車を売る目的は人それぞれですが、どのような事情で売るのであれ、誰もが可能な限り高く売りたいと思っているはずです。
そのため、誰もが車を売る際の査定額を非常に気にします。しかし、高額での車売却を実現するには、査定額の大小だけにとらわれていては不十分です。
車、売却して12万になりました🙇🏻大手買取業者で10万(そこから、手数料など引かれると思われる)知り合いにオークションで売ってもらいました😁ちなみにディラーに持っていったら値段つかないと言われると思います😖
— けんケン@リベシティ行動中 (@ribe_kenken) August 29, 2022
損をしないためにも、車売却で発生する手数料の種類を押さえておきましょう。
この記事の目次
【全9種類】中古車売却の手数料はいくらかかるか完全解説
中古車売却には通常、手数料が発生します。ただ、それがいくらになるかは売却する買取業者によって違うため、一概には言えません。
それに、そもそも手数料が発生する事項ごとに料金を請求されることはあまりないため、車を売る人は何にどのぐらいの手数料がかかっているのかを知ることが難しいのです。
また、買取業者によっては、具体的に個々の項目について細かく手数料を設定するのではなく、かかった費用の合計を買取金額からまとめて差し引くということもあります。
ただし、中古車売却における手数料の種類はだいたい決まっています。以下に挙げる9種類の手数料を参考に、買取業者の明細を確認してください。
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【全9種類】中古車売却の手数料はいくらかかるか完全解説
【手数料①】名義変更手数料(車譲渡手続きの代行料)
車はそう簡単に売れるものではありません。車を所有するためには運輸支局などに必要な届け出を出す必要があります。
そのため、手放す時も同様に、運輸支局などで名義を変更する手続きをしなければならないのです。まず、この変更手続きにかかる手数料があります。
名義変更の手続きは自分でもできますが、一般的に買取業者が代行するケースが多いです。
【手数料②】印紙代(車譲渡手続きの代行料)
運輸支局で車の名義変更の手続きをするには費用がかかります。
その費用は収入印紙で支払うため、車譲渡手続きの代行料にも印紙代が含まれているはずです。
【手数料③】印鑑証明書や住民票(車譲渡手続きの代行料)
車の名義変更は運輸支局にて手続きを行いますが、名義人本人ではなく買取業者に代行してもらう場合、手続きを委任するための書類が必要です。
その際、印鑑証明書は必須であり、これは自分で用意する必要があります。ただし、自治体によって違うものの、証明書の発行手数料は数百円程度です。
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【手数料④】住民票(車譲渡手続きの代行料)
車検証に記載の住所と印鑑証明書に書かれた住所が違う時は、住民票が必要です。
住民票の発行にも手数料がかかります。ただし、これも数百円程度です。
【手数料⑤】車の運送料・引き取り料
車を買取業者に持っていって売却するのではなく、自宅まで取りに来てもらう場合は運送料や引き取り料の名目で手数料を取られることがあります。
ただし、通常は料金が発生するとしても高額にはなりません。
注意したいのは自走できない車を売却するケースです。この場合、レッカー車による移動となるので、通常よりも高額な費用が発生することが考えられます。
注意ポイント
【手数料⑥】ナンバープレート交付費用
ナンバープレートの交付費用は2,000円前後です。
ただし、車の所有者の住所が同じ運輸支局の管轄の場合、ナンバープレートを変更する必要はないのでこの費用も発生しません。
【手数料⑦】ローン残債
売りたい車のローンがまだ残っている場合、まずローンの残債をすべて支払う必要があります。
ローンの残った状態では車の所有者がディーラーやローン会社のままなので、第三者に勝手に売ることができません。
ローンの残債が多くて一括で返済することができない場合、買取業者によってはローン返済のサービスを用意していることがあります。
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【手数料⑧】車売却費用
上で挙げた以外にも諸費用がかかる場合もあります。それらの費用をここでは「車売却費用」としておきましょう。
ただ、何にどのぐらいかかるかは買取業者によってさまざまですので、ここで具体的な金額を挙げることはできません。
大手業者だとこのような費用は請求されないでしょう。中小業者に売却する時は注意してください。
注意ポイント
【手数料⑨】査定料
車の査定自体にも費用が発生します。査定士が専門的な作業を行うわけですから、人件費が発生するのは当然です。
また、自宅に査定に来てもらう場合は出張費用も発生します。ただし、多くの買取業者は出張査定も含め、無料で査定してくれます。
買取業者は車を買い取ってもらって初めて成り立つ商売ですので、ユーザーに少しでも売ってもらえるようサービスに努めているからです。
手数料は査定額から引かれるのが通常
上記のように、中古車売却には9種類ほどの費用が発生します。
ただ、過去に車を売ったことがある人でも、こんなにいろいろな費用がかかっていたとは気づかなかったのではないでしょうか。
なぜなら、これらの手数料はいちいち請求されるものではないからです。
手数料の合計金額は業者ごとに違いますが、一般的にはそれほど高額にはなりません。相場は1~2万円でしょう。
ですので、明細をしっかり確認しなければ、どのぐらい手数料がかかっているのか意識しないことも多いです。
もし査定額が予想以上に低い時は、多額の手数料がかかっている可能性があります。
《警告》中古車を売る時期や場合で税金に注意が必要
上記の手数料以外にも、中古車売却には費用がかかることがあるので注意が必要です。売却時期や売却金額によって、以下のような税金がかかることがあります。
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《警告》中古車を売る時期や場合で税金に注意が必要
【ケース①】売却するシーズンが3月や4月は自動車税が発生する
自動車税は、その年の4月1日時点の所有者に課税されることになっています。
つまり、3月や4月に車を売却すると、名義変更が間に合わず、車を手放してから手放した車の自動車税を請求されることがあるのです。
車を売る時はできるだけ3月中に名義変更が完了するタイミングで売るようにしましょう。
いったんは自分で納める必要がありますが、買取業者にそのことを伝えると返金してもらえるはずです。
ただし、すべての買取業者が返金してくれるとは限りません。売却時期によっては、事前に税金についても確認しておくべきでしょう。
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【ケース②】車売却の利益によって所得税を支払う
一般的にはまずないことですが、売却金額が高額のあまり所得税が発生することがあります。
ただ、所得税が発生するのは、車を購入した時に支払った金額より売った時の金額の方が高く、なおかつ、その差額が50万円以上の場合のみです。
つまり、100万円で買った車なら、150万円以上で売れた時に限ります。なぜ50万円なのかというと、車の売却で得られた利益については50万円の控除が受けられるからです。
注意ポイント
こういう例はほとんどないためあまり気にする必要はありませんが、「こういうこともある」というぐらいは知っておきましょう。
車一括査定を利用すれば手数料なしで高価買取
車を売る時にはさまざまな手数料がかかることがあります。なるべく高く売りたいと思っていても、手数料があるためになかなか思い通りにはいかないものです。
しかし、車一括査定を利用することによって、余計な手数料なしで車を売れるチャンスがあります。
ポイント
査定依頼を受けた業者もこのサービスを通じて依頼を受けたことを承知しているため、最初から複数社の競合を前提に査定額を提示します。
それゆえ、通常の査定よりも高額査定が期待できるのです。
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まとめ
車売却には、名義変更の代行手数料を始め、いくつもの費用がかかることがわかりました。
ただ、これらは通常、査定額から差し引かれるため、個々の項目にいくらかかったのかにはあまり気づきません。
査定額が思ったほど高くない場合は、明細を確認してみましょう。その際、不透明な費用が請求されていないか注意してください。
なお、余計な手数料を払わず、可能な限り愛車を高く売りたい時は、車一括査定を利用するのがおすすめです。
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