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大日寺-第4番礼所【車お遍路案内】 四国88ヶ所霊場巡り

お遍路 第5番札所 大日寺 入り口

大日寺(だいにちじ)お遍路をクルマで巡る方へのしおりに。アクセス、走行時の注意、周辺情報など車での四国88ヶ所霊場めぐりのポイントを寺ごとにまとめました。2020年の「逆打ち」にも対応。実際に車でお遍路を全制覇した筆者が本記事を執筆しました。

車お遍路を制覇した筆者のひとこと所感

弘法大師が建てたとされる奥行きのある広いお寺。山門から立派。本堂も立派。「西国三十三観音像」など見応えあり。

お遍路 第5番札所 大日寺の山門「鐘桜門」
「鐘桜門」と名付けられた山門

アクセス

住所:徳島県板野郡板野町黒谷字居内28番地
駐車場:普通車20台・大型車5台
駐車料金:無料

お遍路 第5番札所 大日寺の山門から奥に本堂が見える
正面奥に本堂

次の札所

順打ち【第5番札所】地蔵寺

距離:2km
車での所要時間:約5分

逆打ち【第3番札所】金泉寺

距離:約6.5km
車での所要時間:約12分

お遍路 第5番札所 大日寺の木に半分隠れた本堂
本堂

大日寺の基本情報

【名称】黒巌山 遍照院 大日寺
【よみがな】こくがんざん へんじょういん だいにちじ
【宗派】東寺真言宗
【本尊】大日如来(弘法大師が彫ったとされる)
【開基】弘法大師
【創建】平安時代 弘仁6年(西暦815年)
【真言】おん あびらうんけん ばざらだどばん
【御詠歌】ながむれば月白妙の夜半なれや ただ黒谷にすみぞめの袖

徳島県と香川県の県境を走る阿讃山脈から南の方向へ流れる黒谷川へ張り出した緩やかな尾根の斜面上に建てられた寺。

お遍路 第5番札所 大日寺の大師堂
大師堂。お遍路で巡る大師堂の屋根の頂上にある鬼瓦は1つが基本(本堂が2つ)。大師堂の大師堂の鬼瓦は本堂と同じく2つ。

見どころ

「鐘桜門」と呼ばれる立派な山門、弘法大師が建て2つの様式が入り混じる本堂、同じく様式混在する大師堂、交西国三十三観音像などの伽藍(寺院の建物の総称)それぞれに特徴がある。

お遍路 第5番札所 大日寺の本堂
本堂

周辺情報

うどん屋

やはり、お遍路は「うどん」が主食。しっかり腹ごしらえを。総じて安価。多数の店がある。

大日寺の由来と歴史

平安時代の弘仁6年(西暦815年)に弘法大師が、大日如来を感得(信心が神仏に通じて宿願が叶うこと)し、一刀三礼(神仏を敬う、慎み深い態度)で一寸八分(約5.5cm)の大日如来像を彫ったことが、大日寺の由来。また、この地は三方を山で囲まれ、黒谷と呼ばれ、住民らは黒谷寺と名付けていたことから、山名が「黒巌山」となったそう。宗派は東寺真言宗となっているが、これは明治20年からのことでそれまでは真言宗御室派であった。

お遍路 第5番札所 大日寺の本堂の案内板
案内板に書かれた解説文
【大日寺堂】建立時期:慶安2年(1649年)
建立年代は棟札から慶安2年(1649年)である。修復を示す別の棟札には寛政11年(1799年)と記されている。柱の面取りが場所により異なる他、虹梁(こうりゅう)の絵様などからも段階的な修復がされた建物と見られている。建物の意匠では和様を基調とするが、粽柱(ちまきばしら)、鏡天井などの禅宗様式が混在する折衷様式の建物である。密教本堂の形態をもつものとして基調であり、蜂須賀家の紋(丸に卍)が見られ格式の高さをうかがい知ることができる堂宇といえる。
本堂前には砂岩で造られた香炉が奉納されている。名古屋の実業家であった伊藤萬蔵(1833-1927年)により明治32年に寄進された。
【大日如来坐像】建立時期:応永14年(1407年)(坐像56cm、坐奥32.7cm)
秘仏のご本尊大日如来尊像は、頭頂に垂髻(すいけい)を結い、宝冠を頂く。胸前で智拳印を結ぶ(金剛界大日)、下半身は裳及び腰布を着け、上縁を折り返す。右脚を外にして結跏趺坐(けっかぶざ)する。堅(樫)一材から彫出され厚い漆箔に覆われている。頭髪、眉、鬚(ひげ)、唇などに彩色。宝冠及び瓔珞(ようらく)は銅製の透かし彫り。応永14年(1407年)に造立されたとうかがえる。また背面材裏の墨書より慶長5年(1600年)に修復がされたことが示されている。例外的に平成29年(2017年)に尊像修復を記念して御開帳された。
お遍路 第5番札所 大日寺の境内と社務所
右は社務所。

“車お遍路”の足は「シトロエン ベルランゴ」

お遍路 第5番札所 大日寺の駐車場に停まるシトロエン・ベルランゴ
第4番札所 大日寺

撮影・文:MOBY編集部 宇野 智
車両協力:グループPSAジャパン株式会社
参考文献:一般社団法人 四国八十八ヶ所霊場会

お遍路 第5番札所 大日寺の境内

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一つ前の札所

車お遍路の移動ドライブ中に聴きたい1曲

筆者個人的に好きなバンド。「水曜どうでしょう」ファンならご存知のはず。

この記事の執筆者
MOBY編集部 宇野 智