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電動キックボードeXs(エクス)発売へ!いま注目を浴びるマイクロモビリティとは
目次
電車やバスに持ち込める第2の乗り物「eXs(エクス)」が新発売!

モーターパーツの販売事業を中心に展開する株式会社カスタムジャパンは、電動キックボードブランド「eXs(エクス)」より、「eXs1」と「eXs2」を発表しました。
開発にあたり、カスタムジャパンはバイクパーツ開発のノウハウを活かしたとのこと。eXs1とeXs2は、環境対策や三密回避のための新たな移動手段として、限定数を12月15日に発売する予定です。
手軽に乗れるeXs1&オフロードも楽しめるeXs2
手軽に乗れるeXs1(エクスワン)

eXs1(エクスワン)は、通勤はもちろんのこと、中近距離への移動、車で移動した先での移動手段といった使い方もできる電動キックボード。折り畳むことでコンパクトになり、軽量のため電車やバスに持ち込むことができます。メーカー希望小売価格は39,900円(税別)。

オフロードも楽しめるeXs2(エクスツー)

eXs2(エクスツー)は、10インチ大径ブロックタイヤ&前後サスペンションを装着したことで走破性を高めた電動キックボード。23.5kgという重量により、安定したハンドリングを実現したほか、3段階のパワー切り替えにより坂道でもパワフルな走りを楽しめます。メーカー希望小売価格は69,900円(税別)。

【参考】eXs1とeXs2 スペックの違い
– | eXs1 | eXs2 |
最高速度 | 25km/h | 35km/h |
モーター | 350w | 500w |
充電時間 | 3~5時間 | 5~7時間 |
走行可能距離 | 18~25km | 35~70km |
走行モード | 2段階 | 3段階 |
タイヤサイズ | 8.5インチ | 10インチ |
折りたたみ時サイズ ※幅はハンドル幅 | 長さ1,080mm 幅43mm 高さ48mm | 長さ1,200mm 幅600mm 高さ390mm |
重量 | 13.5kg | 23.5kg |
メーカー希望小売価格 ※税別 | ¥39,900 | ¥69,900 |
折り畳めるので電車や車にも持ち込める
eXsは折り畳めるので電車や車の中にも気軽に持ち込むことができます。とくにeXs1は13.5kgと、折りたたみ自転車と同じくらいの重さ。自転車よりも遥かにかさばらないので、電車通勤にもおすすめです。
原付免許&ナンバーがあれば、公道走行もOK!
eXsに限らず、電動キックボードは法律上、原動機付自転車(原付)扱いとなっています。そのため、eXsを公道で乗る際には原付免許とナンバーの取得、自賠責保険への加入が必須となります。また、安全のためにヘルメットを着用しましょう。
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【追記】販売証明書がないと原付登録できない自治体は要注意
自治体によっては、電動キックボードの原付登録に際し「販売証明書」の提出が必要な場合があります。カスタムジャパンに問い合わせた読者によると、販売証明書の発行対応はしていなかったとのこと。
住んでいる地域によってはeXsの原付登録ができず、公道走行ができません。公道走行を検討している場合は、自治体の原付登録の必要書類や手続きを確認しましょう。
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マイクロモビリティとは?なぜ注目されているの?

自転車やバイクなどの1人で気軽に乗れる乗り物を「マイクロモビリティ」と呼びます。キックボードはアクティビティとしても親しまれる乗り物ですが、電動キックボードは移動手段としてのニーズに特化しているため、マイクロモビリティに分類されるようです。
マイクロモビリティが注目されている理由は2つ。1つは、地球温暖化の原因となる二酸化炭素をなるべく発生させない移動手段が注目されているため。自動車もハイブリッド車やEV、FCVといったエコカーが主流となりましたが、自転車や電動キックボードは二酸化炭素を発生させない、環境に優しい乗り物だからです。
2つ目は、新型コロナウイルスによって、テレワークや時差出勤など「三密」を避けるビジネススタイルが推奨されたため。混雑する時間帯やエリアの公共交通機関を避けつつ、快適に出退勤する方法として、自転車やバイクなどの利便性が注目されています。
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MOBYが提案するeXs(エクス)おすすめの使い方
1.混み合う都心の駅で降りなくてもOK!
折り畳んだeXs1とともに電車に乗れば、混み合うターミナル駅まで乗車する必要はないでしょう。少し前の駅で降りて三密を避けつつ、eXs1で快適にオフィスまで移動できます。
2.バスの代わりとして待ち時間の短縮に
バスはなかなか時間通りに来なかったり、他の公共交通機関の乱れの影響で混雑していて乗れないことも。バスの代わりの移動手段としてeXsを使うと、待ち時間の短縮や三密を避けることができます。電車からバスへ乗り換えるという人には、持ち運びに便利なeXs1がおすすめです。
3.車に積み込んでオフロードで楽しむ
eXsは車に積み込める大きさ&重さのため、アウトドアやスポーツを楽しみたい人にもおすすめです。私道の場合は原付免許やナンバー取得は不要ですので、安全のためにヘルメットを着用して楽しみましょう。
特に、オフロードでも楽しめるeXs2は落ち葉や砂利のある公園の散策に最適。遠出した先でも気軽にアクティビティを楽しめます。
ちょい乗りはマイクロモビリティ、遠出や買い物は車。使い分けが便利

eXsや自転車などのマイクロモビリティのメリットは、購入価格や維持費が安いこと、気軽な外出も楽ちんになることです。反対に、大きな荷物がある場合や、遠くまでのお出かけ、雨や雪の日の移動手段には自動車のほうが便利でしょう。
したがって、ちょい乗りや三密回避のためにマイクロモビリティを使いつつ、遠出や買い物の際はカーシェアなどで車に乗るという使い分けをおすすめします。
車の購入費用や維持費、駐車場の準備が難しい人でも、自宅で充電・保管できるeXsなら購入・維持が簡単です。マイクロモビリティの併用で、新しいカーライフのかたちが見えてくるかもしれません。
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