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GMも電動化へ前進、初の電気自動車専用工場をデトロイトに開設
初の全電動モデルはピックアップトラック

ゼネラルモーターズ(GM)は2020年1月27日、ミシガン州デトロイト・ハムトラックに同社初となる電気自動車(ピュアEV)専用の組立工場を開設したことを発表しました。GMは1908年に設立されたアメリカの自動車メーカーで、キャデラックやシボレーをはじめとした乗用車のほか、トラックなどの製造も手がけています。
全車電動化の未来をビジョンとして掲げる同社は、2018年の秋以降、オリオンの組立工場、ウォーレンのバッテリー・ラボ、ブラウンズタウンの工場にも大規模な投資を行い、電気自動車の市場参入をめざしてきたとのこと。
今回、全電動トラックやSUVを生産するためのデトロイト工場の開設にあたって、22億ドル(2020年2月13日時点の為替レートで約2,400億円)が投資されました。同社初の全電動モデルとしてピックアップトラックの生産が2021年後半に開始される予定で、その後シェアリングサービス用の電気式自動運転車「クルーズ オリジン」の生産が行われる見込みであると伝えています。
さらに新たな電動ピックアップトラックが発売されることに関連して、サプライヤーへの工作機械器具設備や、その他のプロジェクトに8億ドル(2020年2月13日時点の為替レートで約879億円)が投じられるとのこと。
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- MOBY編集部
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