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車とぶつかりそうになり転倒…女子高生重症、”非接触事故”で書類送検に

「ごめん」と2千円渡し立ち去った男を書類送検

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高知市内で昨年10月、自動車を運転していた男性が、自転車に乗っていた16歳の女子高生とぶつかりそうになり、転倒させて重症を負わせたにも関わらず立ち去ったという事件が発生していました。

2021年1月20日、この事件について高知県警は、加害者の男性を「自動車運転死傷行為処罰法違反(過失運転致傷)」「道路交通法違反(ひき逃げ)」の疑いで書類送検したとのことです。

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事件の詳細

昨年10月14日、同市内の県道交差点を車で左折していた男性が、左前方の歩道から自転車で走行していた女子生徒の進路に入り込んでしまい、顔の骨を折る重傷を負わせたまま、立ち去ったとのこと。

男性は、顔から血を流してうずくまる女子生徒に「ごめん」と声を掛け、ハンカチと2,000円を手渡したものの、警察や消防に通報せずにその場を去ったといいます。

後日、この事件が報道されたことで男性が高知南所に自主。安全確認をせずに事故を誘発したこと事実を認めたため、書類送検に至ったとのことです。

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非接触事故での摘発は異例!

この事件のように、直接ぶつかっていないのにも関わらずひき逃げ事故として扱われることを「非接触事故」といいます。

警察庁は非接触事故のひき逃げ事件の統計をとっていないものの、運転と事故との因果関係を立証するのは難しいため、こういった事故で摘発されるのは異例といいます。

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非接触事故(狼狽事故)とは?

急ブレーキを踏む人
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「非接触事故」とは、自動車と人が接触しない事故を指します。別名「狼狽事故(驚愕事故)」とも呼ばれます。

たとえ相手と接触していなくても、相手の損害と自分の運転に因果関係が認められれば非接触事故として扱われます。

具体的には、被害者が危険を察知して回避行動を行った結果、転倒したり別の障害物に衝突したりすることで被害を被ってしまった場合などが該当します。まさに今回の事件の内容と一致しています。

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「轢いていない」のにひき逃げ扱いになる?

事故後の対応
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接触はしていないからという理由で立ち去ると、最悪の場合ひき逃げ扱いとなり、今回のように逃走犯として扱われてしまうことになりかねません。

かならず事故を起こした際はその場を離れず、警察への通報が必要です。けが人がいた場合は救護を行いましょう。

接触しておらず、自分の運転にも落ち度がなかったと思う場合でもその場を離れてはなりません。対処を誤ると本当に加害者として扱われてしまうかもしれません。

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非接触事故を起こさないためには

ドライブレコーダーを取り付けている様子
非接触事故に限らず、今やドライブレコーダーは車の必需品
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たとえ自分の車の存在にびっくりした通行人が転倒して怪我をしたとしても、その車の運転に何も違反がなければ、非接触事故として認められることはありません。

なので常日頃から安全運転を心がけるということと、その心がけをいざという時に証明してくれるドライブレコーダーなどを装備することが重要です。

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