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新型コロナの検体を運んだ自動運転車「NAVYA(ナビヤ)」に試乗!

オートモーティブワールドにNAVYA 新型EVOが登場

新型NAVYA  EVO(ナビヤ エボ)フロント
新型NAVYA EVO フロント

2021年1月に開催された展示会「オートモーティブワールド2021」で注目を集めていた自動運転バス車両「NAVYA EVO(ナビヤ エボ)」。NAVYA EVOは、レベル4の自動運転が可能なバス車両です。

新型NAVYA  EVO(ナビヤ エボ)リア
新型NAVYA EVO リア

乗車店員は最大15人。8座席に加え、折りたたみ席が3箇所、つり革4本という構成です。推奨される運行速度は時速18kmなので、現状では施設内での運行が中心となるでしょう。

新型NAVYA  EVOの内装
新型NAVYA EVOの内装

総合的に見ると、先日トヨタが公開した自動運転バス「e-Palette」と似たようなものと認識して良いと思います。サイズ感は、トヨタ ハイエースと同じくらいの大きさでした。

【新型コロナ対策車も】日産「はたらくクルマ」を取材!トミカR35GT-Rスカイラインスーパーシルエット仕様に試乗!

NAVYA(ナビヤ)とは

NAVYAのロゴ
NAVYAのロゴ

NAVYAは自動運転ソリューションを提供するフランスの企業。これまでに、今回の「EVO」や旧型モデルの「ARMA(アルマ)」、空港などで活躍する「トーイングトラクター」などの車両を発表しています。

マクニカが茨城県堺町にて導入した自動運転バス
マクニカが茨城県堺町にて導入した自動運転バス

EVOを展示していたのは、NAVIAの国内総代理店であるマクニカ。こちらは自動運転バスの運行に必要なプラットフォームやインフラ設備などを提供している企業です。

旧型モデルは新型コロナの検体を運搬していた

NAVYA ARMA(EVOの旧型モデル)
NAVYA ARMA
NAVYA ARMA(EVOの旧型モデル)

走行試験のために2020年9月から羽田イノベーションシティなどを走行しているEVOの旧モデル「ARMA(アルマ)」は、新型コロナウイルスの検体を運んだ実績もあります。

実際に海外でコロナ検体を運んでいるNAVYA ARMA
実際に海外で新型コロナウイルスの検体を運んでいるNAVYA ARMA
出典:Mayo Clinic

オートモーティブワールド開催中にブースを尋ねたところ、説明担当者から「アメリカでは、病院と研究施設間で検体を運ぶことに使われた」と話を聞くことができました。

羽田イノベーションシティを巡航するARMA
羽田イノベーションシティを巡航するARMA

羽田イノベーションシティでは、施設内を循環するコミューター路線として運行しています。およそ8分かけ、施設内をゆったりと走行します。

NAVYA ARMA(旧型モデル)の内装

NAVYA ARMA(旧型モデル)の内装

まず、乗って思ったことは、車内が明るいということ。試験走行が屋外走行のため、屋内で展示されていたときよりも窓が大きく感じました。

走り出す時に、ガコッという駆動が繋がるような振動が一瞬あるものの、それ以外は電気自動車の静粛性を感じる部分です。

話を伺うことができた担当の運行監視員によると、「横に動くエレベーターだと思うと良い乗り物」とのことです。

NAVYA ARMA(旧型モデル)の監視用カメラ
監視用のカメラ

車内には監視用カメラや、情報表示用の液晶ディスプレイなどが設置されています。実際に乗った感覚としては普通のバスと変わりありませんでした。

NAVYA ARMA(旧型モデル)の液晶モニタ
液晶ディスプレイ
液晶ディスプレイ

唯一感じた違和感としては、自動運転車なので操作するためのハンドルやペダル、走行に関するスイッチ類などが無いことくらいです。

非常時の操作はあのゲーム機のコントローラーで行う!

旧型モデルに使用されたXBOXのコントローラー
旧型モデルに使用されたXBOXのコントローラー

旧型モデルは、万が一の操作を行うために、ゲーム機のコントローラーを使用していました。新型ではそれを廃止し、専用のコントローラーを用意するなど、細かなアップデートが多々あります。

新型モデルのコントローラー
新型モデルのコントローラー

誰でも無料で試乗できる

構内を走行するNAVYA ARMA
構内を走行するNAVYA ARMA

乗車は無料で、誰でも気軽に自動運転を体験することができます。混雑していなければ飽きるまで乗っても良いと言われましたので、撮影もかねて3周ほど乗車しました。

ARMAの車窓から望める羽田空港の風景
ARMAの車窓から望める羽田空港の風景

乗車していると、車内から羽田空港が望めます。まるで海外から帰ってきたようで、飛行機から、ターミナルビルへ移動中の気分に。いつかこういった乗り物が空港の中を走り回る日も来る雰囲気を感じます。

4輪操舵装置(いわゆる4WS)のおかげで、大柄のボディながら、狭いスペースでもクルリと向きを変え走行することが可能。おかげで内輪差も抑えられています。

こうして気軽に体験できる場所ですので、機会があれば乗ってみるのもよいのではないでしょうか。

羽田イノベーションシティの概要

羽田イノベーションシティは、大手企業の実験・テストなどが行われる研究棟をはじめ、飲食店や足湯などがある商業棟といった、複数の建屋から構成される商業施設です。

羽田イノベーションシティ構内にある水素ステーション
羽田イノベーションシティ構内にある水素ステーション

記事内でも触れたトヨタの自動運転バス「e-Palette」の実証実験もこの施設の駐車場で行われました。

アクセス

  • 住所:東京都大田区羽田空港1-1-4
  • 電車:京急空港線・東京モノレール「天空橋駅」
  • バス:京浜急行バス「天空橋駅」
  • リムジンバス:「天空橋駅(羽田イノベーションシティ)」
  • 最寄りIC:首都高速1号羽田線「空港西IC」
  • 駐車場・駐輪場有り

詳しい情報は羽田イノベーションシティの公式サイトをご覧ください。

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MOBY編集部

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