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三菱GTOの歴史と現在の中古車価格は?【日本の名車】
- 最新「GTO」中古車情報
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本日の在庫数 32台 平均価格 181万円 本体価格 60~329万円 -
三菱「GTO」
GTOは三菱自動車が1990年から2000年まで販売していた、ファストバックタイプのスポーツクーペです。
当時の日本車としては珍しい、4WDの大型スポーツカーとして登場した本車は、その大きさに見合ったパワーの3.0L V型6気筒のNA(自然吸気)エンジンとツインターボエンジンが用意されていました。
日本国外では「3000GT」の名称で販売されており、始めから北米市場を意識して設計されていたその性能は、長い直線道路でも余裕を持って走りぬけられるトルクと馬力を備えています。
GTOという名前は、イタリア語の「Gran Turisumo Omologata」の略称です。
モータースポーツにおけるGTカーカテゴリとして、公認された車という意味を持ちます。
NAエンジン
エンジン型式 6G72型
V型6気筒DOHC24バルブNA
燃料供給方式 ECI-MULTI
排気量 2972cc
内径x行程 91.1X76.0mm
圧縮比 10.0
最大出力 225馬力/6000回転
最大トルク 28.0kg.m/4500回転
無鉛プレミアムハイオク仕様
タンク容量 75L
出典:http://sport-car.akakagemaru.info/
ツインターボエンジン
エンジン型式 6G72型
V型6気筒DOHC24バルブICツインターボ
燃料供給方式 ECI-MULTI
排気量 2972cc
内径x行程 91.1X76.0mm
圧縮比 8.0
最大出力 280馬力/6000回転
最大トルク 43.5kg.m/2500回転
無鉛プレミアムハイオク仕様
タンク容量 75L
出典:http://sport-car.akakagemaru.info/
GTOのTVCM
キャッチコピーは「スポーツは、ライバルがいるから、面白い。」、「あなたのスポーツは、面白いですか。」で、速さよりも運転する楽しさに重きを置いた広告展開を行っていました。
GTOの前身モデルといれる三菱自動車のスペシャリティカー「スタリオン」に関しては以下の記事をご確認ください。
1990~1993 前期型

出典 : https://www.flickr.com/
GTOは販売されていた10年の間に、複数回のマイナーチェンジを繰り返してきましたが、大きな括りでは前期型、中期型、後期型、最終型の4つに分けることができます。
前期型最大の特徴は、開閉式のリトラクタブルヘッドライトです。
前期型以降は固定型のヘッドライトになってしまうので、簡単に見分けることができます。
全長:4,555mm
全幅:1,840mm
全高:1,285mm
ホイールベース:2,470mm
1993~1996 中期型

1993年8月の大きなマイナーチェンジで、中期型に進化しました。
前期型からの大きな変更点は、以下の通りです。
・開閉式のリトラクタブルヘッドライトから、固定式の4灯タイプへ変更
・トルクの上昇
・エアロパーツのデザイン変更
・5速MTから6速MTへ変更
・助手席にエアバッグ追加
全長:4,575mm/4,590mm
全幅:1,840mm
全高:1,285mm
ホイールベース:2,470mm
1996~1998 後期型[block]14[/block]
1996年8月に後期型へ進化したGTO。
中期型から大きく変更された点は以下の通りです。
・フロントバンパー、リヤスポイラーのデザイン変更
・ホイールサイズの変更
・プロジェクターフォグランプの装備
全長:4,600mm
全幅:1,840mm
全高:1,285mm
ホイールベース:2,470mm
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- MOBY編集部 第4グループ