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最後のディーゼルエンジン?フォルクスワーゲン新型ゴルフに「TDI」を追加
窒素酸化物排出量を大幅カットしながら最大トルクを強化

フォルクスワーゲン グループ ジャパンは、2021年12月21日、2021年6月より導入した新型「ゴルフ」に、新たなパワートレインとしてディーゼルエンジン「TDI」を搭載しました。
新型「ゴルフ TDI」は、2022年1月7日より発売となります。は4グレード展開で、価格は344万4,000円〜408万8,000円です。
今回新たに追加されるディーゼルエンジンは、最新のテクノロジーとなるツインドージングシステムを採用。窒素酸化物の排出量を抑制しつつ、従来よりも最大トルクを強化した最新世代のエンジンです。
従来のTDIエンジンよりも低い回転数から最大トルク・最高出力を発揮するため、レスポンスが大幅に向上、燃料消費率も20.0km/L(WLTCモード)と向上しています。
同一車線内全車速運転支援システム「トラベル アシスト」やデジタルメータークラスター「デジタル コクピット プロ」といった、新型ゴルフならではの先進装備をエントリーグレードの「アクティブ ベーシック」から標準装備。走行モードの切り替えが可能なドライビングプロファイルやシートヒーターなどの快適装備も全グレード標準となっています。
さらに、LEDマトリックスヘッドライト「IQ.ライト」やヘッドアップディスプレイなどの通常オプション設定の装備を標準設定とした「アクティブ アドバンス」というグレードが初設定されます。
そのほか、上質なトリムや電動パノラマスライディングルーフなどのオプションが選択可能な「スタイル」や、エクステリアをスポーティーな仕様にした「R-ライン」といった、4つのグレード展開となっています。
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- 執筆者プロフィール
- 清水 圭太
- 1995年生まれ。自動車やファッション、高級時計などのライターとして執筆活動中。現在の愛車はランドローバー、輸入車が好き。週末はSUVで旅行に行くのが楽しみになっている。