更新
未来キター!充電なしで7ヶ月!世界初量産型ソーラーカー『ライトイヤーゼロ』発売…ただし、夢と現実のギャップあり
オランダのスタートアップ企業が発表
オランダのスタートアップ企業『Lightyear』は、2022年6月に世界初の量産型ソーラーカーだとする『Lightyear 0(ライトイヤー ゼロ)』を発表しました。
ライトイヤー ゼロの生産は2022年秋に開始され、11月には最初の1台を納車する予定としています。
KINTO限定がアダ?トヨタ新型BEV『bZ4X』苦戦のワケ
充電なしでも最大7ヶ月、通勤に使うことが可能

ライトイヤー ゼロはゼロ・エミッションを実現しながら充電インフラによる移動の制限を受けない車として開発された、クーペスタイルセダンの電気自動車です。
最適化されたソーラールーフと全体的なデザインにより、充電なしでも数週間から数ヶ月間、運転が可能だと説明。1日の通勤距離が35kmであれば、曇りの天気でも2ヶ月、日差しが強ければ最大7ヶ月の走行が可能だとしています。
太陽光での充電は1日に最大70km分の電力を蓄えられ、太陽光以外にもコンセントでの充電に対応。家庭用では1時間あたり32km、充電ステーションでは200km、高速充電に対応している場合は520km分を充電可能です。
「人類の夢」は実現できるのか?空飛ぶ車にスズキが挑戦?
価格は3000万円超え…走行性能は軽自動車並?

ガソリン代がかからなくなることはもちろん、太陽光での充電により電力自体も節約できるライトイヤー ゼロですが、販売価格は25万ユーロ(日本円:約3600万円)と非常に高額となっています。
テスラ モデルSやポルシェ タイカンなどの高級バッテリーEVよりもはるかに高く、それでいて停止状態から100km/hまでの加速性能は10秒と、リッターカー程度の性能です。
太陽光で走るという夢が実現してはいるものの、そのメリットよりも価格や性能でのデメリットが大きいため、販売は苦戦するだろうと予想されています。
BEV巡る各社の戦略…ヒョンデは「充電5分で200キロ」
ソーラーEVの三輪自動車!アプテラのデザインはまさに未来?
【みんなの意見】投票受付中!
Q. 車を買う時、いちばん参考にしている情報源は?
あなたがこれから買おうとしている車、またはいま持っている購入済みの車について、もっとも参考にした情報源は次のうちどれ...
- 新車・中古車ディーラー
- テレビ・新聞・ラジオなど
- 雑誌
- 特定のモデル・ジャンルの専門誌
- Webメディア(MOBY以外)
- 口コミサイトや掲示板サイト
- YouTubeなどの個人配信動画
- TwitterやInstagramなどのSNS
- 友人や家族など信頼できる人
- MOBY
アンケート結果を見る
powered by

- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...