更新
メルセデスベンツ新型Cクラスマイナーチェンジ発売開始!マイルドハイブリッド搭載で価格やスペックは?
目次
メルセデス・ベンツ新型Cクラスが発売開始!
メルセデス・ベンツ Cクラス新型ステーションワゴン

2018年7月25日、メルセデスベンツ日本は新型Cクラスをマイナーチェンジして発売開始しました。4つのボディタイプ、セダン/ステーションワゴン/クーペ/カブリオレが同日発売となりました。
新型Cクラスは新開発エンジンの採用、48Vマイルドハイブリッドシステムの搭載、外装・内装デザインの変更、運転支援機能「インテリジェントドライブ」の進化などがなされており、数多くの改良が見受けられます。
新型Cクラスの納車は9月以降を予定しています。
高性能モデル「AMG C43 / C63」もマイナーチェンジ!
メルセデス・ベンツ新型Cクラス セダン/ステーションワゴンがマイナーチェンジ!
メルセデス・ベンツ Cクラスが2018年3月にマイナーチェンジされて発表されました。
2018年3月初めに行われたジュネーブモーターショー2018にて、セダン/ワゴンが公開されました。
「ニュールック」と銘打った新型Cクラスのマイナーチェンジでは、フロント・リア・ヘッドランプのデザインが大幅に変更されています。
Cクラスはメルセデス・ベンツを代表するDセグメントです。
Dセグメントは世界基準とされるBMW3シリーズをはじめ、多くのライバル車がしのぎを削る激戦クラス。もちろんメルセデス・ベンツCクラスは、BMW3シリーズと同様にDセグメント世界市場で高級車としての確固たる地位にいます。
今回は、4代目Cクラス「W205型」が2014年に登場して以来、初めてのマイナーチェンジとなります。Dセグメントとして最高の出来とも言われている、メルセデス・ベンツCクラスのマイナーチェンジについてご紹介します。
Cクラスセダン・ワゴンの詳細はこちら
新型Cクラス クーペ/カブリオレはニューヨークモーターショーで初公開
メルセデス・ベンツ新型Cクラス クーペ/カブリオレ

メルセデス・ベンツ新型Cクラスのクーペ / カブリオレは、セダンとステーションワゴンに遅れる形で3月末にニューヨークモーターショー2018で世界初公開されました。
【メルセデス・ベンツ新型Cクラス】エクステリア(外装)
メルセデス・ベンツ新型Cクラス セダンの外装
新型Cクラス セダン AMG-Line



メルセデス・ベンツ新型Cクラスはヘッドライトおよびテールライトのデザインを一新させ、新たな装いとなりました。
フロントおよびリア・バンパーにもデザインの変更がされていることがわかります。
フロントバンパーのセンターの部分開口部が大きくなり、インタークーラーへ通る空気量を増やすことが図られています。
また、2本のホリゾンタル・バーのグリルや新デザインのエアーインテークなど、随所に新しいデザインが採用されています。
ヘッドライトはSクラスに搭載されている、ウルトラレンジハイビーム搭載の「マルチビーム LEDヘッドライト」をCはクラスとして初めて搭載し、安全性や使い勝手を向上させました。
テールランプにはLED形状をライト部分内側に添わせるような変更がされています。
ワールドプレミアに先立って公開された新型Cクラス セダンは「AMG-Line」というグレードで、ダイヤモンドラジエーターグリルを標準装備し、スポーティーさを際立たせています。
メルセデス・ベンツ新型Cクラス ワゴンの外装
新型Cクラス ステーションワゴン エクスクルーシブ



メルセデス・ベンツ新型Cクラス ステーションワゴンも、Cクラスセダンと同様の変更がなされました。
ヘッドライトおよびテールライトのデザインを一新し、「マルチビーム LEDヘッドライト」を搭載しています。
また、搭載されると予想していた新しいヘッドライトシステム「マルチ クローズアップ ビーム LED」は、今回のマイナーチェンジでは未実装となりました。
これはステレオカメラで前方の交通状況を検知、片側24個のLEDを制御して、他のドライバーを幻惑することなく、より広い範囲を明るく照射し続けるシステムです。
しかし、新型CクラスはフラッグシップモデルであるSクラスと同じ装備を搭載しており、使い勝手や高級感は十分アップしているといってよいでしょう。
メルセデス・ベンツ新型Cクラス カブリオレの外装
新型Cクラス カブリオレアヴァンギャルド



メルセデス・ベンツ新型Cクラス クーペ / カブリオレは、ヘッドライトはセダンやステーションワゴンとは異なり、複眼的なLEDヘッドライトを装着しています。
リアデザインや仕様については、変更はないようです。
【メルセデス・ベンツ新型Cクラス】インテリア(内装)
新型Cクラス ワゴン エクスクルーシブ(レザーマグマ/エスプレッソ)


メルセデス・ベンツ新型Cクラスのインテリア(内装)は、フラッグシップモデルであるSクラスと同等の利便性と機能が意識されています。
オプションとしてフルデジタルコックピットが選択可能で、3つの表示画面を選択できるデジタルディスプレイを中心としたインフォテイメントシステムおよびマルチメディア・システムは、Sクラスと同等の装備です。
デジタルディスプレイは、コントローラー付きのタッチパッドと音声操作によりユーザーの最適な方法で使用することができます。
また、エアコン、フレグランス、座席(ヒーターやマッサージ機能)、照明、音楽など、車内環境を総合的に管理・調整してくれるエナジャイジング・コンフォート・コントロール」が搭載されています。
新型Cクラスセダン AMG-Line(プラチナムホワイトパール/ブラック)

AMG-Line専用インテリアカラーとして、マグマグレイ、ブラック、サドルブラウンが用意されています。
上画像はAMG-Lineのブラック内装です。
ホワイトカラーのシートと相まってスポーティーに引き締まって見えます。
【メルセデス・ベンツ新型Cクラス】安全装備と運転支援システム

メルセデス・ベンツ新型Cクラスには、地図データとナビゲーションデータを使用した半自動運転システムが搭載されています。
この走行支援プログラム「DISTRONIC」により、地図情報に基づいて、カーブの連続や交差点や迂回路に近づいた時などに、車が速度を予測して自動調整してくれます。
また、安全性を高める運転支援システムに、新機能「アクティブステアリングアシスト」「アクティブ車線変更アシスト」「アクティブ緊急停止アシスト」が搭載されます。
【メルセデス・ベンツ新型Cクラス】デジタルコックピット

オプションとして、3種類の表示スタイルを選べるフルデジタルコックピットが選択可能となります。
デジタルコックピットでは、エンターテイメントはもちろん車載コネクティビティや車の設定など、車に関するありとあらゆることがデジタル化され、一箇所で操作ができます。
この他にもマルチファンクションステアリングホイールからのコントロール、音声操作機能「LINGUATRONIC」でのコントロール、タッチパッドからの操作が可能です。
【メルセデス・ベンツ新型Cクラス】ボディサイズ
参考:4代目メルセデス・ベンツ Cクラス

予想する寸法/車重/乗車定員
全長 | 全幅 | 全高 |
---|---|---|
4,790 | 1,810 | 1,445 |
ホイールベース | 車両重量 | 乗車定員 |
2,840 | 1,510~1,790 | 5 |
[単位]全長・全幅・全高・ホイールベース:mm 車両重量:kg 乗車定員:人 |
メルセデス・ベンツ新型Cクラスはフェイスリフトにより、全長が現行モデルの4,690mmまたは現行より100mm長い4,790mmになると見られます。
ボディサイズの数値はまだ発表されていませんので、続報を待ちましょう。
【メルセデス・ベンツ新型Cクラス】エンジンスペック
メルセデス・ベンツ新型Cクラスのエンジンラインナップは現行同様、ガソリン、ディーゼル、プラグインハイブリッドの3種類がとなります。
セダン、ステーションワゴン、クーペ、カブリオレともに以下のグレードおよびエンジンラインナップです。
・C200(1.5L 直列4気筒マイルドハイブリッド)
・C200 4MATIC(1.5L 直列4気筒マイルドハイブリッド)
・C220 d(2.0L 直列4気筒ディーゼル)
・C43 4MATIC(3.0L V型6気筒ガソリン)※
ガソリンエンジン車では、先代モデルに搭載されていた4気筒ガソリンターボをダウンサイジングし、さらにPHV(プラグインハイブリッド)化することで燃費とパワーをアップさせています。
ディーゼルモデルも同様にダウンサイジングされ、2.2Lディーゼルエンジンの代わりに2.0L 4気筒ディーゼルエンジンが採用されました。
※AMGラインナップのC43については以下記事で詳しく紹介しています
PHVモデルは「EQブースト」搭載でエンジンをアシスト
1.5Lガソリンモデルには「EQブースト」と呼ばれるマイルドハイブリッドシステムを採用しています。
ベルト駆動のスターター/オルタネーターにより、モーターがターボをアシスト。
ターボの苦手な低回転領域でもエンジンのパワーを補ってくれます。
ディーゼルエンジンにもPHV搭載を予定
今回のワールドプレミアではプラグインハイブリッドディーゼルモデルはラインナップされていませんが、メルセデス・ベンツはリリース予定であることを発表しています。
プラグインハイブリッドディーゼルモデルはC200 dの直列4気筒ディーゼルエンジンをベースにするということです。
メルセデス・ベンツ新型Cクラスのパワートレインスペック
C200 | C2004MATIC | C220 d | ||
---|---|---|---|---|
エンジン | 種類 | 直列4気筒ターボ | 直列4気筒ターボ | 直列4気筒 ディーゼル |
排気量 | 1.5L | 1.5L | 2.0L | |
最高出力 | 135[184]/5,800〜6,100 | 135[184]/5,800〜6,100 | 143[194]/3,800 | |
最大トルク | 280/3,000~4,000 | 280/3,000~4,000 | 400/1,600~2,800 | |
モーター | 最高出力 | – | – | – |
最大トルク | 160 | 160 | – | |
トランスミッション | 9速AT | 9速AT | 9速AT | |
駆動方式 | FR | 4WD(4MATIC) | FR | |
使用燃料 | ハイオク | ハイオク | ディーゼル | |
[単位]最高出力:kW[PS]/rpm 最大トルク:N・m[kgf・m]/rpm |
【メルセデス・ベンツ新型Cクラス】燃費

セダン/ステーションワゴン | クーペ/カブリオレ | |
---|---|---|
C200 | 16.1~16.6km/L | 15.3~16.3km/L |
C200 4MATIC | 14.9~15.3km/L | 14.2~15.1km/L |
C220 d | 21.2~22.7km/L | 20.4~21.7km/L |
C43 4MATIC | 10.6~10.9km/L | 10.5~10.8km/L |
【メルセデス・ベンツ新型Cクラス】新車車両価格

メルセデス・ベンツ新型Cクラスの価格は、フロントマスクのデザイン変更、ヘッドライトの機能追加、内装のセンターコンソールデザインの変更により、現行型から多少の価格上昇がなされました。
C180(受注生産モデル) | 449万円 |
C180アバンギャルド | 489万円 |
C200アバンギャルド | 552万円 |
C200 4MATICアバンギャルド | 580万円 |
C220dアバンギャルド | 578万円 |
メルセデスAMG C43 4MATIC | 940万円 |
メルセデスAMG C63 | 1,211万円 |
メルセデスAMG C63 S | 1,379万円 |
C180ステーションワゴン(受注生産モデル) | 473万円 |
C180ステーションワゴンアバンギャルド | 513万円 |
C200ステーションワゴンアバンギャルド | 576万円 |
C200ステーションワゴン4MATICアバンギャルド | 576万円 |
C220ステーションワゴンdアバンギャルド | 602万円 |
メルセデスAMG C43 4MATICステーションワゴン | 959万円 |
メルセデスAMG C63 ステーションワゴン | 1,223万円 |
メルセデスAMG C63 S ステーションワゴン | 1,398万円 |
C180クーペ スポーツ | 564万円 |
メルセデスAMG C43 4MATICクーペ | 950万円 |
メルセデスAMG C63クーペ | 1,292万円 |
メルセデスAMG C63 Sクーペ | 1,424万円 |
C180カブリオレ スポーツ | 615万円 |
メルセデスAMG C43 4MATICカブリオレ | 1,003万円 |
メルセデスAMG C63 Sカブリオレ | 1,483万円 |
新車購入前に抑えておきたい重要事項の説明はこちら
メルセデス・ベンツ Cクラスの中古車価格はこちら
- 最新「Cクラス」中古車情報
-
本日の在庫数 1404台 平均価格 312万円 本体価格 20~2,288万円
【メルセデス・ベンツ新型Cクラス】大幅改良で期待大!

ついに日本でも発売開始となった、メルセデスベンツ新型Cクラス。
今回のマイナーチェンジは単なる外装・内装デザインの変更に留まらず、新開発のエンジンの搭載や運転支援機能の大幅進化などがなされ、マイナーチェンジとは思えないほどの進化が見受けられます。
日本車では新型クラウンがライバル車となるのではないでしょうか。新型Cクラスの今後の動向に期待が高まります。
メルセデス・ベンツの新型車に関連する情報についてはこちら
セグメントに関連するおすすめ記事はこちら
セダンに関連するおすすめ記事はこちら
【みんなの意見】投票受付中!
Q. 車内の「におい」を気にしていますか?消臭剤や芳香剤は使用していますか?
このアンケートは、車内の「におい」に関する意識の調査です。車内の「におい」に関して、あなたが当てはまる項目を選んでく...
- 設置型の消臭剤を使用し、常に車内ににおいがつかないようにしている
- 設置型の芳香剤を使用し、常に車内を好みのにおいにしている
- 効果は気にしていないが、ファッション目的で設置型の消臭剤または芳香剤を使用している
- スプレーやスチームによる消臭を、乗車前または乗車後に毎回実施している
- スプレーやスチームによる消臭を、定期的に実施している
- スプレーやスチームによる消臭を、気が付いたときに実施している
- においは気にしているが、消臭剤や芳香剤は使用していない
- においは気にしておらず、消臭剤や芳香剤は使用していない
- 車のにおいが好きなので、そのままにしている
アンケート結果を見る
powered by

- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...