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「夜間はほとんど効果なし」装着が義務化した『衝突被害軽減ブレーキ』を信用してはいけない

2021年11月以降の新車から装着が義務化した『衝突被害軽減ブレーキ(AEB)』

©toa555 /stock.adobe.com

レーダーやカメラから周囲の状況を解析し、ドライバーへの警告やブレーキの補助操作を行うことで衝突事故発生時の被害を軽減または回避する目的で装着される装置が『衝突被害軽減ブレーキ(AEB)』です。

2003年にトヨタがハリアーのオプション装備として、ブレーキアシストやシートベルトの巻き取りを早期に作動させる『プリクラッシュセーフティシステム』を世界で初めて採用。同年6月にホンダが発売したインスパイアでは、自動でブレーキの制御も行う『追突軽減ブレーキ』が世界初採用となりました。

2019年には日本や欧州など40の国と地域で衝突被害軽減ブレーキの導入を義務づける規則の原案に合意がなされ、日本では2021年11月以降に発売されるモデルに装着を義務化。販売中の既存モデルについても、2025年12月から装着を義務化することが決定しています。

衝突被害軽減ブレーキの装着による衝突事故予防の効果が世界各国から認められたことから、装着車の保険料を割引するなどの制度を導入する国も増え、日本でも2017年から衝突被害軽減ブレーキ装着車は平均で10%程度の割引を受けられるようになりました。

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AEB過信による事故も…国交省が注意呼びかけ

しかし、衝突被害軽減ブレーキ(AEB)が装着されているからといって、必ず衝突事故を回避できるということではなく、自動車メーカーおよび国交省はその機能を過信しないよう呼びかけています。

ディーラーの試乗で意図的に衝突被害軽減ブレーキを作動させようとしたものの作動しなかった事故も発生しており、国交省は衝突被害軽減ブレーキがあくまでも補助機能であることを強調。

『衝突被害軽減ブレーキの効果と正しい認識』のタイトルの動画では、走行中の速度や周囲の環境、路面状況によって効果を発揮しないことを説明しており、衝突被害軽減ブレーキが作動する条件を把握し、機能を過信しないよう注意喚起をしています。

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新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...
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