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霊山寺-第1番礼所【車お遍路案内】 四国88ヶ所霊場巡り

霊山寺(りょうぜんじ)お遍路をクルマで巡る方へのしおりに。アクセス、走行時の注意、周辺情報など車での四国88ヶ所霊場めぐりのポイントを寺ごとにまとめました。2020年の「逆打ち」にも対応。実際に車でお遍路を全制覇した筆者が本記事を執筆しました。

お遍路(四国霊場88ヶ所)第1番札所 霊山寺の山門
山門

車お遍路を制覇した筆者のひとこと所感

第1番の霊場となるだけあって、変化に富むお寺。お遍路グッズの品数豊富な社務所もうれしい。駐車場も普通車100台と余裕があり、アクセスも良い。

アクセス

徳島自動車道 板野インターから約3.5km、約10分。
住所:徳島県鳴門市大麻町板東塚鼻126
駐車場:普通車100台・バス10〜20台
駐車料金:無料

お遍路(四国霊場88ヶ所)第1番札所 霊山寺の本堂
本堂

次の札所

順打ち【第2番札所】極楽寺

距離:1.3km
車での所要時間:約3分

【第88番札所】大窪寺

距離:約40km
車での所要時間
 一般道:約1時間
 高速道路:約45分

お遍路(四国霊場88ヶ所)第1番札所 霊山寺の大師堂
大師堂

霊山寺の基本情報

【名称】竺和山 一乗院 霊山寺
【よみがな】じくわざん いちじょういん りょうぜんじ
【宗派】高野山真言宗
【本尊】釈迦如来
【真言】のうまく さんまんだ ぼだなん ばく
【御詠歌】霊山の釈迦のみ前にめぐりきて よろずの罪も消え失せにけり

見どころ

庭園のような美しい配置の山門をくぐった先にある大師堂の前には池がある。霊山寺は第一番札所のため、お遍路グッズを一式取り揃える店がある。大師堂の北側にはお遍路をはじめる「発願の寺(ほつがんのてら)」を象徴する「明治の庭」がある。1394〜1428年(応永)に建造され五智如来像が祀られる「多宝塔」も見どころ。

お遍路(四国霊場88ヶ所)第1番札所 霊山寺の明治の庭
明治の庭
お遍路(四国霊場88ヶ所)第1番札所 霊山寺の池
お遍路(四国霊場88ヶ所)第1番札所 霊山寺の多宝堂
背景は多宝塔

周辺情報

うどん屋

やはり、お遍路は「うどん」が主食。しっかり腹ごしらえを。総じて安価。多数の店がある。

霊山寺の由来と歴史

弘仁6年(西暦815年)弘法大師がこの寺で88の煩悩を浄化し、切の生きとし生けるものと自らの厄難を払いのけ、心身を救済する霊場を開こうと37日間の修行を行った。このとき、仏法を説いていた老師を無数の僧侶が取り囲んで熱心に耳を傾けている霊感を得たという。弘法大師はこの光景が天竺(インド)の霊鷲山で釈迦が説法をしていた情景と似ていることから、この霊山を和国=日本に移すという意味で「竺和山 霊山寺」と名付けた。このときの念持仏が白鳳時代(天武~持統朝[西暦673~697年]から平城京遷都[710年]までの約40年間)につくられた釈迦誕生仏像で約14cmほどの身の丈の小さな銅像。これが本尊に納められ、四国88箇所霊場の第1番札所と定められた。

創建は天平(西暦729〜749年)の間。阿波三大坊の一つとされ荘厳な伽藍(寺の主要な建物など)を誇っていたが、天正10年(西暦1582年)に長宗我部元親の兵火により堂塔は全焼。その後、阿波藩主・蜂須賀光隆公によって復興するも、明治24年(西暦1891年)に再び火災が起きたことでまたも本堂と多宝塔以外を焼失してしまう。このため、建物のほとんどが近年のものとなっている。

霊山寺の年中行事

【毎月1日】護摩供養
【毎月21日】御影供
【1月1〜3日】正月護摩祈祷
【2月3日】星祭り・厄除け祈祷
【2月21日〜2月末日】接待講
【4月第1日曜日】釈迦誕生日・青葉祭り・花祭り
【6月15日】大師誕生日・青葉祭り

四国88箇所霊場“お遍路”取材の足は「シトロエン ベルランゴ」

第1番札所 霊山寺

画像ギャラリー

お遍路(四国霊場88ヶ所)第1番札所 霊山寺の山門
山門
お遍路(四国霊場88ヶ所)第1番札所 霊山寺の山門をアップ
お遍路(四国霊場88ヶ所)第1番札所 霊山寺の本堂内
本堂
お遍路(四国霊場88ヶ所)第1番札所 霊山寺の山門前のお遍路の姿をした女のマネキン
正しいお遍路の格好を指南
お遍路(四国霊場88ヶ所)第1番札所 霊山寺の社務所
社務所。お遍路グッズが多数取り揃えられている。御朱印はここで。
お遍路(四国霊場88ヶ所)第1番札所 霊山寺のお遍路さんの姿をした女のマネキンと女の子のマネキン
社務所にも正しいお遍路の姿を指南。女の子もいます。
遍路笠、白衣(はくえ)、手甲(てっこう)、輪袈裟(わげさ)がお遍路の正装。ここにないのは金剛杖(こんごうつえ)。

車お遍路の移動ドライブ中に聴きたい1曲

筆者個人的に好きなバンド。「水曜どうでしょう」ファンならご存知のはず。

撮影・文:MOBY編集部 宇野 智
車両協力:グループPSAジャパン株式会社
参考文献:一般社団法人 四国八十八ヶ所霊場会

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この記事の執筆者
MOBY編集部 宇野 智