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外車の維持費は本当に高い?税金や車検の費用など

国産車に比べ、高いと言われることが多い外車の維持費。なぜそう言われているのか、高いと言われる部分とそうでない部分などを説明します。

外車にかかる維持費は主に5種類

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外車・国産車に限らず、自動車の維持費は同じです。

自動車にかかる主な維持費は以下の5つです。これらを中心に、外車の維持費が高いと言われる理由を解説していきます。

自動車税種別割(自動車税)毎年4月1日時点で車を所有している場合に課せられる税金。
排気量が大きいほど高くなる。
自動車重量税車両重量や経過年数などに応じて課せられる税金。
車検整備費用法定費用(自動車重量税・自賠責保険料・検査手数料)や、
車検を受けた場所(整備工場など)への点検・整備費用などがある。
ガソリン代車の走行には欠かせないガソリンにかかる費用。
自動車保険料車に乗る人は全員加入しなければならない「自賠責保険」と
義務ではなくそれぞれが任意で加入する「任意保険」がある。

外車は税金が高い?

税金額は総排気量、車両重量によって決まり、外車・輸入車であることで発生する税金はありません。「外車の税金が高い」というイメージは、「外車は日本の大衆車より排気量が大きくボディも大きい(車両重量が重い)」というひとつの印象によるものでしょう。

現在の外車はダウンサイジングエンジン搭載車やコンパクトカーも主流になってきているため、自動車税や重量税が日本車と同等の外車も増えています。

①自動車税種別割(自動車税)

自動車税種別割は、自動車の総排気量によって決まる税金です。5月上旬から中旬ごろにかけて、車の所有者に納付書が送付され、納付期限は原則5月31日に設定されています。

排気量の小さい外車なら自動車税は高くない

総排気量1.0L~2.5Lの外車であれば、日本車の自動車税と変わらないため、自動車税は高くないといえます。さらに、外車であっても環境性能を満たしていれば環境性能割の対象となるため、自動車税が安くなります。

反対に、日本車ではあまり見られない総排気量3.5L以上の外車は、自動車税が高いといえます。

自家用乗用車の税額一覧表

排気量税額
1.0L以下25,000円
1.0L超~1.5L以下30,500円
1.5L超~2.0L以下36,000円
2.0L超~2.5L以下43,500円
2.5L超~3.0L以下50,000円
3.0L超~3.5L以下57,000円
3.5L超~4.0L以下65,500円
4.0L超~4.5L以下75,500円
4.5L超~6.0L以下87,000円
6.0L超110,000円

②自動車重量税

自動車重量税は、自動車の重量に対して支払う税金です。新規登録時や車検時に手続きのタイミングで支払いが発生します。

新車の際は3年(レンタカーなど2年や1年のものもあります)、車検の際はその有効期間に応じて2年または1年分を支払います。

小型の外車なら重量税は高くない

コンパクトカーや少人数乗員の外車であれば車両重量が大きくないため、重量税は高くないといえます。さらに、外車であっても環境性能を満たしていればエコカー減税の対象となるため、重量税が安くなります。

反対に、日本車ではあまり見られないピックアップトラックや大型SUV、高級車など、車両重量が重い外車は、重量税が高いといえます

自家用乗用車の税額表

新車新規登録時:3年分

車両重量エコカー
(免税)
エコカー
(50%減)
エコカー
(25%減)
エコカー外
(軽減なし)
0.5t以下0円3,700円5,600円12,300円
0.5t超~1t0円7,500円11,200円24,600円
1t超~1.5t0円11,200円16,800円36,900円
1.5t超~2t0円15,000円22,500円49,200円
2t超~2.5t0円18,700円28,100円61,500円
2.5t超~3t0円22,500円33,700円73,800円

車検時:2年分、継続検査等時

車両重量エコカー
(免税)
エコカー
(50%減)
エコカー
(25%減)
エコカー外
(軽減なし)
0.5t以下0円2,500円3,700円8,200円
0.5t超~1t0円5,000円7,500円16,400円
1.0t超~1.5t0円7,500円11,200円24,600円
1.5t超~2.0t0円10,000円15,000円32,800円
2.0t超~2.5t0円12,500円18,700円41,100円
2.5t超~3.0t0円15,000円22,500円49,200円

外車は車検・整備費用が高い?

©Kumi/stock.adobe.com

外車の車検・整備費用は日本車に比べると高額になるケースが多いです。

コンパクトカーから高級SUVまで一律に、日本車よりやや高めに設定されています。外車の車検・整備費用が高い理由は以下の3つです。

人件費などがかさむので車検・整備自体の費用が高い

外車の整備・修理には日本車とは異なる専門知識が必要です。新型車種が出るたびに実施される営業担当・整備担当の研修費用や、人材育成費用などを考えると、ベースとなる整備費用自体が高く設定されることが多いです。

ディーラーの場合は土地代やランニングコストがかかる

ディーラーは本国の規定に則り、展示スペースや整備工場を設けなくてはなりません。それらのランニングコストは日本車ディーラーよりも高額になる場合が多いため、車検・整備費用にも反映されるというわけです。

部品代が高い

車検整備や修理時にメーカー純正部品を使う場合、海外からの取り寄せとなります。この管理コストを含めると、外車を日本で乗っていくためにはどうしても高額になってしまいます。

日本国内でも広く普及している外車の場合は国内にパーツの在庫があり、安く済む場合もあります。

そうでない場合でも、純正品と同じで販売元が違う「OEM製品」を購入したり、社外品を個人輸入することで部品代を安く抑えられます。

外車の車検整備を安く済ませる方法とは?

車検代を安く抑えるためには、ディーラーではなく、整備工場や車検専門店、ガソリンスタンドなどに車検を依頼するのがおすすめです。ディーラーに依頼したときよりも約25%以上安くなる例もあります。

ただし、ディーラーと比較すると、整備や対応の質に差がある点がデメリットです。

新車の場合はメーカー保証があると安心

外車も日本車と同じく、ディーラー車検の方が費用がかさみます。しかし、メーカー純正部品を使用して整備・修理してもらえることを考えると、新車購入時はディーラーによるメーカー保証を付けてもらったほうが安心です。

海外メーカーの場合、保証が手厚いケースが多く、一定期間内であればメンテナンスや整備を無料で受けられることも。一概に「外車の整備は高い」とは言えません。

ただし、メーカー保証をつけるための費用は車種によって大きく変わります。高級車になってくると保証の加入代が数十万円になることもあるので、こういった金額も維持費の一つとして考慮したほうが良いでしょう。

外車はガソリン代が高い?

日本車に比べて外車のガソリン代が高くなる理由は、燃費性能の違いと、燃料の違いの2つです。日本車では以前から、コンパクトなボディに燃費のよいエンジンを積むモデルがラインナップのメインを占めていました。軽自動車という区分があるのも日本だけです。

対して、欧州車やアメ車は日本車ほど燃費のよさを重要視していません。これはヨーロッパやアメリカが燃費性能を疎かにしてきたという意味ではなく、道路状況や車文化の違いといえます。

また、外車の燃料にはハイオクガソリンの採用率が多く、ガソリン代が高くなる理由のひとつになっています。ハイオクの価格はレギュラーに比べて約10%程度高い傾向にあります。

最近の外車は電動化で燃費もよくなっている

近年では、メルセデス・ベンツやポルシェといったメーカーもハイブリッドカーを販売するようになりました。また、欧州ではお国柄もともとディーゼル(軽油)エンジンが主流でしたが、近年は環境性能を高めたクリーンディーゼルエンジンが登場しています。ディーゼルなら燃料代が高いということはありません。

さらに、欧州ではハイブリッドカーの燃費を高めることよりも、EVの実用化と普及を進める動きがあります。外車の燃費や燃料代が日本車に劣る時代はそろそろ過去のものになるかもしれません。

外車は自動車保険が高い?

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自動車保険は強制加入の「自賠責保険」と、任意加入の保険(いわゆる自動車保険)がありますが、自賠責保険は自家用自動車であれば日本車・外車も同じ金額です。しかし、任意保険は「車両科率クラス」によって保険料が決定されるため、車によって大きく差が生まれます。

1〜17までの数字で設定される車両科率クラスは、数が大きいほど保険料も高くなっていく。

車両科率クラスは車のメーカーやモデルごとにランク分けしたものです。事故に遭った際に車の修理するための「車両保険」を例にすると、車両本体価格が安く、修理部品も安価で手に入る軽自動車は、車両保険料が安く設定されています。

しかし、フェラーリやポルシェなどの高級外車は、車両本体価格が高いうえ、修理部品も高額になるため、車両科率クラスが高く、車両保険料は高く設定されます。さらにこうした外車は盗難の危険性も高くなるため、保険会社としてはユーザーに高いお金を支払ってもらう必要があるのです。

車両本体価格が高い車は日本車でも自動車保険は高くなる

フェラーリやポルシェの自動車保険が高額になるのは、車両本体価格が高く、車両科率クラスが高いためです。そのため、日本車であっても日産 GT-Rやホンダ NSXといった車両本体価格が高い車は、自動車保険が高額になります。

外車でもコンパクトカーは自動車保険が高くない

車両本体価格が安い外車であれば、自動車保険も多くの日本車と変わらない保険料設定となっています。例えばフォルクスワーゲンやプジョーのコンパクトカーは車両料率の低い外車です。

外車の方が国産車よりも維持費は高い傾向にある

維持費項目価格の傾向備考
自動車税種別割(自動車税)変わらない
自動車重量税変わらない
車検整備費用高いディーラー車検や
パーツの取り寄せが高額
ガソリン代やや高いハイオク車が多い
自動車保険料やや高い国産車よりも高額な
車種が多いため

外車の維持費が高いと言われる大きな理由として、外車=高級というイメージが浸透しているためだと思われます。確かに全体的にみると外車の平均価格は国産車よりも高いため、あながち間違いではありません。

近頃は外車にもコンパクトクラスやハイブリッドカー、EVなど、軽量で低燃費な車種が増えています。そういった車両を選択することで、税金面に関しては国産車と変わらなくなるでしょう。

車検や整備の費用も、ディーラー以外の場所で車検を依頼したり、OEMパーツを個人輸入することでコストを抑えられる場合があります。外車は日本車と比べて最低10%、車検や修理等を工夫しなかった場合は30%程度高くつくと考えてください。

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この記事の執筆者
MOBY編集部

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