不利益な取引を防いでいます。

店舗では以下5つの安心宣言を掲げており、顧客重視の運営方針のため、安心して愛車を売却できます。

参考：カーセブン公式Webサイト「安心宣言」

カーセブンは、トラブルを避けて安心して愛車を売却したい方におすすめです。

5位 カーチス

カーチスは「高く買取・安く販売」をモットーにしている買取業者です。以下などの情報を自社のプライシングセンターで集約し、価格管理のスタッフが集中して値指しを行っているため、高価買取を実現しています。

余分なコストが発生しないよう、買取した車を自社で販売していることも、高価買取を実現している理由の1つです。

また、カーチスではローンが残っている車でも売却できます。ローン会社への確認やその他の手続きなどを一括して行ってくれるため、スムーズな取引を行えます。査定金額がローン残債を下回った場合は、保証人不要のローンを提案してくれるため、他社で借り直す手間も省くことが可能です。

カーチスは、ローンが残っている愛車を少しでも高く売却したい方におすすめです。

6位 ラビット

ラビットは、日本最大のカーオークション「USS」と、同じグループ会社の買取業者です。カーオークションの情報をもとに中古車市場の動向を分析し、全国相場の最高値を基準に査定してくれます。

買取した車はカーオークションに出品し、在庫リスクを抑えてコストを削減しています。削減したコスト分を顧客の査定金額に還元しているため、高価買取が可能です。

また、プロの査定士が車の状態や、オプションパーツなどを徹底して査定します。プラス査定になる可能性があるため、状態が良好でオプション品が豊富な場合は、査定時にアピールしましょう。

ラビットは、状態が良好でオプション品が豊富な愛車を、少しでも高く売却したい方におすすめです。

7位 ガリバー

ガリバーは、全国に約460店舗展開している大手の買取業者です。買取した車は全国に展開している店舗で販売され、無駄なコストを削減して査定金額に還元しています。

全国の店舗から「あの車が欲しい」などの要望が日々寄せられており、売れ残るリスクも回避できるため、車種を問わない積極的な買取も実施しています。外車専門店「リベラーラ」もガリバーグループが運営しているため、輸入車を適正に査定できるほか、積極的に買取してくれるでしょう。

売却金は車と必要書類の引き渡し後、最短2日で入金してもらうことが可能です。また、Web上から約35秒で概算査定金額がわかるため、愛車を売却するかどうか手軽に検討できます。

ただし、Web上で算出された金額はあくまでも概算査定金額です。実際に車を査定するまで、正確な査定金額が把握できない点に注意しましょう。

ガリバーは、輸入車を適正に査定して欲しい方や、スピーディーな取引をしたい方におすすめです。

8位 ネクステージ

ネクステージは、全国に約295店舗展開している大手買取店です。ネクステージグループは以下の運営もしており、SUVや輸入車に対する知識があるため、該当車種は適正な査定金額が期待できます。

また、顧客が納得できる査定金額を一発で提示してくれます。駆け引きが不要なため価格交渉が苦手な方でも、納得できる金額で愛車を売却できるでしょう。

提示された査定金額の有効期限や還付金の有無を明確にしてくれるほか、契約後に買取金額の減額も行わないため、安心して取引できる特徴もあります。

ネクステージは、輸入車を適正に査定して欲しい方や、価格交渉が苦手な方におすすめです。

9位 ビッグモーター

ビッグモーターは、ガリバーやネクステージと同様に全国展開している大手買取店です。2022年の売上高は「5,800億円」と、国内中古車販売業界のトップであり、資金力があることがわかります。

また、自社で以下を一貫しコストを削減しているため、高価買取が期待できます。

販売されている中古車を購入すると、車種に応じて2〜3年の保証が適用されるほか、1ヶ月以内であれば車を返品することも可能です。ビッグモーターは、買取〜乗り換えまでを1店舗で完結させたい方におすすめです。

ただし、ビッグモーターは2023年に保険金不正請求問題で、顧客からの信用を落としています。買取してもらう際は、売買契約書をしっかり確認してから、取引を交わしましょう。

中古車買取業者を選ぶ際のポイント

以下のポイントを押さえて買取業者を選ぶと、納得できる金額で愛車を売却できるほか、安心して取引を交わせる可能性があります。

続いて、中古車買取業者を選ぶ際のポイントを紹介します。

評判がよいか

中古車買取業者を選ぶ際は、店舗の評判がよいかを事前にチェックしておきましょう。事前に評判をチェックしておくことで、車買取業者とのトラブルを防げる確率が上がります。

中でも以下のサイトは店舗の口コミに加えて、接客力や売却手続きなどに関して、項目別で評価をチェックできます。

たとえば、トラブルなく安全に取引をしたい場合は、接客力を重視して評判をチェックするとよいでしょう。

ただし、フランチャイズ店の場合は店舗によって多少対応が違うケースがあります。フランチャイズ店の場合は、各店舗の評判もチェックしておきましょう。

買取実績は多いか

中古車買取業者を選ぶ際は、買取実績が多いかチェックしましょう。なぜなら、買取実績が多いほど資金力があり、交渉次第では査定金額が上がる可能性があるためです。

また、買取実績が多いほど「顧客が満足できる査定金額を提示している」という捉え方もできます。各業者の公式Webサイトには、過去の買取実績を掲載しているケースもあるため、チェックしてみてください。

出張査定を実施しているかどうか

買取業者を選ぶ際は、出張査定を実施しているかどうかチェックしましょう。出張査定とは、自宅や職場など指定した場所まで買取業者が査定をしに来てくれるサービスのことです。

複数業者の査定金額を比較したい場合、店舗まで出向くと時間や手間がかかります。一方、出張査定を実施している買取業者に依頼することにより、効率良く複数の査定金額を比較できます。

なお、出張査定を無料で実施している買取業者がほとんどです。車を引き渡す際の出張買取は、店舗によって有料なケースもあるため、査定時に確認してみてください。

全国展開しているかどうか

買取業者を選ぶ際は、全国展開しているかどうかチェックしましょう。なぜなら、査定金額には地域差があり、全国展開している業者なら需要がある店舗で車を売却できるためです。

たとえば、ガソリン価格が高い地域では、燃料の消費が少ないハイブリッドカーの需要が高い傾向にあります。高級住宅地が多い地域では、高級セダンやクーペなどと、地域によって車の需要が異なります。

少しでも愛車を高く売却したい場合は、全国展開している買取業者に査定を依頼してみてください。

JPUCへ加入しているか

買取業者を選ぶ際は、JPUC（一般社団法人日本自動車購入協会）に加入しているかどうかチェックしましょう。JPUCとは、顧客が安心して中古車を売却できるよう、自動車業界の健全化を目的として設立された団体のことです。

JPUCに加入するには、厳しい基準をクリアする必要があるため、信頼性が高い買取業者しか加入できません。JPUCに認定された買取業者は「JPUC適正買取店」として事業を展開でき、信頼性があることを顧客にアピールできます。

JPUC適正買取店は、顧客への発信制限を設けているため、買取業者からしつこい営業電話がかかってくることもないでしょう。

また、JADRI（日本自動車流通研究所）に加入している買取業者も信頼性が期待できます。JADRIとは、中古車流通業界の質を向上させて、市場の拡大を目指している団体のことです。JPUCより厳しい基準を設けているため、よりトラブルを防げる可能性があります。

強引な勧誘や契約後の減額などのトラブルを防ぎたい場合は、JPUCやJADRIに加入している買取業者に査定を依頼しましょう。

なお、以下はJPUCとJADRIへの加入状況です。

ただし、JPUCやJADRIに加入しているとはいえ、必ずトラブルを防げるわけではありません。あくまでも目安として参考にしてみてください。

中古車買取の査定ポイント

中古車の査定時は車種や年式、中古車市場の動向などをもとに査定金額を算出します。具体的な査定ポイントは、以下のとおりです。

中古車の査定は減点方式で行われ、マイナス項目に該当すると程度に応じて減点される仕組みのため、愛車の状態と照らし合わせてみてください。

続いて、中古車買取の査定ポイントを紹介します。

車種

中古車の査定時は、人気車種かどうかチェックされます。人気車種は中古車市場で需要があり、買取相場が高い特徴があります。低年式で過走行車両でも高価買取が期待できるため、諦めずに査定依頼することが重要です。

また、車のボディーカラーも査定金額に影響します。中でも黒や白のボディーカラーは中古車市場で需要があり、高く売却できる可能性があるため、参考にしてみてください。

グレード

中古車の査定時は、車のグレードをチェックされます。車にはグレードがいくつか設定されており、上位グレードにはオプション品が多く装備されています。

たとえば、革シートやサンルーフ、先進安全装備などのオプション品です。ベースグレードと上位グレードでは、車両本体価格に100万円程度の差がつくケースもあり、後者の方が高く売却できます。

また、特別仕様車や限定車は希少価値があるため、高く売却できる特徴があります。グレードが高く希少価値があるほど、査定金額が上がることを把握しておきましょう。

年式

中古車の査定時は、車の年式が新しいかどうかチェックされます。査定基準の大きなポイントであり、年式が新しいほど車を高く売却できます。

新車登録してから3〜5年経った場合の査定金額は、購入金額の「50〜60％」程度です。対して、新車登録してから10年以上経つと「5〜10％」まで下がります。車を高く売却したい場合は、年式が新しいうちに手放すとよいでしょう。

ただし、ランドクルーザーやインプレッサなどの人気車種は、10年経っても購入金額の50％程度になるケースもあります。

走行距離

走行距離も年式と同様に、査定基準の大きなポイントです。走行距離が長いと車に負担がかかっており、故障する可能性が高いと判断されるため、査定金額が低くなる傾向があります。走行距離が長くても、車種や状態によっては予想以上の金額になる可能性もあるため、諦めずに査定依頼しましょう。

また、走行距離が極端に短いと高く売却できないケースもあります。たとえば、新車登録してから10年以上経過しているにもかかわらず、走行距離が3万キロ程度の場合です。

車の走行距離は1年に1万キロ程度が目安であり、極端に短いと車庫などで眠っていてメンテナンスが行き届いていないと、判断されるケースもあります。走行距離が短くても、必ず高く売却できるわけではないことに留意してください。

車の状態

中古車の査定時は、車の状態をチェックされます。たとえば、車の心臓部でもあるエンジンやバッテリー、ラジエーターなどです。エンジンルーム内の部品が壊れていたりエンジンオイルが漏れていたりすると、正常に走行できないため、該当する場合はマイナス査定になります。

また、タイヤやマフラーなどの足回りの状態も査定金額に影響します。足回りは車を運転するうえで、安全に関わる部分のため、錆や破損がないかどうか細かくチェックされるでしょう。

内外装

中古車の査定時は、車の内外装の状態をチェックされます。たとえば、喫煙車かどうかやペットを乗せていたかなどです。シートやフロアマットなどの汚れもチェックされるため、査定前にできるだけきれいにしておくことをおすすめします。

外装では、傷や凹みの程度をチェックされます。査定基準は以下3とおりに分類され、程度に応じて減点される仕組みです。

マイナス分は修理費に相当するため、査定前に直す必要はないものの、傷や凹みは査定金額に大きく影響することを把握しておきましょう。また、ワンタッチで窓の開閉が可能なパワーウィンドウやサンルーフが故障していないかもチェックされます。

オプション品

中古車の査定時は、車に装備されているオプション品の数や状態をチェックされます。車のオプション品には「メーカーオプション」と「ディーラーオプション」の2種類があります。

メーカーオプションとは、車の製造段階で装備されるオプション品のことです。納車後では装備が不可能であり、希少価値が高いため査定金額が上がりやすい傾向があります。たとえば、サンルーフや本革シート、先進安全装備などが該当します。

対して、ディーラーオプションとは、車を製造した後に自動車販売店で装備されるオプション品のことです。ディーラーオプションは、以下などのオプション品が該当します。

メーカーオプションほど加点はされないものの、査定金額が上がる可能性が高いため、査定時にアピールしてみてください。

ただし、社外オプション品は見た目に統一性がなくなる点や、故障や安全に関わる可能性があるため買取業者によってはマイナス査定になります。なお、車の「取扱説明書」や今までの「整備記録簿」が揃っていると加点される可能性が高いため、査定前に揃えておきましょう。

中古車市場の動向

中古車の査定では、市場の動向も査定金額に影響します。なぜなら、商品の価値は需要と供給のバランスで決まっており、市場で溢れている車種よりも流通台数が少ない方が高額で取引されているためです。

中古車の査定金額は日々変化しているため、市場の動向を把握しておきましょう。買取業者によっては、買取を強化している車種を公式Webサイトに公表しているため、確認してみてください。

また、中古車買取は季節による影響も受けやすく、需要がある車種は高く売却できます。たとえば、雪道で活躍する4WDは冬前、オープンカーは夏前に査定すると金額が上がりやすい傾向にあります。

中古車市場の動向を把握して、適切なタイミングで車を査定してもらいましょう。

車買取の流れ

車の買取の流れは、どの業者もほとんど違いはなく、以下5ステップで完了します。

続いて、車買取の流れについて解説します。

1.買取業者を選ぶ

まずは、車を査定してもらう買取業者を選びます。店舗の評判やJPUCに加入しているかどうかなどをチェックし、あなたに合った業者に査定を依頼しましょう。

査定の依頼は、店舗に直接問い合わせるほか、各公式Webサイトからでもできる業者もいます。

2.査定をしてもらう

査定依頼が完了したら日程を調整し、実際に車を査定してもらいます。査定にかかる時間は、30分程度です。改造車や事故歴がある場合は、30分以上かかるケースがあることも把握しておきましょう。

また、ほとんどの業者が、指定場所まで出向いてくれる「出張査定」を無料で実施しています。たとえば、職場の駐車場に買取業者を呼ぶことも可能です。効率良く複数社から査定してもらいたい場合や、忙しくて店舗へ出向く時間がない方は、積極的に活用しましょう。

なお、査定したからといって当日に契約を結ぶ必要はありません。納得がいかない場合は、他社に査定依頼をする手段もあります。

3.売買契約書を結んで必要書類を揃える

査定金額に納得したら、売買契約書を結んで取引を成立させます。買取業者とのトラブルを防ぐためも、売買契約書を交わす際は、記載事項をしっかり確認してからサインしましょう。

売却時に必要な書類は以下のとおりです。

1〜3は、車のグローブボックスに保管されているケースがほとんどです。紛失している場合は再発行手続きが必要なため、査定前に確認してみてください。必要書類に不備があると、名義変更手続きに時間がかかるため、売却金の入金が遅くなる点に注意しましょう。

なお、委任状と譲渡証明書は、買取業者で用意しているケースがほとんどです。指示に従い、署名や押印をしましょう。

4.車と必要書類を引き渡す

買取業者と取り決めた日に、車と必要書類を引き渡します。車を引き渡す際は、カーナビやドライブレコーダーなどを初期化し、車内に忘れ物がないかチェックしましょう。

5.売却金を受け取る

売却金を受け取ったら取引完了です。売却金は、基本的に指定口座に振込まれるものの、買取業者によっては現金で渡されるケースもあります。

また、売却金を受け取るまでの期間も業者によって異なり、2〜7日程度かかります。そのため、車の引き渡し時に売却金の受取日を、再度明確にしておきましょう。予定日を過ぎた場合は、すぐに買取業者に確認の電話してみてください。

中古車を高価買取してもらうコツ

以下を実施すると、愛車を高価買取してもらえる可能性があります。

続いて、中古車を高価買取してもらうコツを紹介します。

適切なタイミングで売却する

中古車の相場は日々変動しており、適切なタイミングで売却すると、高価買取が期待できます。そのため、車種によって高く売却できる時期を狙う必要があります。たとえば、4WDは雪道に強いため、冬前に売却すると高価買取になるでしょう。

決算前も中古車を売却するのに、適切なタイミングといえます。決算時は、1年の中で最も中古車が売れる時期のため、高く買取してもらえる傾向があります。ほとんどの中古車販売店の決算は3月と9月のため、売却の狙い目は2月と8月です。

また、円安の時期も中古車を高く売却できる可能性があります。国産車は海外での需要が高く、円安になると輸出数が増加するため、国内の在庫数が減ることにより中古車相場が上がります。

一方、円高の場合は輸出数が減り、国内の在庫数が増えるため中古車相場が下がる仕組みです。高く買取してもらえる時期を見極めて、愛車を売却しましょう。

買取相場を確認しておく

買取相場を確認しないと、提示された査定金額が妥当かどうか判断できないため、必ずおおよその金額を把握しておきましょう。たとえば、年式が古い車を売却し、査定金額が数万円程度で納得してしまうケースです。

仮に年式が古くても、中古車市場で需要がある場合は、さらに高く売却できる可能性があります。買取相場を確認しておけば、相場より低い金額を提示されても、交渉に出ることも可能です。

買取相場は、各業者の公式Webサイトや簡易査定などでチェックできるので、事前に確認しましょう。

オプション品をアピールする

査定時にオプション品をアピールすると、プラス査定になる可能性があるため、高価買取が期待できます。たとえば、純正品のナビやETC車載器などです。

中でも車の周囲をカメラで確認できる「アラウンドビューモニター」や、前方車を追従する「ACC」などの先進安全装備は、プラス査定になりやすい傾向にあります。特にぱっと見ただけで気づきにくいオプション品は、アピールすることが重要です。

なお、定期的にメンテナンスを実施していたこともアピールすると、大事に乗られていたと判断されるためプラス査定になるケースもあります。

査定前に車をきれいにする

車の印象が大きく変わるため、きれいにしてから査定してもらいましょう。汚い状態で査定に出すと、車を大事にしていないと判断され、さらに厳しくチェックされる可能性があります。内装のほこりや砂などを取り除き、外装を丁寧に洗車してから査定に出しましょう。

また、たばこのほかに芳香剤のにおいもマイナス査定になる傾向があります。芳香剤のにおいが強い場合は、消臭スプレーや換気をして、車内をすっきりさせましょう。

一括査定サービスで比較する

一括査定サービスで複数社の査定金額を比較すると、高価買取が期待できます。一括査定サービスとは、1度の申込で複数社に査定を依頼できるサービスのことです。

車や個人の情報を都度入力する必要がなく、査定依頼をする手間を省けるため、手軽に複数社の査定金額を比較できます。一括査定サービスで複数社の査定金額を比較して、愛車を少しでも高く売却しましょう。

おすすめの中古車車査定一括サービス5選

一括査定サービスといえば、しつこい営業電話がかかってくることをイメージしている方もいるでしょう。現在では、しつこい営業電話なしで利用できる一括査定サービスもあります。

おすすめの一括査定サービスは、以下のとおりです。

各サイトのサービス内容を理解し、自分に合った一括査定サービスを選んでみてください。続いて、それぞれの特徴を紹介します。

カーセンサー

カーセンサーは、株式会社リクルートが運営している一括査定サービスです。最大30社に査定を依頼できるため、より多くの査定金額をチェックできます。

オークション形式でも査定依頼ができ、複数社を競わせられるため、高価買取が期待できます。連絡希望時間帯や連絡手段を指定でき、自分の都合に合わせて業者とやり取りできる点も、カーセンサーの魅力です。

カーセンサーは、とにかく多くの業者に査定してもらいたい方におすすめの一括査定サービスです。

MOTA

MOTAは、自動車関連の情報を発信している「MOTA」が運営しています。一般的な一括査定サービスは、申込した全業者と査定や日程の打ち合わせを行う必要があります。

一方、MOTAは高額査定をしてくれた3社とだけやりとりをすればよいため、一括査定サービスにおけるしつこい電話を避けることが可能です。また、申込した翌日18時には3社からの査定金額が提示されるため、スムーズに比較できる特徴もあります。

MOTAは、業者からのしつこい営業電話を避けたい方におすすめの一括査定サービスです。

ユーカーパック

ユーカーパックは、手間を省いて高額査定してくれる買取業者を見つけられる一括査定サービスです。一般的な一括査定サービスは、申込んだ全業者に実車をチェックしてもらう必要があります。

一方、ユーカーパックは、提携している査定員の1人だけが車を査定します。査定員の情報をもとに、複数社が多く参加している買取オークションに出品して、査定金額の提示を受けられる仕組みです。

また、買取オークションに公開されるのは車の情報だけであり、売買契約が成立した業者にだけ個人情報が渡ります。車を売却した後に、他の業者から営業電話がかかってくる心配もありません。

ユーカーパックは、手間をかけずに愛車を高く売却したい方におすすめの一括査定サービスです。

ズバット車買取比較

ズバット車買取比較では、車の年式や走行距離、ボディーカラーなどを入力すると申込前に平均の査定相場を確認できます。適正な金額で業者と交渉できるほか、今後の推移金額をチェック出来るため、適切なタイミングで車を売却できます。

また、利用する際は以下を入力すればよいため、シンプルかつ簡単に一括査定を申し込むことが可能です。

ズバット車買取比較は、適正な金額で愛車を売却したい方におすすめの一括査定サービスです。

なお、ズバット車買取比較では売却後にアンケートに回答すると、以下プレゼントが受け取れるキャンペーンも実施しています。※2024年1月時点

当選枠は少ないものの、当選すればお得に車を売却できるため、ぜひ参加してみてください。

ナビクル

ナビクルは、上場企業「株式会社エイチームライフデザイン」が運営している一括査定サービスです。申込時は以下の情報を入力するだけのため、手軽に複数社への査定依頼が可能です。

また、申込後すぐに概算買取金額が提示されます。業者との交渉材料を事前に入手できるため、適正に愛車を売却できます。

なお、廃車や事故車の一括査定依頼も可能です。レッカー代や解体費用、各種手続きも無料で行ってくれるため、手間なく売却できます。

ナビクルは、廃車や事故車を少しでも高く売却したい方におすすめの一括査定サービスです。

まとめ

この記事では、車買取業者ランキングや業者の選び方などを紹介しました。買取業者はそれぞれ違った特徴があるため、一概に「この業者がいい」とおすすめはできません。

評判や買取実績などをもとに、自分に合った業者を見つける必要があります。紹介した買取業者ランキングは、あくまでも目安として参考にしてください。

また、愛車を高価買取してもらうには、適切なタイミングを見極めて一括査定サービスを利用することが重要です。自分に合う一括査定サービスを利用して、愛車を少しでも高く売却しましょう。

よくある質問・回答

中古車買取において、よくある質問をまとめました。

不安や疑問がある場合は、ぜひ参考にしてみてください。

Q.車を売るならどこがいい？

A.中古車買取業者は、それぞれ違った特徴があるため、一概に「ここがいい」とはいえません。それぞれの特徴を把握し、自分に合った業者を見つけてみてください。

Q.車を売るなら何月がいい？

A.車を売るなら、中古車の需要が高まる決算前がおすすめです。ほとんどの中古車販売店では、3月と9月に決算を実施しています。

Q.車を売ったお金はいつ入金される？

A.車を売ったお金は、1週間程度で入金されます。ただし、車と必要書類を引き渡してからのカウントのため、混同しないようにしましょう。

Q.買取業者とのトラブルを避ける方法は？

A.買取業者とのトラブルを避けるには、査定前に店舗の評判を確認しておく必要があります。なお、JPUCに加入している業者は信頼度が高いため、トラブルなく愛車を売却できるでしょう。

Q.車の一括査定サイトの特徴は？

A.車の一括査定サイトは、1度に複数業者への査定依頼が可能です。複数業者の査定金額を簡単に比較できるほか、一括査定サービスによっては競合させられるため、高価買取が期待できます。