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ピニンファリーナが次世代デジタルコックピット「AutonoMIA」を発表!
イタリアのカロッツェリアで、フェラーリにデザインや技術を提供する、ピニンファリーナが時代の先端を行くAIや5G通信を搭載したデジタルコックピットを発表しました!
AR、ホログラムも採用、まさに近未来。


5月15日にピニンファリーナが発表した「AutonoMIA」は次世代デジタルコックピットで、AIを活用、通信は5Gなどの最先端技術を採用しています。
*AutonoMIA の読み方は明らかにされていません。恐らく「オートノミア」と読むかと思われます。
この開発には複数の企業がコラボレーション。高度なカスタマイズを可能にするインフォテイメントシステムのプラットフォームを開発するのはイタリアの「ART」、アプリケーションのデザインはフィンランドのソフトウェア会社「Siili_auto」、シートなどは「ARAS」といった役割分担となっているとのこと。
将来的にはピニンファリーナのパートナー「WayRay」が手掛けるAR(仮想現実世界)の体験、ホログラム技術を使用したヘッドアップディスプレイも採用されるようです。
まさに、近未来的なデジタルコックピットの発表です。
ピニンファリーナとは?

ピニンファリーナは、1930年に設立されたイタリア最大のカロッツェリア(自動車のデザイン、製造をする業者のこと)でイタリア・トリノ本拠地を置いています。多くの関連会社を持ち、自動車の他、船舶、電車といった乗り物から、フォークリフト、トラクター、さらにはオフィスチェアやプレジェクターなどのOA機器、エスプレッソマシンや電話機、PC周辺機器といった家電製品、ゴルフクラブ、時計、靴、歯ブラシまでと多岐に渡るデザイン、生産を行っています。
自動車ではフェラーリの多くのモデルのデザインを手掛けたことで有名です。また、日本ではホンダ、三菱といった自動車メーカーとコラボレーションをしています。
- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...