「1～5万円の最低額保証で車買取」保証制度がある買取業者＆保証可能なワケ

車は、新車から時間が経過すればするほど、その価値を落としていきます。

やがて価値はゼロになり、売却しようにも、逆に処分料などを請求されることになるのです。

そんな状況にあって、どんな状態の車でも1～5万円で買取可能という最低額を保証する業者があります。

いったいどんな業者なのか、気になっている人もいるはずです。

投函されてたチラシに「中古車買取1万円保証」って書いてあったけど2年後プレオくん1万で回収してもらえるってコト？？？

— むーさん (@kyo_mu_san) March 4, 2022

そこで、買取額に最低保証ができる仕組みと、実際にそうしたサービスを提供している業者について、詳しく知っておきましょう。

車買取の最低額保証制度とはどのようなサービスなのか

車買取の最低額保証制度とは、簡単にいうと、どんなに古く、どんなに状態が悪い車でも、最低◯円以上で買取を行うことを約束する買取業者のサービスのことです。

古くて状態が悪い車の場合、売れるどころか、処分にお金がかかると思うのが普通でしょう。

ところが、最低額保証制度のある買取業者なら、お金がかからない上に、ある程度の利益が期待できるのです。

車買取の最低保証制度がある『5つの中古車買取店』

【保証業者①：ガリバー】最低3万円以上買取キャンペーン

中古車業界の大手であるガリバーでは、古い車や故障して動かなくなった車でも、最低3万円以上で買い取るキャンペーンを行っています。

「査定しても値段がつくはずがない」と思っている人には大チャンスです。

ただし、最低額保証が適用されるのは、キャンペーン期間中のみです。

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地域限定で「下取り10万円保証」の買取キャンペーン

上記のキャンペーン以外にも、ガリバーではさらにお得な買取キャンペーンを展開していることがあります。

たとえば、茨城県水戸市にあるガリバー水戸50号バイパス店では過去に、キャンペーン期間中に乗り換え成約した人を対象に、下取り10万円保証を実施していました。

ガリバーは、全国におよそ460店舗を展開する中古車業界の最大手です。

【保証業者②：ユーポス】10万下取り保証「限界突破キャンペーン」

西日本を中心に展開する中古車買取のチェーン店ユーポスでは、「限界突破キャンペーン」と題した10万下取り保証を展開していたことがあります。

期間限定のキャンペーンですが、この期間中にユーポスで車を売ると、どんな車でも10万円以上で下取りしてくれるという内容です。

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【保証業者③：東海自販株式会社】地域密着型買取店で2～5万円以上で買取

東海自販株式会社は、静岡市を中心に、焼津市や藤枝市などでも地域密着で営業する、古い車の買取店です。

こちらでは、廃車にするしかないような古い車も含めて、どんな車でも車種と排気量別に、最低買取額を保証しています。

具体的には、車種と排気量によって、2万円、3万円、5万円、8万円を最低額として保証する内容です。

【保証業者④：オレンジ】動く車なら最低買取価格が普通車1万円＆軽自動車5千円

新潟県、静岡県、山形県を中心に車を現金買取しているのが、車買取専門店の「オレンジ」です。

こちらでは、動かせる車ならばどんな状態の車でも、普通車1万円、軽自動車5千円以上で買い取るキャンペーンを継続的に行っています。

廃車にするしかない車でも、最低この金額は保証するとのことです。また、名義変更を始めとした煩雑な手続きも、すべて代行してくれます。

【保証業者⑤：ティーバイティーガレージ】どんな廃車でも買取保証1万円

ティーバイティーガレージは、全国に幅広く展開する車買取専門店です。

特に、低年式車や過走行車、事故現状車など、他社では値がつきにくい車の買取を得意としています。

ガレージに放置していたタイヤやパーツまで買取可能です。

そんなティーバイティーガレージですから、廃車の買取にも自信を持っています。

そもそも買取最低保証できるのはなぜ？

このように、全国展開の大手買取業者から地元密着の地域店まで、車買取では最低額を保証する業者が少なくありません。

では、なぜどんな車でも最低額を保証できるのでしょうか。

海外での日本車は古い車でもニーズが高くて価値がある

走行距離が10万km以上の車は、国内では過走行車として敬遠される傾向があります。

10年以上前の低年式車も同様です。そのため、通常ならこうした車を買取に出してもほとんど値はつきません。

しかし、東南アジアやアフリカなどの途上国では、品質の良い日本の車は古くても高いニーズがあります。

車の部品＆パーツや鉄の資源として再販できるから

車本体は使い物にならない状態でも、パーツのなかには正常に動作するものがあります。

車を構成するパーツはおよそ3万点にも上るため、どんなボロボロの車でも、なにがしか価値あるパーツがあるものです。

たとえ使えるパーツがないとしても、鉄資源としての利用価値が残っています。

《マル秘》ボロボロの車でも買取できる買取最低保証の裏事情

ボロボロの車でも何らかの価値があるからこそ、業者は買取できるのです。本当に価値がなければ、ただでも引き取ってくれません。

以下のような裏事情があることも知っておきましょう。

【理由①】リサイクル料金の返金

車を購入するときには、車両本体価格以外にも負担しなければならない費用があります。その一つがリサイクル料金です。

使用済み自動車の再資源化を進めるために設定された法律にもとづいています。

中古車売買においては、前の所有者に対して、購入者がリサイクル預託金に相当する金額を支払うという仕組みです。

中古車の場合でも、新しい所有者がリサイクル料金を負担するようになっています。

中古車買取で1万円や5千円を最低額として保証する業者は、要はもともと法律で決まっているリサイクル料金を前の所有者に返しているだけなのです。

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【理由②】自動車税の返金

最低額を保証できるもう一つの理由は、自動車税の仕組みと関係します。

自動車税とは、その年の4月1日の時点で車を所有している人が納めるべき税金です。

その納め方は前払いで、翌年の3月いっぱいまでの税金を年度の最初にまとめて支払います。

ですので、年度途中で車を手放した場合、その車に課税される自動車税は、新たな所有者が負担することになっているのです。

たとえば、ある車の自動車税が5万円だとして、その5万円は1年間12か月分の税金です。

8月に車を売却すると、それ以降の翌年3月までの7か月分の税金、およそ3万円は、前の所有者に返金されます。

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車は適正な買取相場で売却するのが重要

最低額保証制度があると聞けば得した気になりますが、上記のことからわかるように、本来、車の売り手が受け取るべきお金なのです。

車を手放すときは、買取相場に照らして、適正な価格で売却しましょう。

車の本当の価値を知るなら車一括査定は必須

知らないと損するかも!?
車を高く売るなら『車一括査定』

車一括査定サービスなら、たった一度きりの申し込みで複数の買取店に査定依頼できます。

本来なら買取店を自らまわって相見積もりを取って価格交渉するところを、自然に買取店同士が競合して査定額を吊り上げてくれます。

例えば3社競合した場合、各買取店は他の業者以上の買取額を提示しないと売主から選ばれません。

業者間が自然に競合状態になるため、あなたは特に何もしなくても査定額がどんどん高くなっていきます。

このような方には必ず利用してほしいサービスです。

【2024年4月最新版】
車一括査定おすすめ人気ランキング《3選》

	カーセンサー	MOTA車買取	カーせる
運営企業	リクルート	MOTA	カーせる
掲載業者数	1000社以上	500社以上	13000社以上
大手買取業者	〇	△(一部参加)	〇
同時査定依頼数	30社	20社	1社
業者選択	〇	×	×
入力時間	約1分	約1分	約1分
利用料	無料	無料	無料
連絡	メール希望可	最大3社のみ	営業電話なし

当サイト編集部が車一括査定サービスで最もおすすめしているのがリクルート社運営の『カーセンサー』

買取業者数が1000社を超え、ビッグモーターやアップル、カーセブンなどの大手中古車買取店もほぼ網羅しています。

同時査定依頼も30社と業界最多のため、最も査定額が高い業者を選ぶ幅も広がります。

高価買取を目指すならカーセンサー以上のサービスにはまだ出会っていません。編集部が太鼓判を押す車一括査定サービスです。

『MOTA車買取』は最大20社がネット上で査定し、その中から高額査定の3社(最大)のみと売主が交渉する車一括査定です。

上位3社のみが交渉権をもつため、買取業者から電話は最大で3社のみ。

「査定額は知りたいけど営業電話は極力減らしたい…でも高く売りたい」という方におすすめの車一括査定です。

老舗オークションの株式会社オークネットが100%出資する子会社が運営する『カーせる』

車両検査の専門機関(AIS)が出張査定し、あなたの愛車情報が全国13000社に一斉送信。

査定はAISが行うので査定は1回のみ、複数業者からの営業電話もなくカーせる1本のみです。

当然ながら、入札する業者が多いため査定額が高くなる可能性がグンと上がります。

まとめ

車買取の最低額保証制度は、一見、買取業者が顧客に寄り添うようなお得なサービスに思えるでしょう。

しかし、実際はリサイクル料金や自動車税といった、どんな車にも存在する価値を返却しているだけのことも多いのです。

もしかすると、手放した車には業者が設定した最低額以上の価値があったかもしれません。

「廃車にするしかないから」とあっさりあきらめるのではなく、もう一度適正な売却額を調べてみましょう。それには、車一括査定が便利です。

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