愛車をできるだけ高く売りたいと考えた時、それにぴったりのサービスが車一括査定です。
複数の買取業者に一斉に査定依頼を出せるため、業者間の競合によって相場よりも高値で売ることができます。
新車の納車日が決まったので、今の車を一括査定に出してみたらBMWのディーラーさんの査定が一番渋かった。一般の中古車屋さんの方が40万くらい高くて驚いた。
— カバランさん (@kavalantamaran) November 6, 2022


デメリットを考えるとやめた方がいいと言う人もいますが、やはり高額買取には便利なサービスです。対処法を知って上手に対応しましょう。
この記事の目次
【はじめに】デメリットは問題なし!車一括査定の強みは『高価買取』
車一括査定を利用すると、依頼を受けた買取業者は、入力情報をもとに概算の査定額を出すと同時に、実車査定のために利用者に連絡を取ってきます。
複数の買取業者に査定を依頼していますから、その連絡も複数の業者から来るわけです。
それゆえ、たとえば10社に依頼している場合、10社からの連絡に対応しなければなりません。このような大量の電話対応も車一括査定のデメリットの一つです。
迷惑電話は確かにデメリットですし、実は他にもデメリットがあります。


多くの体験者が指摘する車一括査定の『5つのデメリットと対処法』
先ほど迷惑電話を挙げましたが、車一括査定のデメリットは他にもあります。
そこで、迷惑電話を含めた5つのデメリットについて、その詳細と対処法を見ていきましょう。
目次(クリックでスクロール)
多くの体験者が指摘する車一括査定の『5つのデメリットと対処法』
【デメリット①】迷惑電話がかかってくる
※上記の画像は実際に当サイトが利用した時の着信履歴です。
車一括査定のデメリットとして真っ先に挙げられるのが、先ほどからお伝えしている迷惑電話です。
車一括査定を利用すると買取業者から連絡があるのは、そのサービスの仕組みを考えると理解できるでしょう。
サービス利用時に売りたい車の情報を入力しているといっても、やはり実車を見てみないことには正確な査定評価額を出すことはできません。
そのため、どの買取業者も、査定依頼があれば査定日時の調整のために依頼者に電話をかけてきます。ただ、その電話の量がとんでもなく多くなることに注意が必要です。
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利用者のなかには、申し込みボタンをクリックして、ものの10秒程度で最初の業者から電話がかかってきたと語る人もいます。
また、その通話中にも続々と電話がかかってきていたようで、電話を切ると着信が数十件もあったとのことです。
車を売るのに一括査定したら、色んな所から電話大変。
メール対応にすれば良かった😅— ちはや (@Chihaya__O2) November 5, 2022
査定に来てもらうために電話があるのは納得できますが、ここまで多いとさすがに迷惑に感じてしまいます。
【解決法1】車買取業者からの電話を断る方法
大量の電話が迷惑と感じるなら、ある程度査定してもらう買取業者を絞り込んだ段階で、それ以上の電話を断るのがよいでしょう。
査定してもらう業者が多いと対応するだけでも一苦労ですから、数社に決めたらその後に電話をかけてくる業者は断ってかまいません。
ただし、断っても簡単に引き下がらない業者もあります。そういう時は「もう売却先が決まりました」と言えば大丈夫です。
売買契約が成立した後でどうこう言っても遅いことは業者の方もよくわかっています。通常ならこれで大丈夫でしょう。


【解決法2】電話なし・メールのみ連絡可を希望できる『カーセンサー』
そもそも電話対応自体がいやだというのなら、電話以外の連絡手段を選べるサービスを利用することです。
「そんなサービスあるの?」と思う方は、ぜひ「カーセンサー」を利用してください。リクルートが運営する中古車情報サイト「カーセンサー」には、車一括査定サービスもあります。
リクルート運営だけあって提携業者は全国の買取業者約1,000社にも及び、一括査定では最大30社に査定依頼が可能です。
カーセンサーを利用する際、必要事項を申し込み画面に入力していきます。

【デメリット②】個人情報が必要になる
車一括査定を利用するには、車の情報だけでなくこちらの住所や氏名など個人情報も入力しなければなりません。
車の情報のみでも概算の査定額を出すことは可能ですが、実際に売買取引を行うには売却希望者の詳細な情報が必要になることは理解できるでしょう。
ただし、問題はその入力した個人情報がどのように利用されるかわからないことです。
実際、車一括査定を利用後、車関係だけでなくインターネットのプロバイダーやウォーターサーバーの勧誘の電話が頻繁にかかるようになったという話もあります。


【解決法】信頼性の高い車一括査定を利用する
個人情報の漏洩を防ぐには、信頼性の高い企業が運営する車一括査定を利用することです。
信頼性が高いかどうかを判断するには、ISO27001やPマークの有無でわかります。
これらのマークがある企業は、厳重な個人情報の管理ができると客観的に認められた企業です。

【デメリット③】地域的に査定依頼できる車買取店が少ない
お住まいの地域によっては、車一括査定を使っても査定依頼できる買取業者があまり見つからないことがあります。
その場合、複数社の競合により査定額を釣り上げるというこのサービスの強みが失われるわけです。
実際、地域によっては車の買取業者自体の数が少なく、車一括査定にこちらの情報を入力しても、査定依頼が可能な業者が1~2社しかヒットしないということがあります。
それなら、迷惑電話や個人情報の漏洩のリスクを犯してまで、車一括査定を利用する意味がありません。
また、これも地域における買取業者の絶対数と関係することですが、売りたい車の年式や車種によっては、査定に対応してくれる業者が少なくなることがあります。

【解決法】登録業者が多い車一括査定サービスを選択する
車一括査定サービスは1種類ではありません。検索すればおわかりのように、ネット上には複数のサービスが存在しています。
もちろん運営元も違うため、それぞれのサービスに登録している買取業者も違います。つまり、サービスによって査定依頼できる買取業者の数も変わるということです。


【デメリット④】業者同士が談合するウワサがある
同一地域の買取業者はお互い知り合いである可能性が高いです。
また、車一括査定が一般的になった今、お互い査定現場で顔を合わせることも少なくありません。そこに談合の機会が生まれます。
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買取業者にとって、車を査定しても実際に売ってもらえなければ利益になりません。
ですから、一括査定では、どの業者も他社より高いお金を払ってでも何とか車を売ってもらうと努力しているわけです。
しかし、同時にどの業者もなるべく安く買い取りたいと思っています。
それゆえ、一括査定によって業者同士を競合させようとしたところ、逆に業者同士の談合により相場よりも低い価格で買い取られることがあるとの噂があるのです。
【解決法】同じ日時に合同で査定する
談合があるとしても決して毎回ではないでしょう。それでもこのリスクを下げたいのであれば、一括査定を利用した際はどの業者にも同じ日に実車を査定してもらうことです。
談合の余地が生まれるのは、査定日の違いによりお互いの査定額を相談するチャンスがあるからでしょう。
それなら、同日、同時刻で同時に査定してもらうことにより、業者同士が互いの査定額をわからないようにすればよいのです。
【デメリット⑤】強引な営業で車を手放してしまう
一括査定を利用すると、1台の車に複数の買取業者が集まります。
しかし、実際に買い取ることができるのは1社のみであり、買い取ることができなければ業者にとって何の利益にもなりません。
そのため、「ぜひともうちに売ってほしい」という気持ちから、多少強引な営業行為が行われる可能性もなくはありません。
実際、一括査定での査定額に納得できなかったので帰ってもらおうとしたところ、業者がなかなか帰ってくれなかったというクレームが報告されています。

【解決法】キャンセルしたい場合はスピード感が重要
強引な営業に対しては、あくまでこちらも強気な姿勢で臨むべきです。しかし、誰もがそうできるとは限らないでしょう。
もし不本意な値段で売ってしまい、売ってから後悔するようなことがあれば、その際はすぐにキャンセルを申し入れましょう。
その場合でもキャンセル料を請求される可能性はありますが、時間が経つほどキャンセル自体が難しくなってしまいます。キャンセルはスピードが重要です。
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知らないと損するかも!?
車を高く売るなら『車一括査定』
車一括査定サービスなら、たった一度きりの申し込みで複数の買取店に査定依頼できます。
本来なら買取店を自らまわって相見積もりを取って価格交渉するところを、自然に買取店同士が競合して査定額を吊り上げてくれます。
例えば3社競合した場合、各買取店は他の業者以上の買取額を提示しないと売主から選ばれません。
業者間が自然に競合状態になるため、あなたは特に何もしなくても査定額がどんどん高くなっていきます。
- 愛車を高く売りたい方
- リアルな査定額を知りたい方
- 交渉が面倒&苦手な方
- 時間と手間を費やしくない方
このような方には必ず利用してほしいサービスです。
【2023年12月最新版】
車一括査定おすすめ人気ランキング《3選》
カーセンサー | MOTA車買取 | カーせる | |
運営企業 | リクルート | MOTA | カーせる |
掲載業者数 | 1000社以上 | 500社以上 | 13000社以上 |
大手買取業者 | 〇 | △(一部参加) | 〇 |
同時査定依頼数 | 30社 | 20社 | 1社 |
業者選択 | 〇 | × | × |
入力時間 | 約1分 | 約1分 | 約1分 |
利用料 | 無料 | 無料 | 無料 |
連絡 | メール希望可 | 最大3社のみ | 営業電話なし |
【1位】カーセンサー おすすめ
おすすめ理由
- 同時査定依頼数30社は業界No.1
- 大手の競合会社が多く高額査定率も高い
- メール&電話時間も指定可
当サイト編集部が車一括査定サービスで最もおすすめしているのがリクルート社運営の『カーセンサー』
買取業者数が1000社を超え、ビッグモーターやアップル、カーセブンなどの大手中古車買取店もほぼ網羅しています。
同時査定依頼も30社と業界最多のため、最も査定額が高い業者を選ぶ幅も広がります。

高価買取を目指すならカーセンサー以上のサービスにはまだ出会っていません。編集部が太鼓判を押す車一括査定サービスです。
1000社以上が参加!!
『カーセンサー』
【2位】MOTA車買取
おすすめ理由
- 最大3社のみと交渉
- 査定額が出るまでネットで完結
- 最大20社が査定するため高額査定に期待
『MOTA車買取』は最大20社がネット上で査定し、その中から高額査定の3社(最大)のみと売主が交渉する車一括査定です。
上位3社のみが交渉権をもつため、買取業者から電話は最大で3社のみ。
「査定額は知りたいけど営業電話は極力減らしたい…でも高く売りたい」という方におすすめの車一括査定です。
高額査定3社のみ交渉!!
『MOTA車買取』
【3位】カーせる
おすすめ理由
- オークション形式と一括査定を提案
- オークション提携業者13000社は業界No.1
- 上場企業が100%出資する
老舗オークションの株式会社オークネットが100%出資する子会社が運営する『カーせる』
車両検査の専門機関(AIS)が出張査定し、あなたの愛車情報が全国13000社に一斉送信。
査定はAISが行うので査定は1回のみ、複数業者からの営業電話もなくカーせる1本のみです。
当然ながら、入札する業者が多いため査定額が高くなる可能性がグンと上がります。
オークション形式なら!!
『カーせる』
まとめ
便利な車一括査定サービスですが、以上のように利用の際にはデメリットを被ることも考えられます。
このようなデメリットがあると知ると弱気になってしまうかもしれませんが、高価買取を望むのならそれでもやはり利用するべきと言いたいです。
そもそも車一括査定を利用しなければ、業者の言いなりに買い叩かれてしまうリスクがあります。
お伝えしたデメリットの対処法を参考に、ぜひ車一括査定を上手に使って愛車を高く売ってください。

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