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2021年に発売が予想される電気自動車SUV12選
2020年に日本国内で購入できる電気自動車(EV)のSUVといえば、テスラ モデルX一択といっていいほどでした。しかし、2021年以降は各自動車メーカーから続々とEV-SUVが投入されます。
2021年以降に発売される車種情報も続々と出て来ていますので、2021年以降に発売されるであろう「電気自動車SUV」についてまとめて解説していきます。
日本国内で販売されている電気自動車SUVは、外車のものばかりですが、トヨタなどの計画にもあるように、国産の電気自動車SUVについても開発が予定されています。
国産車編
日産 アリア

2021年中頃の発売が予想されている国産電動SUVの大本命、日産 アリア。サイズはマツダの人気ミドルクラスSUV「CX-5」に近く、国内での取り回しもしやすいと思われます。
注目すべきはe-4ORCE(イーフォース)という新開発の4WDシステム。4WDの65kWh搭載車だと後輪側のモーターが追加されることで、最高出力は340ps、最大トルクは560N・mにも達します。
最高モデルの90kWh搭載車では最高出力394ps、最大トルク600N・mとスポーツカーと遜色ない数値に。航続可能距離も最大580kmとのことで、実用性も抜群。
まさにいま最も発売が期待される国産EVでしょう。
レクサス UX300e

レクサス初となるEV「UX300e」。2020年度は135台のみの限定販売でしたが、2021年には一般販売が開始される見込みです。価格は580万~635万円から。
UX300eは同メーカーの「UX」をベースに、最大203㎰/最大トルク300Nmを発生するモーターと54.4kWhの大容量リチウムイオンバッテリーを搭載。
ハイブリッド車の技術で培ったモーターやインバーター、トランスミッション、バッテリーといった主要装備を効率化し、航続距離は367㎞を達成しています。
トヨタ C-HR EV

トヨタは2019年4月に開催された「上海モーターショー」にてC-HRのEVモデルと、その姉妹モデル「IZOA」を世界初披露しました。C-HRとIZOAは、トヨタブランドとして中国初投入のEVです。ちなみに同時にレクサス UX300eも発表されています。

中国では既に発売されていますが、2021年1月時点では国内販売の情報がありません。
ホンダ ヴェゼル EV

こちらもトヨタ CH-R EVと同様に中国専売モデルで、正確にはヴェゼルをベースにした「理念 VE-1」という名称です。
搭載するバッテリーの性能はですが、日産 リーフの40kWhを大幅に超える53.6kWhもの容量を誇り、航続距離も400kmは優に超える実用性の高さを持ち合わせています。
ヴェゼルは2021年春にフルモデルチェンジすると噂されているので、その際に電動モデルがラインナップに追加されるのではないかとも言われています。北京ショー2020で発表された次世代EVコンセプト「Honda SUV e:concept」の存在もあり、その可能性は十分ありえるでしょう。

2020年11月には「広州モーターショー2020」にて、「ヴェゼル」をベースとしたコンパクトSUV「M-NV」も発表されています。細部は異なるものの基本的な構造は同じ。航続距離も500㎞近くになるなど、実用的なレベルに仕上がっています。
スバル EVOLTIS(エボルティス)

スバルとトヨタが共同開発していると言われているクロスオーバーSUVです。車名は確定しているわけではないものの、スバルが北米と日本で商標登録を行っている「エヴォルティス」だと予想されています。
デザインは、スバルが2020年1月に世界初公開した「EVデザイン スタディ」に近いものになるのではないかといわれています。
モデル3よりも約10%ボディが大きく、モデル3の同じバッテリー仕様と比較しても価格は約10%高くなっています。航続距離も若干短くなっています。2021年以降の発売がどのようになるのでしょうか。
外車編
テスラ モデルY

すでに多くのファンが発売を心待ちにしている注目車種。
モデルYはテスラが5番目に発売した車種で、7人乗りのミッドサイズSUV。モデル3をベースに開発されており、画像ではドアにも見えますが4ドアです。
最大出力462ps、最大トルク639N・mを発生する力強い電動パワートレインと低い重心が相まったスポーティな走りが魅力。航続距離はロングレンジモデルで最高508kmほどです。
価格は約577万円~約665万円が予定されており、日本での発売は2021年以降を予定しています。
ポールスター 2

ポールスターはボルボの高級EVブランドで、トヨタとレクサスのような関係にあります。
試験的に制作されたポールスター1と違い、ポールスター2はかなりの時間をかけられて開発が進められてきただけに期待値が高い一台。
容量78kWhのバッテリーと車体の前後に設置された2基のモーターによって、最大出力408hpを発生。0-100km/h加速は4.7秒で、最高速度は約204km/hにも及びます。北欧らしい洗練されたデザイン性の高さと優れた走行性能を両立した注目株。
現在ポールスターが新たに開発していると言われている電動SUV「ポールスター3」の動向にも注目です。
テスラ サイバートラック

同じくテスラが発売を控えているモデルYとは打って変わった奇抜なデザインが印象的なサイバートラック。こちらは購入したいというよりは実物を生で見てみたいという方が多いのではないのでしょうか。
サイバートラックはテスラCEOのイーロン・マスク氏が窓ガラスの耐久性をアピールしようとしたところ、ガラスを割ってしまい、同社の株価を7%近く下げてしまったことで話題に。
一応トラックなのですが、加速力はポルシェの新型EV「タイカン」に匹敵するほどの性能。このルックスにも関わらずすでに国内で予約を開始しており、予約金は日本円で約15,000円ほどです。海外の価格は435万~760万円ほどでした。
BMW iX3

iX3はBMW初となる電動SUVです。生産は2020年10月から中国で開始されており、日本への導入は2021年以降となっています。
新開発のモーターを搭載し、最高出力286psを発生、静止時からの最大トルクは400Nmにも及びます。この数値は、これまでのBMWの電動モデルにはない強力なスペックです。
発売時には2種類の限定モデルが展開される予定で、価格はそれぞれ840~880万円からになる見込み。納車は2021年夏ごろに予定されています。

2020年12月にはiXも発表。車体サイズは同社の「X5」と「X6」の中間ほどになるようです。こちらも納車は2021年秋以降を予定されています。
オペル モッカe

オペルはドイツの自動車メーカーで、過去に国内市場から撤退したものの、2020年に復活を発表しました。
2020年9月に発表された「モッカe」には、プジョー 208やDS 3 クロスバックなどと同じEMP1プラットフォームが採用されており、
搭載が予想されるモーターは、最高出力136hp、最大トルク260Nmを発揮し、0-100km/h加速8.7秒のパフォーマンスを発揮すると言われています。50kWhのリチウムイオン電池によって、予想航続距離は320kmほどになる見込みです。。
欧州での価格は約250万円となっていることから、日本でも比較的安い価格で購入できるかもしれません。国内での発売は2021年以降になる予定で、現在公式サイトも準備中とのことです。
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- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...