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人気観光地のレンタカー事情は?夏休みに沖縄・北海道・四国・九州に行く人必見!

試される大地・北海道では『ガス欠』に注意!?

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札幌・小樽・函館などの大都市巡りなら公共交通機関で十分でも、北海道観光を満喫するなら車が必須。日本最大の面積を持ち、見どころも多い北海道はレンタカーでの観光がおすすめです。

人気があるぶん、空港周辺の店舗では予約が取れないこともあるため、事前に利用するレンタカー店舗探しと予約は必須です。

北海道観光は速度超過・ガス欠・動物の飛び出しに注意

北海道の道路を走行中は、スピードの出し過ぎに注意が必要です。道路が広いため速度感覚が掴みづらく、気づかないうちに速度超過に陥ったレンタカーが頻繁に捕まっています。

札幌〜新千歳空港までの道路は警察が多いためとくに注意しましょう。北海道には最新のレーザーパトカーも多数配備されているため、高性能レーダー探知機を持っているなら荷物に入れておくことをおすすめします。

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また北海道では、ガソリンスタンドの数が少ないうえ、都市部以外は閉店時間も早いため燃料を入れられずレンタカーが立ち往生している光景も珍しくありません。

北海道のレンタカー観光はガス欠・速度超過に加え、動物の飛び出しに要注意。夏場でも北海道の朝晩は冷えるため、レンタカーの利用であってもトラブルに備えて上着を一枚持っていくとよいでしょう。

四国では「トゥクトゥク」のレンタカーも!

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公共交通網はあるものの、鉄道は四県外周に沿ってしか走っておらず、バスも本数が少なくやや不便であるため、四国を巡るなら車が必須といえるでしょう。

西日本以外からのアクセスなら飛行機やフェリーで単身四国へ向かい、レンタカーを利用するのがベターです。四国ではレンタカー付きのツアーパックもたくさん用意されています。

愛媛県の観光名所である四国カルストは、タイでタクシーとして使われる三輪バイク「トゥクトゥク」のレンタカーで巡ることもできます。4時間7,000円と高価ではあるものの、よい旅の思い出になるでしょう。

四国は「地元走り」に注意?

四国のレンタカー観光で注意したいのは、地元ドライバーの運転かもしれません。

2016年に発表されたJAFの調査では、香川と徳島は運転マナーが悪い都道府県の1位と2位であり、速度超過・一時不停止・合図不履行・信号無視・強引な割り込みは日常茶飯事のようです。

徳島県民の多くは信号機を「青は進め、赤は止まれ、黄色は急げ」と認識しているため、黄色信号に差し掛かると車が加速することも。これは徳島の旧名にちなんで「阿波の黄走り」と呼ばれています。

レンタカーで走る際は、思わぬ事故に注意したいものです。

九州・熊本には「くまモンレンタカー」も!

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公共交通機関よりも高速道路網の方が整備されている九州観光は、レンタカーの利用がベストです。

長崎市内は急な坂道が多いため運転に注意しましょう。長崎・鹿児島・熊本は路面電車が走っているため、はじめて車で運転する場合は戸惑いがちです。

しかし、それ以外では特別な注意点はないため、レンタカーなら広い九州を存分に満喫できます。

トヨタレンタリース熊本では、トヨタ ピクシス ジョイに、くまモンのペイントを施した「くまモンレンタカー」が借りられます。

レンタカーで観光を楽しむなら事前の情報収集が大切

観光地ごとに注意点はあるものの、遠方への旅行なら現地まで公共交通機関で行き、レンタカーを借りるのがもっとも旅を満喫しやすい観光プランといえるでしょう。

近年は、格安レンタカーやスポーツカーや輸入車を貸し出している店舗も増えているため、楽しみ方も多種多様に。

とくに有名なレンタカーは、関東各地に店舗を構え、スポーツカーを貸し出している「おもしろレンタカー」と輸入車を中心に扱う名古屋の「スパイスレンタカー」の2社です。

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また、近年はキャンプブームと新型コロナウイルスの感染を避けられる利点が相まって、キャンピングカーレンタルも人気であり、全国で貸出店舗が増えています。

キャンピングカーのレンタル料金は1日あたり数万円と相応に高額ではあるものの、人混みを避けながら、宿泊代を浮かせつつ自由に観光もできます。ただし、各地のウイルス感染状況によっては、キャンプ場に利用制限がかかる場合がある点には注意が必要です。

レンタカー観光では慣れない土地を走ることになるため、交通事情や注意点などの事前調査は必須といえるでしょう。これに加え、レンタカーを借りる際は出発前にレンタカーの店舗スタッフに地域特有の注意点を聞いておくと、なにかと役立ちます。

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執筆者プロフィール
伊藤友春
伊藤友春
1981年生まれ。自動車専門Webライターとして執筆活動中。自動車の構造に明るく、ほとんどの整備や修理をDIYでこなす。輸入車・コンパクトカー・変わったデザインやコンセプトの車が好きで、現在の愛車はその最た...

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