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日産マーチスーパーターボは羊の皮をかぶった狼!加速力や中古車情報まで

マーチスーパーターボとは?

初代(K10型系)のマーチに設定されたモデル

日産 マーチ スーパーターボ

日産 マーチ スーパーターボ

コンパクトハッチ・日産 マーチは36年のロングセラー車。取り回しのしやすさとシンプルさで誰からも愛されるモデル。

マーチスーパーターボは1989年1月のデビューで、「初代マーチ K10型系」に設定されたモデルです。1992年1月までの3年弱販売されましたが、マーチのモデルチェンジに合わせて販売が終了しています。

当時、全日本ラリー選手権で活躍するレース車両であるとともに市販化もされた「マーチR」をベースに、さらに市販向けモデルへとすべく各所に変更が施されました。

それというのも、ベース車両となるマーチRはバリバリの競技車両であったため、シートや内装は交換されるのを前提とした簡素なもので、乗車定員もなんと2人。車両登録もノーマル車以外は改造申請付きの実車持ち込みが必要だったのです。

マーチスーパーターボはエンジンなどは「マーチR」と同等ですが、内装を始めとする装備類を市販車仕様にリファイン。レース仕様の中身はそのままに、実用性をアップさせています。

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マーチスーパーターボのデザイン|見た目は普通のハッチバック

外装デザインは無骨で過度なエアロは無し

日産 マーチ スーパーターボ

日産 マーチ スーパーターボ

マーチスーパーターボには過度なエアロパーツは装備されておらず、一見するとマーチのノーマルハッチバックと見間違えるほどです。

しかし、よくよく見るとスーパーターボ専用フロントグリルに埋め込み型フォグランプ、ボンネットフードにはエアインテークが。サイドには控えめながらサイドスカート、またリアにも小ぶりのリアウィング、マフラーはデュアルカッターを装備しています。

硬派で無骨な外装デザインで統一されていますが、見る人が見ると「もしかしてすごい性能なのでは?」と思わせるデザインが随所に散りばめられていたのです。

内装デザインは直線的でシンプル

日産 マーチ スーパーターボ 内装

日産 マーチ スーパーターボ 内装

マーチスーパーターボの内装は、当時の日産の内装デザインと同じく、インパネなどは直線的なライン。ステアリングには本革巻きステアリングが採用されています。

また、中央にはブースト計・電圧計・時計からなる「3連メーター」が装備されていて、マーチ ノーマルモデルとの差別化が図られました。

シートはホールド性の高い形状が採用され、外装デザインと同じくシンプルながらも走行性能の高さを感じることができるデザインに統一されています。

ちなみにパワーステアリングの採用は見送られたのですが、その理由はエンジン補機類のスペースが大きくなり、パワステ分のスペースが確保できなくなったためだとのこと。エンジンへの思い入れが伝わってくるエピソードですよね。

車の計器類についてはこちら

エンジンにはターボチャージャー&スーパーチャージャー搭載で死角なし!

エンジン型式MA09ERT型
エンジン種類直列4気筒OHV+
ターボ・スーパーチャージャー
排気量930
内径(mm)×行程(mm)66.0×68.0
圧縮比7.7
最高出力(kW[PS]/rpm)-[110]/6,400
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm)-[13.3]/4,800
燃料供給装置日産ECCS(電子制御インジェクター)

マーチスーパーターボのエンジンには、当時の市販車、しかもコンパクトハッチバックとしては非常に珍しい「ターボ」と「スーパーチャージャー」が搭載されています。

これにより、ターボラグが発生する間となる低回転域では「スーパーチャージャー」がパワーを稼ぎ、十分な排気が得られる高回転域では「ターボ」によりいっそうのパワーを得る仕組みとしています。

また、燃料供給には当時の最新式となる電子制御噴射となる「ニッサンECCS」が採用され、均質燃焼を実現。これにより最高出力は110PS/6,400rpmと高速域まで一気に加速していきます。

ライトウェイトのマーチスーパーターボは、まさに走り出すと止まらないというほどの韋駄天ぶりだったようです。

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マーチスーパーターボの加速性能

日産 マーチスーパーターボ採用 MA09ERT型エンジン

日産 マーチ MA09ERTエンジン

車の加速性能を割り出すにはさまざまな方法がありますが、ここではマーチスーパーターボの加速性能を「パワーウェイトレシオ」を使って割り出してみます。
パワーウェイトレシオとはその車の出力荷重比を指し、1馬力あたりに運べる重量を算出するもので、値が小さいほど早い車だとされます。

算出する式は「車両重量÷最高出力」となり、これをマーチスーパーターボに当てはめてみると、

(車両重量)770kg ÷ (最高出力)110PS = (パワーウェイトレシオ)7.0kg/PS

となります。

ちなみに、マーチの2017年モデルのグレードSのパワーウェイトレシオは約11.9kg/PSとなるので、25年以上前のスーパーターボがいかに早かったかがわかりますよね。(*加速性能はパワーウェイトレシオが全てではありません。また、乗車する人数などによって変動が生じます)

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MOBY編集部

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