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車のしめ縄・正月飾り、いつからいつまでつける?|みかんを飾る?正しい付け方は?
目次
車のしめ縄・正月飾りにみかんはつける?つけない?

主に交通安全を祈願するため、車にしめ縄・正月飾りをつける風習。最近では見る機会が減ってしまいました。
また 「子孫が代々(だいだい)続いていくように」という願いを込めて、「橙(だいだい)」を飾りますが、みかんで代用していることがほとんど。
車のしめ縄・正月飾りにみかんをくっつけると、走っているうちに「みかんだけ無くなっていた」というのは、かつての正月あるあるでした。
家内安全や無病息災の願いが込められ、古くは船舶などにも付けられていたしめ縄や正月飾り。新しい年を事故なく過ごすという気持ちへの切り替えには、有効かもしれません。
車にしめ縄・正月飾りをつける人が少なくなったのはいつから?

しめ縄・正月飾りをつける車は、近年どんどん減りつつあります。そもそも、「見たことがない」という方もいるのではないでしょうか。
「車にしめ縄」という伝統が廃れていった時期を特定することはできませんが、その理由については以下のようなものが考えられます。
- 車が昔ほど貴重で、ありがたいものではなくなった
- フロントグリルのデザインが、しめ縄を飾りにくい複雑なものに変化した
- 車が売れなくなったことによる車用のしめ縄、正月飾りの需要の低下
時代の変化や、車を単なる道具として捉える風潮などの複合的な要素が絡み合って、車にしめ縄・正月飾りをつける文化が廃れていったのだと考えられます。
しめ縄・正月飾りはいつからいつまでつける?

しめ縄・正月飾りをつけはじめる時期の目安は、12月13日から12月28日の間とするのが一般的です。12月13日は、正月を迎える準備を開始する”正月事始め”の日であり、最も早くてこのタイミングだといえます。
そして、”二重苦”を連想させる29日や年末ギリギリを避けるため、末広がりを表す”八”を含むという意味でも縁起がよい12月28日までに飾り付けを終えるのが理想的です。
そして、1月15日の”小正月”に、正月飾りを持ち寄って燃やす「どんど焼き」で焼いて処分する伝統もあることから、大抵は1月7日から1月15日の間に飾り収めとします。
正しい車のしめ縄・正月飾りのつけ方
縁起物といえるしめ縄・正月飾りを車につける際は、フロントグリルに固定しましょう。
数日間つけるだけなので、わらの部分とグリルをナイロンひもやビニールの結束バンドで結びつければ十分です。逆にワイヤーなどの金属類を使用すると、車体に傷をつける可能性があるので、おすすめしません。
外につけることに抵抗がある場合は、車内のダッシュボードなどの余裕のあるスペースに、吸盤式のコンパクトなしめ縄をつけてもよいでしょう。
車のしめ縄・正月飾り人気おすすめアイテムは?
車専用のしめ縄や正月飾りはあまり多く販売されていないようです。家庭用のものを車のサイズや取り付け場所に合わせて購入・取り付けするのもよいかもしれません。「交通安全」の文字が入っていると、車用の飾りらしく見えます。
大きいサイズ・しめ縄
縦長の大きいサイズのしめ縄。紅白の花が可愛らしいデザインです。
手のひらサイズ・しめ縄
手のひらに収まるサイズのお正月リースです。車内にもおすすめ。小さくても「交通安全」の文字が入っています。
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年末年始にやっておきたい車のあれこれ
- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...