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【オペル日本再上陸】国内導入3モデルを発表!価格予想

2020年2月18日、グループPSAジャパンは「OPEL(オペル)」日本市場再参入についてのプレスカンファレンスを都内で開催しました。最大のポイントは、国内導入モデルとその時期。当編集部価格予想も含めてお伝えします。

OPEL(オペル)日本導入はいつから?

プレスカンファレンス登壇者、左上から時計回りに、グループPSAジャパンCEO アンジェロ・シモーネ氏、グループPSAインド担当ディレクター エマニュエル・ドゥレ氏、オペルオートモビルGmbH CEO兼グループPSA執行役員 ミヒャエル・ローシェラー氏、グループPSAジャパン オペル ブランドディレクター ベルトラム・クンツェ氏。

オペルは2006の日本国内市場撤退から、再び日本国内市場への再進出。2021年から国内販売を開始すると発表。

オペルとは?

稲妻のロゴデザイン。

創立は1862年、ドイツのルッセルハイムにて。創立者は、アダム・オペル。自動車の生産をはじめたのは1899年から。2017年8月からはグループPSAの傘下に入る。それまでは米国のGMの傘下だった。イギリスでは「ヴォクソール」のブランド名で販売。

現在、オペル・ヴォクソールの両ブランド合わせて世界60カ国で販売、2018年には販売台数100万台を突破。現在、オペルは「PACE!」と名付けられた販売戦略を打ち出し、電動化の推進、2020年半ばまでには欧州以外の試乗の10%のシェアを占めるというミッションがある。

プレスカンファレンスでアンヴェールされたオペル・コルサ(欧州仕様)とフォトセッション。

オペル日本国内導入モデル【コルサ】

「コルサ」は欧州での車名で日本国内市場での名称は未定。近いうちに公表するとのこと。(日本ではトヨタが「コルサ」を販売しており、現在もその商標登録がされている)

※記事末尾の画像ギャラリーで多数の画像を掲載

オペル・コルサは2000年代初頭に「ヴィータ」の名で国内導入されていたコンパクトカー。当時は米国GMの傘下であった。当時の国内販売車両価格は100万円台後半からという低価格。現行モデルのコルサは、全長4,060mm、全幅1,765mm、全高1,435mmと、国産コンパクトカーのトヨタ ヤリス、日産 ノート、ホンダ フィットといったモデルとボディサイズが近い。コルサは欧州でフルモデルチェンジしたばかり。2019年10月に国内でも発表された、新型プジョー 208は同じプラットフォームの兄弟車となる。

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前述したとおり、日本国内モデルの車名が不明ではあるが、新型プジョー 208にピュアEVモデルの国内導入発表がされていることから、コルサの国内導入時には、ガソリンエンジンモデルとEVの両方が販売されるのではないかと予想。

車両価格予想

オペル コルサのフランスでの車両価格は、ガソリンエンジン中・上級グレードで15,000〜22,000ユーロ。輸入車は総じて中・上級グレードが国内導入される。国内販売価格は、200万円台であろう。昨年国内販売が開始された新型プジョー 508、シトロエン C3エアクロスSUV、C5エアクロスは、日本国内販売価格を他の国と比較して安い価格設定にされており、広報担当者は「世界で最も安く買える」とかつての雑談の中で語ったほど。オペルの車両価格設定も戦略的に安く設定し、国産コンパクトカーのライバルと真っ向勝負するというシナリオも見える。

電動モデルの「コルサ e」のフランスでの車両価格は20,000〜22,000ユーロからでガソリンモデルとの大きな剥離がない。これも兄弟車となるプジョー新型208e国内発表でのプレゼンで、内燃機関と電動の両方で購入後も含めたトータル維持費をあわせたいという戦略がオペルにもあるよう。コルサeの国内販売価格も300万円台からと予想。

オペル日本国内導入モデル【コンボ ライフ】

オペル コンボ ライフ(欧州仕様)
オペル コンボ ライフ(欧州仕様)

グループPSAのMPV、シトロエンはベルランゴ、プジョーはリフターの兄弟車となるオペル「コンボ ライフ」。リフター、ベルランゴ同様に2列シート5人乗り、1.5Lディーゼルターボ、8速ATのみの国内導入か?そうだとしたら、車両価格は同様に330万円前後となるだろう。

オペル日本国内導入モデル【グランドランドX】

オペル グランドランドX ハイブリッド(欧州仕様)
オペル グランドランドX ハイブリッド(欧州仕様)

オペルのクロスオーバーSUV「グランドランドX」は、プジョー 3008、シトロエン C5エアクロスと同じプラットフォーム。欧州仕様でのボディサイズは全長4,477mm。全幅1,844mm、全高1,636mmのミドルクラス。フランスでの中・上級グレード車両価格が26,000〜30,000ユーロであることから、国内販売価格は300万円台後半になるだろうと予想。

グランドランドXには、ハイブリッドエンジンを搭載した四輪駆動車をラインナップ。現在のグループPSAジャパンのラインナップには四輪駆動車は全くない。フランスでの車両価格は41,350ユーロ、国内販売価格を500万円を切っての導入を期待したい。なお、欧州ではPHEVの発売が決まっている。

オペルの今後の展開に注目したい2つの点

プジョー・シトロエン・ジャポンが「グループPSAジャパン」に社名変更したのは、恐らくドイツの自動車メーカー、オペルが日本導入されるためであろう。フランス車だけだったところに、ドイツのメーカーが入り交じる異色感は否めない。グループPSAジャパンがどうオペルブランドを日本国内にアプローチし、位置付けてくるのかに注目したい。もうひとつは、PSAとFCAの経営統合。フランス、ドイツ、イタリア、アメリカといわば巨大自動車連合軍となる。現在でもPSA、FCA各傘下のブランドは、それぞれの個性、強みを活かしており、今後の経営統合でそれが希薄化されることはないだろう。ただ、販売戦略、マーケティングにおいては日本においても強いシナジーがもたされるはず。この点の中においてもオペルがどのように展開していくのかに注目したい。

撮影・文:MOBY編集部 宇野 智

オペル コルサ|画像ギャラリー

プレスカンファレンスでアンヴェール、展示されたオペル コルサの画像を掲載。欧州仕様の展示。国内導入モデルの詳細は未定。

この記事の執筆者
MOBY編集部 宇野 智

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