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【究極のエコカー】下水処理会社が電気自動車を開発!動力源は分かるよね?
し尿が動力源の電気自動車

2021年5月25日、オーストラリア・クイーンズランド州ブリスベンの下水処理会社「アーバンユーティリティ」が、「し尿」を動力源とする電気自動車を発表しました。
今回発表されたのは、「Poo Car 2.0(うんち自動車2.0)」と名付けられた小型SUVのヒュンダイ コナ・エレクトリックです。
持続可能なエネルギー源として活用

出典:www.caradvice.com.au
アーバンユーティリティ社によると、「うんち自動車2.0」の電力は、下水処理で発生するバイオガスから生成されたものだそうです。
1人の「毎日の習慣」で450m分の電力を生成できるとし、また、ブリスベン南西部に住む33万人以上の人々がトイレで用を足して水を流すたびに、アーバンユーティリティの電気自動車が使う燃料が作られていると、同社の広報がコメントしています。
し尿を電力に変えることで、アーバンユーティリティの運用コストは年間で約170万ドル削減できると見込まれていて、持続可能なエネルギー源として役立てられるとのことです。
2台目となる「うんち自動車」

出典:urbanutilities.com.au
アーバンユーティリティは、オーストラリア・クイーンズランド州のブリスベンで、飲料水や再生水などの供給および下水の処理をおこなっています。
「うんち自動車2.0」の前身として、2017年に下水から生成された電力で走る三菱 i-MiEVを発表していました。
最新型の「うんち自動車2.0」は、動力源が分かりやすいデザインに変更されています。
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