【〆切5月31日】自動車税支払い期限迫る！期限が切れるとちょっと面倒な事態に

自動車税は年1回の支払いですが、納付書は5月上旬に送られてきます。自治体によって若干異なるものの、支払い期限は5月31日であることが一般的です。つまり、納付書が届いてから支払いまで1ヶ月弱しかありません。

この時期に何らかのイベントが重なれば、『支払いを忘れてしまう』という可能性もあります。自動車税の支払いを忘れて期限が過ぎてしまった場合、支払い方法はどうなるのでしょうか？

コンビニやクレジットカードでの支払いができなくなる

自動車税は金融機関窓口やコンビニでの現金支払いのみならず、クレジットカードや電子マネーなどのキャッシュレス決済にも対応する自治体が増加しています。

これらの支払い方法の中から、自分に合う方法を選んで納付すれば良いわけですが、納付期限が過ぎてしまった場合、支払い方法が限定されるので注意が必要です。

納税通知書を見てみると、コンビニやクレジットカードで支払うことができる「取扱期限」が記載されています。この期限を過ぎてしまうと、コンビニやクレジットカードでの支払いはできなくなり、指定金融機関あるいは各自治体の税事務所で納付することになります。

また、スマートフォン決済アプリの利用可能期間は、納付書に記載されている「コンビニでの取扱期限」と同じになっているケースがほとんどです。取扱期限が過ぎると、アプリによる納税はできなくなります。

自動車税のキャッシュレス決済、納税通知書はどうなる？軽ユーザーは注意

納付書を紛失した場合は？

支払い期限切れ以前に、納付書をなくしてしまったケースでは、再発行してもらう必要があります。

自動車税の場合は都道府県、軽自動車税の場合は市区町村が取り扱っています。各都道府県税事務所や市区町村役場窓口へ連絡すれば納付書を再発行してもらえますので、紛失したことに気づいたら、なるべく早く再発行手続きを行いましょう。

すぐさまペナルティが科されるわけではないが…

実際には納付期限を多少過ぎたとしても、すぐさまペナルティが科されるわけではありません。しかし、自動車税を期限内に納付しなかった場合、厳密には支払い期限の翌日から延滞金が加算されていきます。

1,000円未満は切り捨てられるため、2〜3日の延滞では延滞金の支払い義務は発生しませんが、そのまま放置していれば1,000円を越えた時点で延滞金を支払う必要があります。

加えて、先述のように支払い方法の選択肢が少なくなってしまいますので、なるべく期限内に支払うようにしましょう。

自動車オーナーには痛い5月の出費「自動車税」…支払わないとどうなるの？

自動車税の支払い忘れを防ぐためには、「口座振替」を利用するというのも1つの手段です。一度金融機関に届出をしておけば、納期限の日に自動的に振替納税されるため、支払いを忘れることや、現金を持参して支払いに行く手間がなくなります。

『支払いを忘れることがある』『毎回支払い手続きを行うのが面倒』といった方は、口座振替も検討する価値があるでしょう。

ただし、口座残高が不足している場合は未納扱いになってしまいます。残高不足の場合、翌月末などに再振替してくれる自治体もありますが、再振替を行わない自治体もあります。振替日が近くなったら、口座残高をしっかりと確認すると安心です。

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