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クリスマスに車をプレゼントされたら要注意?後々降りかかる出費で涙

高級なクリスマスプレゼントはさまざまありますが、その1つとして挙げられるのが「クルマ」でしょう。

芸能人が親に車を贈ったというニュースは、ひと昔前からたびたび目にしていましたし、最近では車をサプライズプレゼントする動画もYouTubeでよく見かけます。

ときには1,000万円を超える高級車をプレゼントしているケースもありますが、気になるのが「贈られた人はこの車を維持していけるのか?」ということ。

メンテナンス費用はもちろん、税金やガソリン代、駐車場代などを考えると、「高級車を贈られた人は破産してしまうのでは!?」と気になってしまいます。

例えば、「GT-R」を恋人の名義でプレゼントした場合、どんなお金をどのくらい払わなければならないのでしょうか?

プレゼントした相手には●●税がかかる

日産GT-Rはエントリーモデルの「Pure edition」でも、
車両価格10,828,400円。超高額プレゼントになるのは間違いないが…(画像はGT-R NISMO)

恋人は1,000万円を超えるスーパーカーを”タダ”で手に入れることになります。しかし、日本ではプレゼント、つまり贈与を受けたものに対しては贈与税が発生する仕組みです。これは1年間に合計で110万円を超えて贈与された場合に課税されます。

つまり単純に考えて、プレゼントした車の価格が110万円以下であれば贈与税はかかりませんが、高級車のプレゼントとなれば当然贈与税の対象となります。

プレゼントで1,000万円の車を受け取った場合の税額は、1,000万円から基礎控除110万円を引き(890万円)、そこに一般税率40%をかけ(356万円)、控除額の125万円を引いた”231万円”となります。

つまり、自分の名義で車を受け取った恋人は、確定申告で贈与税の申告を行い、231万円の贈与税を納める必要があるのです。またこの金額をプレゼントしてくれた人に負担してもらうと、今度は231万円の贈与を受け取ったことになってしまいます。

参考:国税庁 贈与税の計算と税率(暦年課税)

当然、自動車税も発生する

車の維持費のなかで、代表的なものといえば自動車税。これは車の所有者に対してかけられることが原則です。つまり、車を受け取る側が所有者になっている場合、基本的にはその人に毎年自動車税の通知が届くことになります。

今回のケースでは、プレゼントのGT-Rは”恋人の名義”になっていますので、自動車税の支払い通知書は恋人のもとへ届いてしまいます。

GT-Rは約3,800ccなので、税額は65,500円(2019年10月以降登録の場合)と、なかなかお高め。他にも、自動車保険料や車検費用、ガソリン代、消耗パーツの交換費用、場合によっては駐車場代など、車を維持する上では必ず費用が発生します。

恋人は車両価格の”1,000万円”は支払っていないため「非常にお得」といえるかもしれませんが、一般的に高級車は維持費が高くなる傾向がありますので、毎年それ相応の出費を覚悟する必要がありそうです。

車を贈る際は、相手の負担も考えるべき?

©︎adragan/stock.adobe.com

このように、車をプレゼントされた人はその維持費を支払う必要があり、場合によっては贈与税がかかることもあります。

ましてや車に乗っていれば必ず部品が消耗し、その都度交換や点検が必要になります。高級車の場合は大衆車と比べて部品代も高いことが多いですから、負担は大きくなるでしょう。

つまり、プレゼントを受け取る側の身の丈に合わない高級車を贈ってしまうと、その人が車を維持ができなくなってしまう可能性があるということです。そうなると、せっかく買ってもらった高級車を手放す羽目になるかもしれません。

受け取る側の負担を少なくするには、購入者(贈る側)の名義のまま、車を乗り回してもらうという方法があります。名義が違うことで、自動車税や保険などの面で不都合がないか確認する必要はありますが、贈与税の対象にはなりませんし、受け取る側の負担は幾分か少なくなるでしょう。

しかし、筆者がお世話になっているディーラー担当者に聞いたところ、「贈る側の名義のまま、他の人が車に乗るケースは『親子間』がほとんどであり、血縁関係のない他人同士ではあまり聞いたことがない」とのこと。

現実的には、購入者の名義のまま他人が乗り回すというのは、大半が血縁関係のある「親子間」であり、それ以外では受け取る側の名義にして車を贈ることが多いそうです。

つまり、車をプレゼントする際は、相手の経済状況なども考慮する必要があるということでしょう。ましてや高級車ともなれば、維持費や贈与税もそれなりにかかることがあるため、相手に経済的な余裕がない場合は、費用を支援し続けるつもりでないと厳しい可能性もあります。

車のプレゼント自体は非常に素敵ですが、車は手に入れて終わりではありません。もし「大切な人」に車をプレゼントする際は、相手の都合も考えた上で、車種を選んでみてください。

プレゼントされてみたい!って思ってたけどこの記事を読んだら真顔になってしまった車たち

結局は身の丈にあった車を選びたいよね……

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執筆者プロフィール
成田 佑真
成田 佑真
1993年生まれ。普段は医療機器販売を行っているが、暇があれば自動車関連記事を読み漁る。愛車はマークX。子どもの頃からマークⅡに憧れ、社会人になりマークXを購入。週末は必ず手洗い洗車を行い、ドライブに出か...
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