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動画で見る冬の事故5選|スリップ事故が起きやすいのはいつ?

【なぜ?】1年で最も交通事故が多いのは12月

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交通事故発生件数、交通事故死者数がピークとなるのは12月です。要因は多々挙げられますが全国的に共通するのは日没が早く、すぐに暗くなってしまうため。

交通事故発生が多い時間帯は、朝方と夕方~夜。交通量が多いうえ、特にライトを点灯する車としない車が出始める夕方の時間帯は、すべての車がライトを点灯させている夜間よりも運転席からの視認性が悪いとも言われているためです。

さらに、雪や氷で道路環境が悪化すること、年末年始で飲酒運転・飲酒歩行者が増加することも、12月に交通事故が増加する要因と言われています。

つまり12月は安全運転意識を高める必要があるわけですが、特に雪道での安全運転について新潟県警が「冬道の交通事故防止」という資料を公開していました。

こちらが大変わかりやすかったので、これをもとに雪道での事故が起きやすい場所やシチュエーションを、参考動画と共にまとめてみました。

橋の上やトンネルの出入り口は路面凍結に注意!

橋の上は冷たい空気で下からも冷やされるため、路面が凍結しやすい場所です。下に川などがない陸橋でも同じ。運転にはじゅうぶん注意しましょう。

動画ではカーブを曲がりきれなかった車が中央分離帯に衝突しています。

同じく、トンネルの出入り口も空気の流れが変わるため、路面が凍結しやすくなっています。橋の上やトンネルの出入り口は、スピードを落として慎重に運転しましょう。

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カーブは正面衝突の危険性が高まる

さきほどの動画では中央分離帯がありましたが、対向車がいる場合はカーブでのスリップは正面衝突に繋がります。

後述しますが、スリップによる正面衝突は追突事故に比べると多くありません。そんな中でもカーブは対向車がいること、お互いが動いている(止まっていない)ことから、正面衝突の危険性が最も高い場所といえます。

カーブではスピードを落とし、ハンドルをゆっくり切って曲がるようにしましょう。

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下り坂は追突注意!上り坂では止まらないように

坂の下まで滑り落ちると大事故になるおそれも

下り坂はスピードが出やすく、止まれなくなる可能性があります。坂の下が交差点になっている場合、重大事故に繋がるおそれも。動画では滑り落ちてきたバスが玉突き事故を引き起こしています。

下り坂ではいつでも止まれるスピードで走る、停止する際はサイドブレーキを引くなど、よりいっそうの注意が必要です。また、危ないと感じたら坂を下りない判断も大切です。

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坂道発進ができない!上り坂での立ち往生に注意

ノーマルタイヤは雪道を”走るだけ”なら可能です。しかし、”止まる”・”登る”といったことができないため、都市部で急な雪が降ると立ち往生する車が続出します。

特に坂が多いエリアでは「途中まで登れたけど再発進ができなくなった」というレスキュー要請が頻繁します。スタッドレスタイヤを履いていない場合は、雪が積もった坂道を登るのはやめましょう。

坂道の途中で停止すると、ノーマルタイヤでは再発進(坂道発進)ができなくなるおそれも。信号や前の車の動きを見て運転する必要もあります。

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交通量の多い道路は徐々にツルツルになっていく

除雪がしっかりされている道路であっても、車が何台も通って圧雪路面が磨かれていくと徐々にツルツルになっていきます。交通量の多い道路ではスピードを落として走行しましょう。

また、除雪車が通ったあとも圧雪がツルツルになっている場合があります。融雪剤が撒かれていない場合はじゅうぶんな注意が必要です。

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ブラックアイスバーンは北海道民も怖がる恐怖の道路

動画では道路に全く雪がありませんが、タクシーがとんでもない滑り方をしています。北海道のタクシードライバーさんなので、こういった道路は慣れているのか、カウンターを当てながらうまく車をコントロールしていますが、普通に運転すれば電柱にぶつかってしまいそうです。

黒く濡れているように見えるこの路面は「ブラックアイスバーン」といい、判断が難しいことから通常のアイスバーンよりも危険です。

晴れて風のない日の夕方から朝方にかけて発生しやすいため、雪が降っていない日でも道路が黒く光っていたらじゅうぶん注意して走行しましょう。

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【分析してみた】スリップ事故が起きやすいのはどんなとき?

新潟県警による資料「冬道の交通事故防止」では、スリップ事故が起きやすい道路や状況、スリップ事故を起こしたドライバー心理などを調査して以下のようにまとめています。

  • 起きやすい時間帯は朝7時~9時、夕方17時、夜19時
  • 交差点より単路(交差点ではない普通の道路)が多い
  • 追突事故がトップ、単独事故では標識などの道路外にあるものへの衝突事故が多い
  • 事故を起こした運転者は「ブレーキを強くかけすぎた」が最多

これらを踏まえて、スリップ事故が起きやすいシチュエーションを分析してみました。

交差点の手前でのブレーキ時が危険!

交差点ではない場所での追突事故とは「自分はまだ交差点に差し掛かっていないものの、前の車のブレーキランプに合わせてブレーキを踏んだとき」と考察します。

赤信号を自分では目視できないほど交差点から離れているものの、前の車に合わせて停止しなければならないシチュエーションです。

このとき、車間距離が短い、スピードを出しすぎているなどで「止まれない」と意識すると、急にブレーキを強く踏んでしまい、スリップ事故を引き起こすと分析しました。

車間距離に気をつける、スピードを出しすぎないことが大切

そこそこ混んでいる道路、特に朝晩の通勤時間帯では、車間距離やスピードに気をつけることが、スリップ事故の防止につながると言ってよいでしょう。

歩行者用信号が見える距離であれば、歩行者用信号が点滅したタイミングでブレーキを踏み始めるのがおすすめです。

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スタッドレスタイヤに履き替えた後は雨にも注意

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雪道の走行にはスタッドレスタイヤが必須ですが、積雪量が少ない地域や道路では、雨の日の走行にも注意が必要です。

スタッドレスタイヤは圧雪・凍結した道路でのブレーキ性能が高い反面、濡れた道路のブレーキ性能(ウェット性能)が低いという特徴があります。

雪のない濡れた道路ではグリップできず、制動距離が伸びたり、曲がれなくなる可能性もありますので、スタッドレスタイヤでの雨の日の走行はスピードを出しすぎないようにしましょう。

積雪量が少ない地域や道路を多く走るという人は、高速性能が高いスタッドレスタイヤを選ぶのもおすすめです。

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結局、雪が降ったらすべての道路で危険度がアップ!

雪道での事故が起きやすい場所やシチュエーションをピックアップしましたが、結論は「雪が降ったらどんな場所や状況も危険が増す」ということ。状況に応じた判断も大切ですが、まず安全運転意識を持って運転することが大切です。

そのうえで、行うべきことを3点まとめました。

1.時間に余裕を持ち、心にゆとりを持つ

心にゆとりがないと、焦って無意識にスピードを出したりハンドル・ブレーキ操作が雑になってしまいます。そのためには、時間に余裕を持って予定を組む、遅れそうな場合も無理をしないことが大切です。

2.車やタイヤの性能を過信しない

4WD車やスタッドレスタイヤであっても、滑るときは滑ります。性能を過信せず、急ハンドル・急発進・急ブレーキを避け、スピードを出しすぎないことが大切です。

また、雪への準備が不十分と感じる場合は、車を運転しないことが最も安全です。

3.もしものときに備えてシートベルトは必ず着用を

予期せぬ事故に備えて、運転席はもちろん、助手席や後部座席のシートベルトは必ず着用しましょう。チャイルドシートやジュニアシートで子どもの安全を確保することも大切です。

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新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...
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