自分で買取業者を廻らなくても、複数の業者に査定を依頼できる便利なサービスが車一括査定です。少しでも車を高く売りたいなら、このサービスを利用しない手はないでしょう。
ただし、車一括査定には大きなデメリットがあります。申し込んだ途端に買取業者からの営業電話が殺到することです。
ネットで車一括査定申し込んだら、一気にわんさか電話がかかってきてプチパニック(笑)
(´・ϖ・`)
— 津田コユ (@tudatttu) December 3, 2022


そんな車一括査定の利用でネックとなる買取業者からの電話ですが、回避する方法はあるのでしょうか。
この記事の目次
『カーセンサー』なら車一括査定で電話なし&メールのみOK
結論から述べると、電話なしで車一括査定を利用することは可能です。ただし、どこの車一括査定サービスでもそれが可能というわけではありません。
「カーセンサー」というサービスを利用するのが条件です。
「カーセンサー」とはリクルートが運営する中古車サイトとして有名ですが、車一括査定サービスとしても利用できます。
大手企業が運営しているだけあって、以前は全国の1,000社以上の買取業者と提携していると言われていました。
現在、提携数は非公開になっていますが、それでも中小から大手まで多数の買取業者と提携しているのは間違いありません。
ポイント
【簡単STEP】車一括査定『カーセンサー』でメールだけにする全手順
では、具体的にどうやってカーセンサーの車一括査定で営業電話をなしにできるのでしょうか。実は、申し込みの段階で連絡手段にメールを指定すればよいだけです。
まず、カーセンサーにアクセスし「車買取」をクリック、続いて、売りたい車の情報を入力して申し込みスタートボタンをクリックしてください。
次の画面ではさらに詳しく情報を入力します。必要事項の入力が完了したら、画面下の方にある「任意項目」というところを注目してください。
売却希望時期などの希望がある際はこちらをクリックしてくれという旨のことが書かれていますが、実は、ここをクリックしたその先で連絡手段をメールだけにすることができるのです。
遷移先の画面では、売却希望時期やその他の連絡手段などを入力する項目があります。
その下に連絡希望時間帯という自由記述欄がありますので、そこに「連絡はメールのみを希望」と入力し、送信するだけです。


《注意》査定依頼からガリバーとビッグモーターを除外する
先ほどの申し込み画面に、「査定申し込み先」という買取業者の一覧があったはずです。
業者からの電話をなしにするには、ガリバーとビッグモーターのチェックを外しておきましょう。
チェックを入れたままだと、この2社からはメールのみを希望しても関係なしに電話がかかってきます。
なぜこちらの希望を無視して電話をかけてくるかというと、ガリバーとビッグモーターのような大手企業はオートコールというシステムを導入しているからです。


車一括査定をメールのみにした場合に起こりうる『3つのデメリット』
営業電話さえなければ車一括査定のデメリットはなくなったと考えたいところですが、実は、メールのみにした場合にもいくつかデメリットが考えられます。
目次(クリックでスクロール)
車一括査定をメールのみにした場合に起こりうる『3つのデメリット』
【デメリット①】買取手続きで時間がかかってしまう
その一つは、買取手続きに時間がかかってしまうことです。
車を買い取るためには実際に査定してもらう必要がありますが、その日程を調整するには業者とのやり取りが必要なのは理解できるでしょう。
電話の場合、1回の電話で必要なやり取りが完了しますが、メールだとそうはいきません。

【デメリット②】メールでの参考査定額が不正確
メールには、こちらの入力情報をもとに買取業者が査定した参考金額が記載されています。しかし、この金額がまったく当てにならないのです。
実際の査定額は実車を直接査定しなければわからないため、申し込み画面から入力できる情報のみでは相場をもとにした参考金額にしかなりません。
もっとも、このデメリットは電話にも当てはまることです。

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【デメリット③】絶対に「電話なし」になるとは限らない
最大のデメリットとなり得るのが、メールのみを希望しているにもかかわらず、買取業者から電話がかかってくることがあることです。
先に見たように、ガリバーやビッグモーターのような大手業者だと、オートコールシステムを使っている可能性があります。
[keikoku]また、オートではなく人力で対応する業者でも、担当者がこちらの希望を見落として電話をかけてくることも考えられることです。[/keikoku]
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車一括査定の迷惑電話を可能な限り減らす方法

※車一括査定後の営業電話
カーセンサー以外の方法で、車一括査定の利用で業者からの電話を減らす方法を考えてみましょう。
以下の2つの方法なら可能な限り減らせるはずです。
目次(クリックでスクロール)
車一括査定の迷惑電話を可能な限り減らす方法
【電話:少】MOTA車買取なら最大で電話3本のみ
1つ目の方法は、「MOTA車買取」を利用することです。
こちらは、車一括査定とカーオークションが一つになったサービスです。売りたい車の査定をサイトから申し込むと、入力情報をもとに最大20社からの概算査定額が翌日に提示されます。
そのうち高額を提示した上位3社のみが、申込者と直接やり取りできるという仕組みです。
このように、MOTA車買取を使っても業者からの電話はかかってきます。ただ、その数を最大3社のみに減らせるのです。
3社のみの対応ならそれほど時間はかかりませんし、営業電話の殺到で生活に支障が出る心配もないでしょう。
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【電話:少】オークション形式なら電話1本(ユーカーパック等)
もう一つの方法は、オークション形式の買取業者を利用することです。たとえば、2016年からやっている「ユーカーパック」というサービスがあります。
ユーカーパックで車を売る場合、まずユーカーパックの査定員に実車を査定してもらい、その査定額でカーオークションに出品してもらいます。
オークションには多数の買取業者が参加し、最高額を入札した業者にその金額で車を売るという仕組みです。
落札業者とのやり取りもユーカーパックが代行してくれるので、こちらは何もしなくてかまいません。
つまり、ユーカーパックを利用して車を売る場合、電話で話す必要があるのはユーカーパックの担当者のみということです。
複数の買取業者に高値を競わせるという点では車一括査定と同じですし、なおかつ、車一括査定のネックである営業電話を避けられるというメリットがあります。
オークション形式なら電話1本
\ ユーカーパック /
まとめ
車一括査定のデメリットとしてよく挙げられる迷惑な営業電話ですが、ゼロにすることは難しくても可能な限り数を減らせることはわかりました。
カーセンサーを利用すれば、メールのみで対応することも可能です。
また、完全に電話をなしにできなくても、MOTA車買取やユーカーパックなどのオークション形式のサービスを使うことで、可能な限り電話の機会を減らせます。



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