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キャンピングカーの「フルコン」とは?カスタムの内容からメリット、デメリットまで!

フルコンとは?

デスレフ グローブバス GT

ジャパンキャンピングカーショー2019 東和モータース

フルコンとは、フルコンバージョン・キャンピングカーの略称。エンジンやトランスミッションなどをのぞくすべての部分を、キャンピングカーメーカーが架装した車です。トラックのシャシーを流用したものが一般的ですが、バスをベースとしたフルコンも存在します。

フルコンは、ベース車のフレーム形状や荷台サイズなどの制約がないため、移動式居住空間として最適化できるのが大きな利点。簡易的な車中泊ではなく、ホテルやワンルームマンションのように、長期に渡って快適な生活ができるように仕上げることもできる高性能キャンピングカーです。

フルコンのメリット

走行性能が高い

フルコンは動力性能と走行安定性に優れているのが特徴です。シェルと呼ばれるキャビンスペースの架装を前提に設計されているため、重くなる車重に対して、十分な動力性能とブレーキ性能が与えられます。

また、十分なホイールベース長とサスペンション性能を備えるため、大柄ながらも安定感のある走行が可能です。車体重量によっては、片輪2本のタイヤでしっかりと荷重を支えられるようにしたものや、停車時の車体を水平に保つように調整できるエア・サスペンションを備えたものもあります。

室内の快適性が高い

キャンピングカーとして一から設計されるため、移動時と停車時の快適性を両立できることがフルコンの特徴です。生活快適性を高めると犠牲になってしまいがちな乗り心地を十分に確保しながら、広く快適な生活空間を確保できるフルコンは、走る一軒家といっても過言ではないでしょう。

立って歩きまわれる広大な空間には、生活に十分なリビングスペースとキッチン、トイレやシャワールームを備え、ツインのベッドルームを設置できるほどのスペースを確保。大人ふたりなら超長期にわたって快適な生活を送ることができます。短期であれば3〜4人が宿泊するのに十分な環境が整っているフルコンも存在します。

断熱性が高い

一からつくりなおされるキャビンスペースがフルコンの特徴。そのため、シェル外壁には断熱性に優れた素材を用いることで外気熱を遮断。断熱に不利なウィンドウスペースは、断熱性と採光性のバランスをとって配置され、車内とはいえ開放感ある快適な生活が送れるように配慮されています。

冷暖房配管は、架装時に室内全体に行き渡るように設計されているため、優れた断熱性と相まって、季節を問わず快適に過ごすことができます。

フルコンのデメリット

価格が高い

快適な移動と生活を両立するフルコンは、その性能の高さから車両価格は非常に高額です。世界的に有名な、ドイツ・ハイマーのフルコン新車販売価格はおよそ1,200万〜1,650万円。生活するのに必要な設備がひととおり整った状態での価格ですので、快適装備を追加するとさらに高額となるでしょう。

部品が手に入りづらく故障時に手間がかかる

フルコンは日本では馴染みが薄く、海外メーカーがほとんど。比較的認知度の高いハイマーでも、日本における代理店は全国に数店しかありません。故障時の修理や部品調達に時間がかってしまうため、維持しづらく、維持費も多分にかかってしまうデメリットがあります。

人気のフルコン3選

デスレフ グローブバス GT

デスレフ グローブバス GT

ジャパンキャンピングカーショー2019 東和モータース

排気量2.3Lのシャシーに、ドイツ・デスレフがシェルを架装したフルコン。コテージのような木目調の内装が特徴です。乗車定員4名、就寝定員4名。東和モータースが取り扱います。

ニースマン+ビショフ SMOVE(スムーブ)

ニースマン+ビショフ スムーブ

東京キャンピングカーショー2019
出典:JRVA

フィアット製シャシーにスタイリッシュな内外装を備えたフルコンです。乗車定員は4名、就寝定員3名。日本では株式会社デルタリンクが販売代理店です。

トール・モーター・コーチ VEGAS(ヴェガス)27.7

トール・モーター・コーチ ヴェガス27.7

ジャパンキャンピングカーショー2019_212

フォード製 V10エンジンを搭載するフルコンです。停車時は内装をスライドアウトすることで広い室内空間を実現。乗車定員9名、就寝定員5名。アメリカンキャンパー専門店ボナンザが輸入を行っています。

※画像:注釈がない画像は、すべてMOBY編集部撮影。ジャパン・キャンピングカーショー2019にて。

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MOBY編集部 第2グループ