車のローンがきつすぎて、生活に困窮されている方は実はかなり多いようです。
きつい状態で家計を回していると、気づいた時には手遅れになってしまうこともあります。
そこでこの記事では、車のローンがきつい時にできる対策について詳しく解説していきます。
今現在、困窮されている方はもちろん、これから車を持つ予定でシミュレーションしておきたい方も是非参考にしてみてください。
- 車を購入している人の過半数が、ローンの支払いに苦しんでいる
- 滞納や多重債務で取り返しがつかなくなる場合もある
- 借入先への相談やカーローンの借り換えなど有効な対処法も多い
- カーリースであれば、毎月の負担額を抑えて車に乗れる
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車のローンがきついと思ってる人はどのくらい?
この項目では、車のローンがきついと感じている方々の状況についてまとめています。
一月当たりの平均支払額やローンの年数についても触れています。
また、新車を購入する場合のシミュレーションも具体的におこなっておりますので、これから車の購入することをお考えの方は是非参考にしてみてください。
きついと感じている人は大半
定額カルモくんを運営しているナイル株式会社がおこなった【車のローンについて調査】によると、ローンの支払いが家計的にきついと回答した人の割合は53.7%にも上るようです。
秋田県や福岡県では60%に達しており、過半数の人が車のローンをきつく感じていることがわかります。
大都市圏以外の地域や若い世代では、月々の給料が10万円台ということも珍しくありません。
そこに車のローンや維持費も賄わなければならないとなれば、家計が火の車状態という人も多いと言えそうです。
みんな月々いくら支払っている?
同調査によると、返済額は2万円台が33.9%、3万円台が21.3%で多い結果となっています。
しかしながら、返済額は車両本体価格によって大きく異なるものです。
そこで、車の種類ごとにある程度の目安をまとめてみました。
車の種類 | 返済額の目安 |
---|---|
軽自動車 | 15,000円前後 |
中型車 | 15,000円~30,000円前後 |
大型車 | 20,000円~40,000円前後 |
グレードやオプションの違い、ローン年数で多少の誤差はあるものの、概ねナイル株式会社の調査結果と同じです。
車両サイズが大きくなるほど、車両本体価格も上がっていく傾向があります。
2万円台~3万円台で支払いがきつい場合は、軽自動車やコンパクトカーを選んで1万円台に抑えればいくらか楽になりそうです。
ローン年数の平均は?
同調査によると、ローン年数は5年が39.7%、3年が15.9%、10年が12.1%で多くなっています。
極力、中短期の内にローンの支払いを終わらせようと考えている人が多い一方で、期間を長めに設定して無理なく返済するという人も一定数いるようです。
ローンで選択できる年数は、借入先によっても変わってきます。
一般的なローンの最大年数は、以下の通りです。
ローンの種類 | 最大年数 |
---|---|
銀行系ローン | 7~10年 |
ディーラーローン | 5~8年 |
自社ローン(主に中古車販売店) | 1~2年 |
審査条件が厳しいほど最大借り入れ年数も伸びる傾向があります。
自社ローンの場合は、審査に通りやすいものの、短期間での返済を求められるものが多いです。
毎月の支払額を抑えたい場合は、銀行系のように長期間借りられるローンを契約するようにしましょう。
400万円の新車を購入した場合のシミュレーション
価格COMが提供しているマイカーローン返済額シミュレーションを利用して、400万円の新車を購入した場合のシミュレーションをしてみました。
銀行系ローンを年利2%で借りたと想定し、ボーナス払いや頭金を0円として想定しています。
ローン年数の平均で多い年数は、すべてカバーしています。
年数 | 3年 | 5年 | 7年 | 10年 |
---|---|---|---|---|
月々の支払い | 114,571円 | 70,112円 | 51,070円 | 36,806円 |
総支払額 | 4,124,556円 | 4,206,720円 | 4,289,880円 | 4,416,720円 |
借り入れ年数が長いほど、総支払額は多くなってしまうことがわかります。
しかしながら、借り入れる期間が長い場合には月々の支払額も無理のない範囲になっていくことがわかります。
この想定は、あくまで最安の銀行系ローンを借りれた場合のものです。
4%台の銀行系ローンもあれば、ディーラーローンでは8%台のものもあります。
その場合は、さらに総支払額も上がってしまうため、月々の負担と合計の負担のどちらを楽にするかはよく考える必要があります。
車のフルローンで後悔すること
頭金不要で借り入れができるフルローンですが、支払いがきつすぎるあまり後悔する人が後を立ちません。
この項目では、実際に車のフルローンを組んで後悔したことについてまとめています。
読み進めていただいて「自分もこうなってしまうかも」と感じた方は、頭金を入れてローンを組んだり、一括で購入したり、カーリースを検討することをおすすめします。
返済できなくなる
車のフルローンでは、返済できなくなる可能性が高くなります。
返済できない場合は、車を手放す必要があるだけでなく、家のものを売り払ったり自己破産をしなければならないこともあります。
フルローンは頭金を入れない分、月々の支払金額も増えてしまいます。
サラリーマンや経営者であれば、業績次第で収入やボーナスが減ることは十分考えられます。
家の修理や家具の購入など、予期せぬ出費も重なる場合があることから、誰もが返済に行き詰まる可能性があることを考慮した上で、適切にローンを組む必要があります。
利息の負担額が増える
車のフルローンは、頭金が要らない分、利息の負担も増えてしまいます。
車のローンは、複利計算で加算されていくことが多いです。
既に発生した利子をプラスした残りの返済額にさらに利子がついていく構造になっているため、元本が多い場合は支払額が雪だるま式に増えていきます。
返済が滞っている間も金利は発生し、延滞金が課される場合もあるため、最悪の場合は返済できないレベルまで利息が増える可能性があることも考えておきましょう。
車のローンがきつい時の対策方法は?
車のローンがきつい場合には、支払いが滞る前に適切に対処する必要があります。
この項目では、車のローンがきつい時の対策方法を5つ紹介しています。
普段から意識しなければならないこともありますが、困り始めてからでもできることも十分あります。
希望を捨てず、返済に向けて早めに対応していきましょう。
借入先に相談してみる
車のローンがどうしようもなくきつい場合は、借入先に相談してみることが重要です。
銀行系やディーラーなど、一般的なカーローンを取り扱っている会社であれば、そうした相談への解決策をいくつか用意しているものです。
ご自身の状況に合わせて支払いペースを組み直してくれる可能性があります。
特に、「転勤に伴う引越しで費用がかさんでしまった」「業績回復前で今回のボーナスは見送りになってしまった」など、収入が永続的に途絶えた訳ではない場合は、まだ何とかできる見込みがあります。
クレジットカードなどの新規借り入れで賄おうとしたり、ものを現金化して支払いに当てることを考える前に、まずは相談してみましょう。
生活費の見直し
生活費を見直すことも、ローンの支払いがきつい場合に有効な対策となります。
生活費の見直しで劇的に効果がある方法は、以下の通りです。
1.格安SIMやSIMフリーの格安スマホに切り替える
大手キャリアでスマートフォンの契約をしている場合は、格安SIMを提供している会社に乗り換えましょう。
月々の支払いが1,000円台〜3,000円台になるため、大幅な節約に繋がります。
2.食生活を見直す
食品は、同じ種類のものでも値段が大きく変わるものも多いです。
ローンがきつい場合は、できるだけ最安のものを選びましょう。
もやしや納豆、豆腐、玉ねぎなど安くても栄養のあるものはたくさんあります。
また、可能であれば食事回数も見直しましょう。
特に最近流行りの一日一食を生活に取り入れた場合は、購入する食品の量が減るため、かなりの節約になります。
おやつを廃止したり、一日二食にするといった方法もおすすめです。
収入を増やす
ローンの支払いが厳しい場合は、収入を増やすことで解決できる場合があります。収入を増やす方法としては以下の3通りです。
1.副業をする
今の時代はネットが普及していることもあり、手軽に副業を始められます。
自転車に乗ってフードデリバリーをしたり、その日に働けるプチバイトを予約したり、広告収入狙いで動画投稿やブログ執筆に励むのもありです。
しかしながら、副業の種類によっては短期間での稼ぎに向いていないものもあります。
すぐにお金を準備する必要がある場合は、フードデリバリーのように報酬振込までの期間が短くある程度収入になるものを選びましょう。
2.転職する
転職で収入を上げるという方法もあります。
収入は企業による格差が激しい傾向があるため、同業種や異業種の他社に飛び込むことで給料がアップする可能性があります。
しかしながら、逆に収入が下がる場合もそれなりに見受けられます。
面接時との話が食い違うブラック企業に入社してしまうリスクもあるため、実行する場合には入念なリサーチが必要になります。
3.昇進する
思い立ってすぐできる方法ではありませんが、昇進して給料を上げることも一つの方法です。
業務を滞りなくこなすことはもちろん、周りをよく見てフォローしてあげたり、上司の意図を正確に汲み取るといった日々の積み重ねが重要になります。
こうしてみると最も手軽に収入を上げる手段としては、副業が良さそうです。
忙しくてなかなか時間が取れない場合もあるかと思いますが、アンケート協力やポイントサイトなどスキマ時間にパパっとできる副業も多いです。
あまり深く考えすぎず、まずは稼ぎ口を増やすという気持ちで始めてみましょう。
借り換えをする
月々の返済額を減らせば何とかなる場合は、ローンの借り換えに着手するという方法もあります。
ローン借り換えのメリットは、現在より低金利のカーローンに乗り換えられることや返済期間を延長できることです。
これにより、月々の返済額を減らすことができる場合があります。
しかしながら、この方法にはリスクもあります。
総支払額が増えてしまうことと状況次第で返済不能に陥ることです。
特にローンの借り換えを繰り返すほど、借金をして借金を返すことが当たり前になり、返済額が雪だるま式に増えていきます。
終いにはどこからもお金を借りれなくなり、自己破産や闇金の取り立てに追われる可能性もあります。
カーローンの借り換えをする場合は、それ1回切りにする心積もりでしましょう。
車の売却を検討する
最終的は、車の売却を検討することも視野に入れましょう。
田舎などであれば車がないと生活できない地域もありますが、そもそもお金の廻りを改善しなければ生活がままなりません。
車の売却価格がローン残高を上回れば、支払いがなくなる分、生活に余裕が生まれてきます。
売却価格がローン残高を下回った場合でも、完済に大きく近づくはずです。
売却後の生活が安定するまでは、徒歩や自転車、公共交通機関で移動するようにしましょう。
売却後、早い段階で車が必要な場合には月々1万円台~始められるカーリースを契約するという方法もあります。
カーリースについては、詳しく後述します。
車のローンの借り換えとは?
車のローンがきつい場合には、ローンの借り換えが有効であることをご紹介しました。
しかしながら、実際にやってみたことがない方にとっては、よく分からないこともあるかと思います。
そこで項目では、具体例を交えながら車のローンの借り換えについて掘り下げていきます。
実際の手順も解説しておりますので、支払いが苦しい場合には是非参考にしてみてください。
車の借り換えとはどういうことか
車のローンの借り換えとは、別のカーローンでお金を借りて今のローンを完済し新しいローンの返済を始めることです。
分かりやすく具体例を上げてみましょう。
ローン借り換え前 | ローン借り換え後 |
年利8%のディーラーローンで400万円の新車を購入したが、5年払いにしたことで毎月の支払いがきつい | 年利3%の銀行系ローンに通り、10年払いに変更できたことで、毎月の負担が大幅に改善した |
ローンを借り換えることで金利を下げたり、返済期間を延長できることが分かります。
そして毎月の負担額を減らすことで無理なく返済できるようになります。
具体的な借り換えの手順は、以下の通りです。
- 借り換え候補の金融機関で仮審査をしてもらう
- 借り換え予定であることを今の借入先に伝える
- 借り換え候補の金融機関で本審査をしてもらう
- 審査に通れば借り換えできるようになる
借り換え自体は、店頭やネット上で申し込めるものが多いです。
また、借り換え先である金融機関の口座を開設することが求められます。
現在のローン会社に相談した上でどうにもならなさそうであれば、上記の手順でローンの借り換えをおこなうことも検討しましょう。
残債あってもOK
車に残債があり、車検証に記載されている所有権が信販会社にある場合でも問題ありません。
借り換えの際に現在の借入先に伝える都合上、審査さえ通ればそのまま手続きをすすめることができます。
また、住宅ローンなどで別種の残債が残っている場合でも、車のローンを借り換えることができます。
むしろ住宅ローンの支払いもある場合は、そちらの支払いも一本化して優遇金利を受けられることもあります。
借り入れているローンの種類が多いほど、振込先などの管理が複雑になり入金のし忘れといったミスも起こりやすくなります。
特に振込先の銀行口座が分かれている場合には、支払いをまとめてわかりやすくすることも一つの選択肢になり得ます。
ローンを借り換えするメリット
この項目では、カーローンを借り換えるメリットについて解説しています。
借り入れ後の支払いさえ滞りなくできれば、非常にメリットが多いです。
特に月々の負担を軽くしたい方は是非、一つ一つ確認してみてください。
車を手放さなくてよくなる
カーローンの借り換え時には、車を手放す必要がありません。
借り換え先の審査さえ通れば、そのまま乗り続けることができます。
審査自体も書面でのやり取りが多いため、そこまで複雑な手続きを踏む必要はありません。
しかしながら、万が一信用情報に傷がついていて審査に通らない場合は、車を手放す必要も出てくる可能性があります。
極力審査に通るように、リース料金を延滞してしまう前に申し込みをすることをおすすめします。
金利の見直しができる
金利の見直しができることも、ローンを借り換えるメリットの一つです。
特に、元々契約しているローンの金利が7〜10%と高金利である場合は、銀行系ローンに借り換えることで最終支払額をかなり抑えることができます。
注意点としては同じ返済期間の場合は、月々の返済額が楽になるレベルまで下がることはありません。
月々の返済額を大幅に減らしたい場合は、返済期間の見直しもおこないましょう。
<400万円の新車を購入して5年で返済する場合のシミュレーション>
年利 | 2% | 4% | 6% | 8% |
---|---|---|---|---|
月々の支払い | 70,112円 | 73,667円 | 77,332円 | 81,106円 |
総支払額 | 4,206,720円 | 4,420,020円 | 4,639,920円 | 4,866,360円 |
※ボーナス払い・頭金なし
返済期間の延長ができる
返済期間の延長は、ローンの切り替えにおいて最も大きなメリットです。
これによって短期間で返済する予定であった人でも、無理なく長期的に返済できるようになります。
400万円の新車を購入した場合のシミュレーションでも述べた通り、返済期間が長いほど毎月の支払額が安くなっていきます。
今の支払いが厳しいという場合には、返済期間を延長することで家計の大幅な改善を図ることができます。
ローンを借り換えする注意点
返済計画を見直して家計の改善を図ることができるローンの借り換えですが、デメリットやリスクも存在します。
この項目では、ローンを借り換える際の注意点について解説しています。
手数料がかかる
新しい金融機関に申し込むという都合上、ローンの借り換えには手数料が発生します。
事務手数料や印紙代、振込料金などその種類は多岐に渡ります。想定しておいた方がよい手数料については、以下の通りです。
手数料の種類 | 金額の目安 |
---|---|
印紙代 | 2,000円(借入額100万~500万円)
10,000円(借入額500万~100万円) |
保証料 | 借入額の1~2%程度
金利に含めている場合もある |
事務手数料 | 3,000円~5,000円程度
無料の場合もある |
繰り上げ返済手数料 | 5,000円~30,000円程度 |
振込手数料 | 数百円程度 |
トータルで少なくとも数万円レベルの手数料がかかることを、頭に入れておきましょう。
また、借り換えたいタイミングでは既に手数料を支払えるお金さえ用意できない場合もあります。
支払えなくなる前段階で決断する必要があります。
審査がある
借り換える場合にも、カーローンの審査を受ける必要があります。
万が一、現在のローン会社で支払いを遅延した履歴がある場合は、次の審査に大きく響くことになります。
支払いが滞る前に審査を受けることがポイントです。
その他、カーローンの借り換え審査で見られやすいポイントについては、以下の通りです。
- 直近の職歴
- 住宅ローンやカードローンの返済状況
- 継続的な収入の有無
- 申告内容の正確性
何としても審査に通らなければならない気持ちはわかりますが、審査時には現在の状況に合わせて正確に申し込みをしましょう。
虚偽の内容が発覚した場合、審査に通過できないだけでなく、その後の借り入れにも影響します。
返済期間を延長した場合総支払額が増える
ローンを借り換えするメリットでも紹介した通り、返済期間を延長する分、最終的な総支払額が増えてしまうというデメリットがあります。
さらに借り換えの際にかかった手数料分の損失もあります。
月々の返済額が抑えられる反面、失われていくお金も増える点には注意が必要です。
総支払額が増えたことがきになる場合は、収入を増やしたり、生活費を見直してコツコツ取り返していきましょう。
ローンがきつい場合はカーリースを利用しよう
ローンだけで毎月2万~3万円以上飛んでいく車のローンですが、車両本体代と維持費込みで1万円未満~2万円程度で始められる車の乗り方があるとしたら、皆さんいかがでしょうか。
この項目では、新しい車の乗り方として注目されているカーリースについて紹介していきます。
もちろんサービスのデメリットについても詳しくまとめています。
ローンの返済+維持費の地獄のような生活を終わらせたい方は、是非参考にしてみてください。
カーリースの仕組み
カーリースは、希望の車を月額課金でリース会社から借りるサービスです。
費用負担が毎月定額であるため、近年流行りのサブスクリプションの一つとも言えます。
カーシェアリングやレンタカーと似ていますが、両者との違いは1年以上の契約であることと、車を管理して自由に乗れることです。
利用者は、所定のリース料金を毎月支払うことで、あらかじめ決めておいた契約期間が終了するまで車に乗り続けることができます。
以前までは、法人の商用車や社用車としてリース契約される場合が多かった印象ですが、近年では車を購入する以外の選択肢として、カーリースで車に乗る個人が増えてきています。
そのため、カーリースおすすめのサービス業者も多く注目を集めています。
カーリースのデメリット
近年、注目されている個人のカーリースですが、もちろんデメリットも存在しています。
一般的に言われているカーリースのデメリットは、以下の通りです。
- 車が要らなくなっても途中で解約できない
- 使い方の自由度が購入に劣る
- 事故を起こした場合の支払いが大変
いずれのデメリットもカーリース利用者から、よく聞くものです。
すべてのデメリットに対応することは難しいですが、契約内容次第では上記のデメリットを帳消しにできることもあります。
途中解約については1年単位など、必ず車がいる期間を指定して契約すれば途中解約をすること自体を避けることができます。
使い方の制限は、走行距離無制限のリース会社を選べばどこまでも走れるようになります。
カーリース専用の任意保険に入っておけば、万が一事故を起こしても保険でカバーすることが可能です。
上記のように、契約の前段階でデメリットを確認し、気になる場合は解決策がないか業者に相談してみましょう。
カーリースのメリット
カーリースには、購入やレンタカー、カーシェアリングとは違ったメリットも多いです。
カーリースを契約するメリットについては、以下の通りです。
- 自分の好きな車を選べる
- まとまった資金が要らない
- 毎月定額かつ料金がコミコミ
- 税金や自賠責保険の手続きが不要
- 手続きが非常に簡単
特に車を借りるという契約にも関わらず、自分の好きな車種やグレード、オプションを選べるのは嬉しいポイントです。
頭金不要でリース料金自体も安いため、ローン+維持費のような費用負担のWパンチを食らうことがありません。
最安であれば10,000円未満〜リース契約できます。
時間も費用もかかる税金などの別途手続きも要らないため、時間がないという人でも問題ありません。
大手のリース会社であれば、ネットで申し込んで書類を郵送するだけで、自宅に納車してくれる場合もあります。
お店に足を運ぶ必要さえないため、負担を大幅に軽減できます。
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ローンがきつい時に決してやってはいけないこと
ローンの返済がきつい場合に早めに対処することが重要なことは既に述べましたが、中には絶対にやってはいけない間違った対応も存在しています。
この項目では、間違った対応を3つ紹介しています。
一見当たり前なことが多いものの、お金も余裕もない時には下してしまいやすい判断です。
「自分は絶対に大丈夫」と思うのではなく、「こうなる前に対処しよう」という気持ちで見て頂ければ幸いです。
カードローンで返済する
どんなに返済がきつくても、カードローンで返済することは避けましょう。
一般的なカードローンは、年利が10%台に達しているものが多いです。
さらに複利によって、雪だるま式に利息が増えていく傾向があります。
これはカードローンだけでなく、街金のような機関での借り入れでも同様です。
カーローン同士の借り換え以上に、借金額が膨らんで苦しむリスクが大きくなります。
最悪の場合は、自己破産に追い込まれることもあるため、カードローンの利用は絶対にやめましょう。
滞納してしまう
ローンの滞納も、厳禁といって差し支えないほどの禁止事項です。
万が一、滞納してしまうと個人の信用情報が汚れてしまいます。
さらに期間が長引くほど傷も深くなっていくため、車だけでなく他の借り入れ申し込みにも影響が出てきます。
そして督促まで無視してしまった場合は、一括返済を求められたり、急に車を差し押さえられるといったリスクも出てきます。
滞納してしまう前に、早めに対応するようにしましょう。
多重ローンをする
多重ローンは、金融庁が相談窓口を設けて対応するほど社会問題になっています。
借金で借金を返すことが習慣化すると、利息が膨大になっていき返済が困難になってしまう場合があります。
信用情報に傷がついてお金を借りられなくなることはもちろん、自分の金銭感覚さえ狂ってしまう可能性があります。
車のローンは生活苦の原因となり得るものですが、完済までは目を背けずに返済していく必要があります。
家計を見直したり、収入を増やして地道に返していく道を模索しましょう。
車のローンがきつくならないために!生活の見直し術
車のローンをきつく感じないためには、普段から意識的に生活費をコントロールしていくことが重要です。
この項目では、日々の生活でできる生活費の抑え方や節約術について紹介しています。
しかしながら少し手間がいる節約術もあるため、面倒くさがりな方はすぐできることから始めてみましょう。
節約が楽しくなってきた段階で、一つずつ節約項目を増やしていくことがおすすめです。
生活費の抑え方
生活費を抑える第一歩として、まずは現在の支出を把握するようにしましょう。
支出を把握する方法は、以下の2通りです。
1.家計簿ノートをつける
領収書や払込票、銀行の通帳を用意し、支払った金額をノートに記帳していきましょう。
なお、年単位の支出については一月当たりで換算します。1ヶ月程経てば、おおよその支出がどうなっているのか目に見えてわかるようになります。
しかしながら、今どき手書きで家計簿をつけたり表をつくったりするのは面倒という方も多いでしょう。
そんな方には、次の方法がおすすめです。
2.家計簿アプリをつかう
近年では、スマートフォンアプリの家計簿機能が充実しています。
今ある銀行口座やクレジットカードを連携するだけでも、瞬時に住居費や光熱費、通信費といった項目を読み取り、自動で振り分けて見やすくしてくれます。
レシートを写真に撮るだけで、その日の食費や生活必需品の支出についても登録することができます。
手軽に支出を把握したいという場合は、まずは家計簿アプリで口座連携をしてみることをおすすめします。
支出の把握が完了した後は、食費などの変動費で節約する目標値を決めましょう。
具体的な目標値を掲げることで、節約という行動につなげることができます。
すぐにできる節約方法
まずは手軽にできる節約方法から始めましょう。具体的な節約方法は、以下の3つです。
1.食費を削る
食費は今すぐ削れるという意味で最も手軽です。
最安値の食品を狙うことはもちろん、使い切れる量のみ購入したり、週1〜2回に買い物回数を抑えるといったことも重要です。
また、食費としてかさみやすいお肉は、大豆肉や豆腐で代用するのがおすすめです。
特に大豆肉はハンバーグにするとより肉っぽい食感を感じられます。
2.水道光熱費を抑える
電気をこまめに消したり、水の出しっぱなしを防ぐといった方法で水道光熱費も抑えていきましょう。
乾いた後の風呂場の換気扇を切ったり、お風呂はシャワーで済ませるといった方法もおすすめです。
また、ECO家電で電力消費そのものを抑えることも、節約になります。
3.不用品を売る
売れそうな不用品がない場合もあるかもしれませんが、需要がないように見えてそれなりに売れるものはそこそこあります。
例えば昔のスマートフォンやゲーム機であれば、故障していても超特価価格で出品することで改造や修理が好きなマニアが買取ってくれる可能性があります。
空箱も買取価格を上げるために欲しがる人が居ますし、古いテレビもモニターとして使いたいという人もいます。
需要がないと決めつけず、どんどんフリマアプリに不用品を出品してみましょう。
継続的な節約方法
継続的な節約になる方法については以下の通りです。
すぐ完了ほどの手軽さはないものの、一度取り組むだけで持続的に効果を発揮してくれます。
1.保険の見直し
いざという時の安心感がある保険ですが、入りすぎてしまうとただの払い損で終わってしまうものも多いです。
特に友達や家族のツテで加入させられた保険などは積極的に見直し、不要な場合は今すぐ解約しましょう。
特に収入や世帯人数の変化など、自分の身の回りで変化が起きた時に見直すことで、必要な保険を取捨選択できます。
2.格安SIMに変更
大手キャリアから格安SIMに変更すると、電話代や通信費込みで月額3,000円未満でスマートフォンを使えるようになります。
また、既に格安SIMを使っている場合でも、業者を見直すことでさらに節約できることもあります。
スマホでネットやアプリを使わないという場合は、最低限の通信量で契約することで利用料を大幅にカットできます。
3.いろんな支払いをクレジットカードで
クレジットカードはポイントが溜まりやすいものが多いため、いろんな支払いに当てることで節約に繋がります。
口座引き落としからクレジットカード払いに切り替えることはもちろん、QRコード決済の支払先もクレジットカード払いにすることで日用品や食費にもポイントがつきます。
ただし、一部のお店ではクレジットカード利用時に手数料を請求してくる場合があります。
本来は手数料自体が規約違反となるため無効ですが、そうしたやり取りが面倒な場合は手数料があるか事前に確認するようにしましょう。
4.不要なサブスクを見直そう
新聞や動画サイト、飲食店のサブスクなど、利用しなくなったものは解約していきましょう。
今の時代はネット記事やYoutube動画など、無料で代用できるものがたくさんあります。
アニメやドラマなどの有料コンテンツを観たい場合は、必要に応じてレンタルした方が安上がりです。
徹底的に節約をしたい場合は、生活インフラ以外のサブスクをすべて解約することもおすすめです。
よくある質問
車のローンにお悩みの方を手助けするために、ここまで解説してきました。
しかしながら、まだまだ疑問を解決しきれていないという方もいらっしゃることでしょう。
そこでこの項目では、車のローンでお困りの方からよく寄せられる質問に対して回答していきます。
特にローンの借り換えをするか踏ん切りがつかない方や、ローンがきつい場合の有効な対策を改めて確認したい方は、是非参考にしてみてください。
借り換えは本当にきつくない?
月々の返済額を減らせるという意味では、カーローンの借り換えは全くきついサービスではありません。
借り換え先での支払いさえ滞らなければ、問題なく車に乗り続けることが可能です。
しかしながら、借り換え時の手数料や総支払額で見るときついと感じる方もいます。
そういった方は、今のカーローンのまま支払い続けた方が良いですが、支払いが滞りそうな場合には無理をしない方が良いです。
ご自身の状況に合わせて借り換えをするかどうかよく検討しましょう。
ローンがきつい時の対策は?
前述の通り、車のローンがきつい場合は、家計の見直しや収入の改善、借り換え先への相談、車の売却、ローンの借り換えといった方法が有効です。
この他、家族の協力が得られないかも、確認してみましょう。
家族からの一時的な借り入れであれば利子はつかず、見返りもそこまで求められません。
間違った対策としては、カードローンや街金で借り入れることです。
返済額が膨らみ、リボ払いのような不利な契約に追い込まれていく可能性があります。
多重債務に陥ったり、自己破産することになれば、人生そのものに影響します。何とかなる内に適切な対応をするようにしましょう。
▽業界最安値で走行距離無制限!▽