広告 車買取の基礎知識

【査定士に聞いた】車買取でプラス査定になる13ポイントを全部公開!

【査定士に聞いた】車買取でプラス査定になる13ポイントを全部公開!

車買取を業者に依頼すると、査定士が実車を詳細に調べたうえで査定額を算出します。相手はプロですので査定は厳しくならざるを得ません。

ただ、車の査定にはプラスポイントとマイナスポイントの基準があります。

やんちゃん
車のプラス査定って調べると色々出てくるからよくわからないんだよね…。
買取業者が違えば査定基準にも多少の違いはありますが、どの査定士も「ここはしっかり見る」というポイントが共通しているものです。
しろくるま
そのポイントを押さえておき、上手に愛車をアピールしてプラス査定につなげましょう。
しろくるま

【JAAI基準】査定士はプラス査定を判断する根拠

JAAI

(画像出典:JAAI公式サイト)

買取業者によって最終的な査定額は変わるといっても、実は査定のポイント自体はどの業者でもそれほど違いはありません。

というのも、多くの業者は一般財団法人日本自動車査定協会(JAAI)の定める査定ポイントを基準に査定しているからです。

JAAIの基準では、対象箇所ごとにそれぞれプラス査定とマイナス査定になるポイントが決まっており、実際の査定もそれに応じて加減が行われます。

やんちゃん
査定ポイントは具体的にどういうところを見ているの?
では、具体的にどんな査定ポイントがあるのでしょうか。次に見ていきましょう。
しろくるま

車買取でプラス要因になる『13の査定ポイント』

JAAIの査定基準は非常に細かく分かれていますが、ここでは、プラス査定の要因となりやすい13のポイントに絞って紹介しましょう。

目次(クリックでスクロール)

【査定額アップ①】外装・内装のキズや凹みがない

車の傷

外装の傷や凹み、汚れなどの有無は査定で特に重視されるポイントです。もちろん傷や凹み、汚れがあるほどマイナス査定になります。

逆に、外装に傷や凹み、汚れがなく、ランプ類などにも破損が見られない車は高い評価が期待できるでしょう。

ただし、どんなに大切に乗ってきた車でも、プロの目で厳しくチェックすると小さな傷などは見つかるものです。
しろくるま

また、外装については色も評価対象になります。中古車市場で人気の高いボディーカラーほどプラス査定になりやすいことを覚えておきましょう。

内装についても同様です。傷や汚れの有無によって評価が大きく変わります。また、見た目の汚れだけでなく、ニオイなども厳しくチェックされるポイントです。

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【査定額アップ②】エンジン・足回りの状態

査定

エンジンや足回りの状態は、特に重点的にチェックされるポイントです。

エンジンの内部まで細かくチェックし、異音はないか、オイルやプラグの状態は正常か、また、修復歴や改造はないかなどが調べられます。

たとえ年式が新しく走行距離が少なくても、エンジンや足回りの状態次第ではマイナス査定になってしまいます。

やんちゃん
プラス査定になることはあるの?
逆に、エンジンの載せ替えやオーバーホール済みの場合はプラス査定の可能性があるので申告しておきましょう。
しろくるま

【査定額アップ③】事故歴・修復歴・改造がない

タイヤ交換

事故歴や修復歴、また、改造歴のある車はマイナス査定の対象です。事故歴や修復歴は中古車として売る際にも公表される情報ですので、これがあるとなかなか買い手がつきません。

事故を起こした車は買いたくないという消費者心理が働くからです。

ポイント

ただし、軽くこすった程度の事故でちょっと修理したぐらいでは事故歴も修復歴もつきません。

事故歴や修復歴として記録が残るのは、フレームが変形するような大きな事故の場合のみです。これらの記録がなければ、逆にプラス査定が期待できます。

改造がある車もマイナス査定になる可能性があります。パーツを取り付けただけの改造の場合は、査定前に外しておきましょう。

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【査定額アップ④】走行キロ数が標準(1年1万キロが標準)

走行距離

走行距離が短いほどプラス査定の対象です。走行距離と査定額は反比例の関係にあると言ってもよいでしょう。

1年1万キロ未満の場合、プラス査定の対象ですが、1年1万キロ超走っている車はマイナス査定の対象です。

また、年数にかかわらず、10万キロ以上の走行距離がある車は「過走行車」になります。過走行車は中古車市場で人気がないので、マイナス査定の対象です。

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【査定額アップ⑤】人気ボディーカラー(白・黒・シルバー)

車

外装のところで少し触れたように、ボディーカラーによっても査定額は変わります。

人気の高いカラーほどプラス査定の対象になりますが、特に人気なのが白、黒、シルバーの定番色です。

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実際、中古車サイトを検索してみるとそれがわかります。年式や走行距離等が同条件の場合、白、黒、シルバーの車両の方が高額で販売されているはずです。

リセールバリューを考えるなら、今後の車購入の際にもボディーカラーを気にしてはいかがでしょうか。
しろくるま
やんちゃん
売却のことを考えて車の色を考えるのも一つなんだね!

【査定額アップ⑥】ABS・サンルーフ・カーナビなどの装備が充実

サンルーフ

ABS、サンルーフ、カーナビなど装備が充実している車ほど、査定で高く評価されます。

ABSはコンピューターでブレーキを制御する安全装備で、今や必須の装備と言ってもよいでしょう。逆に、ABSがないと高く評価してもらえません。

サンルーフやカーナビ、また、スライドドアなどドライブを快適にする装備も、メーカーオプションの場合は特にプラス査定になります。

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【査定額アップ⑦】本革シートの有無と状態

車の中

本革シートの有無も査定ポイントです。本革シートかどうかは車の性能自体に関係ないことですが、高価な革製品ということで状態が良ければ高く評価されます。

ただし、あくまで「状態が良ければ」です。本革シートの車でも、長年乗っている車だとプラス査定にはなりません。

逆に、購入1年未満など新品同様のものならかなりのプラス査定が期待できます。
しろくるま
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【査定額アップ⑧】アルミホイールの有無

車のホイール

スチールホイールよりもアルミホイールの車の方が高く評価されます。なぜなら、アルミホイールの方が高額で、中古車市場でもそれを好む人が多いからです。

やんちゃん
アルミホイールというやつだったらなんでもいいの?
アルミホイールなら何でもプラス査定になるかというと、そうとは限りません。
しろくるま

プラス査定の対象はあくまでメーカー純正品であり、社外品のアルミホイールの場合、逆にマイナス査定になってしまうこともあります。

【査定額アップ⑨】車検が残り3ヶ月以上残っている

車検

車検の残り期間も査定額に影響を及ぼします。

もちろん残りの期間が長いほどプラス査定の対象であり、車検までの残り期間が3か月を切っている場合はマイナス査定の対象になることに注意しましょう。

注意ポイント

残り期間が3か月を切ると、同じ車でも一気に査定額が下がります。

では、車検までの残り期間が短い車は、車検を受けてから査定に出した方がよいのでしょうか。それは「NO」です。

査定でマイナスされる金額よりも車検費用の方がはるかに高いので、すぐに売るのであれば損をしてしまいます。

車検までの残りが3か月を切っている場合、むしろぎりぎりまで待ってから査定してもらった方がよいでしょう。

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【査定額アップ⑩】必要書類が全部揃っている

チェックリスト

車にとっての重要な書類がすべてそろっていることも、査定では重要なポイントです。

査定の前に、車の取扱説明書や定期点検整備記録簿があるかを確かめ、しっかり用意しておきましょう。

取扱説明書など運転に必要ないからといって捨てる人がいますが、次に乗る人にとっては必要です。自分一人で乗り潰すつもりでなければ、大切に取っておきましょう。

定期点検整備記録簿は、車の整備状況を記録した重要な書類です。これは査定では欠かせないものなので、ない場合、大きなマイナス要因となってしまいます。

やんちゃん
車の取扱説明書や定期点検整備記録簿の2つさえあれば大丈夫?
それ以外にも車にもともと付属していた書類がある場合は、すべてそろえておくといいでしょう。
しろくるま

【査定額アップ⑪】ワンオーナー

カギを渡す男性

ワンオーナーの車とは、初回登録から一人のオーナーのみが所有している車のことです。

中古車によっては何人ものオーナーが所有した車がありますが、オーナーの数が増えるほど中古車市場での価値は下がっていきます。

したがって、たとえ人気車でも、それを中古車で購入してしばらく経って売る場合、相場ほどの値段で売れないこともあるのです。

それよりは、それほど人気の高い車でなくても、新車で購入して自分一人で乗り続けた車の方が、リセール時の下落幅は小さくなると言えるでしょう。

ポイント

ただし、上記はあくまで一般的なケースです。車種によってはオーナーの数にかかわらず高く評価される場合もあります。
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【査定額アップ⑫】禁煙・子供の有無・腐食など

車の内装

車の外装や内装が査定ポイントになることはお伝えしましたが、目に見えるポイントだけでなくニオイ等にも注意が必要です。

タバコのニオイが染みついた車がマイナス査定になるのは理解できるでしょう。禁煙車の方が査定ポイントは高いです。

子どもの有無と車は関係ないように思えますが、小さい子どもを乗せていた車の場合、食べかすなどで車内が汚れている可能性があります。

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また、ボディーや各パーツに腐食があるとマイナス査定の対象です。

【査定額アップ⑬】タイヤの残り溝が1.6mm以上(スリップサイン)

車のタイヤ

タイヤの残り溝によって査定額が変わります。プラス査定を狙うのであれば、残り溝が1.6mm以上は必要です。

なぜなら、それ以下の場合、スリップサインが現れてしまうからです。

やんちゃん
スリップサインが現れるとダメなの?
スリップサインの現れたタイヤは、道路運送車両法によって公道を走ってはいけない決まりです。
しろくるま

そのため、そんな車を買い取った買取業者は、再販の前に新しいタイヤに交換しなければならなくなってしまいます。

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まとめ

【査定士に聞いた】車買取でプラス査定になる13ポイントを全部公開!

車買取で特に重視されるのが上記の13のポイントです。すべてのポイントを満たしていれば、かなりのプラス査定が期待できるでしょう。

しかし、満たしていないポイントがあるからといって、お金をかけて直すべきとは限りません。

査定でアップする金額よりも費用の方が高くつくことが多いからです。

やんちゃん
車をキレイにするとか、書類を揃えるとか自分で出来そうなことはやっておいて損はなさそうだね!
そうですね。実際に車を売る際は、上記を参考に、査定前にできる範囲のことをやっておきましょう。
しろくるま

車検切れ、故障した愛車を
必ず買取する「カーネクスト」

廃車買取カーネクスト

走行距離10万km以上、15年以上前の古い車や故障車などは中古車市場では価値が低いのが現実です。そのため買取業者やディーラで買い取ってもらうのはほぼ不可能。逆に処分費用を請求される場合もあります。

しかし『カーネクスト』ならそんな愛車でも買取が可能です。カーネストは海外に輸出やパーツや資源としてリサイクルすることで価値を生み出すため、想像以上の価格が付く場合も…。

「ボロボロだし価値0でしょ…」と思って諦めている方は、少しでも高い値段で買い取れるカーネクストでぜひ査定してください。カンタン20秒で無料依頼ができますよ。

\ 廃車買取【カーネクスト】/

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