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ボディコーティングのお悩み全部解決!これだけ押さえればOKのポイント9つ

ボディコーティングって必要?何の意味があるの?

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ボディコーティングとは、車のボディを透明な被膜で覆って塗装面を保護するボディメンテナンス方法です。

車の塗装面は意外と弱く、砂やホコリによって簡単にキズがついてしまいます。また、紫外線にさらされるとボディは徐々に退色していき、鳥の排泄物や虫の死骸、花粉などによる腐食も起こります。

ボディコーティングの役割は、外部環境のさまざまな要因から塗装面を保護しつつ、ボディの艶を長期間に渡って維持することです。ボディに直接被害が及ぶのを防ぐ犠牲被膜としての役割もあります。

ボディコーティングをしている車としていない車の違いは?

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ボディコーティング有無の違いは、時間が経つほど大きな差になって現れます。

ボディコーティングされた車は良好な塗装状態が維持されやすく、走行距離が増えても、製造から時間が経過しても車が新しく見えます。そのため、車を売却するときの査定額にもプラスに働きます。

その反面、ボディーコーティングは高い施工料がデメリットです。専門業者に施工依頼した場合の料金は10万〜数十万円にものぼるうえ、施工の間は数日に渡って車を預ける必要があるため、毎日車を利用する方は代車を借りるかレンタカーを利用しなくてはなりません。

しかし、施工料や車の使用など短期的なデメリットを加味しても、ボディコーティングをすることには大きなメリットがあります。

一例では、15万円でボディコーティングを施したけれど、車売却時の査定額が20万円上がったというケースがあります。

また、汚れが落ちやすいため洗車の労力を省けることもメリットです。ボディコーティングの施工は見た目の良さだけでなく、金銭・時間などの面でも利点があります。

以上をまとめると、ボディコーティングのメリットとデメリットは以下のようになります。

ボディコーティングのメリット

  • 車をキレイに保てる
  • 売却査定額が上がる
  • 洗車の労力を省ける

ボディコーティングのデメリット

  • 施工料がかかる
  • 定期的なメンテナンスが必要

ボディコーティングはどんな人にオススメ?

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ワックスに比べて長期間に渡って艶を維持できるボディコーティングは、車をキレイに保ちたい方にもっともおすすめです。また洗車が苦手な方や、洗車をする時間が取れない忙しい方の助けにもなるでしょう。

また、ボディコーティングは屋外駐車の方にもおすすめします。紫外線によるダメージを和らげたい場合はもちろん、花粉や鳥の排泄物が付着しやすい樹木のそばに駐車せざるを得ない方や、海風が届く海岸沿いにお住まいの方にも有効です。

劣悪な環境ではコーティング自体の劣化が早まりますが、犠牲被膜としてボディ塗装に直接影響が及ぶのを防ぐことができます。

新車を買うとき、コーティングは付けるべき?

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新車購入時こそボディコーティングを施すべきです。傷や汚れがない新車の状態でボディコーティングをしておくことで、よりキレイな状態を保つことができます。

また、施工前の下地処理の手間を省くことができるため、後からコーティングを施工するより安くなる場合があります。強固なコーティング被膜であるほど、ドア周りに付きやすいひっかき傷も防止します。

ボディコーティング、色々あるけど結局どれがいいの?

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コーディング剤に含まれる成分によってボディコーティングは4種類に分けれられます。

より強固な被膜がつくれるコーティング剤ほど保護性能や効果維持期間に優れるため、高価なコーディングほど効果が高くなります。しかし同時に、施工が難しいため施工料も高くなります。

コストパフォーマンスで選ぶなら、施工しやすいガラス系コーティングがおすすめです。保護性能と仕上がりの美しさで選ぶならガラスコーティングを選ぶとよいでしょう。各コーティングの特徴を解説していきます。

樹脂系コーティング

樹脂系コーティングは、有機化合物を用いたコーティング剤です。ポリマーコーティングとも呼ばれ、主成分となる有機化合物によってシリコンコートやフッ素コート、テフロンコートなどの種類に分けられます。

樹脂系はコーディング剤の伸びが良く、施工しやすく安価であるうえ、濡れたような艶が特徴です。鳥の排泄物や虫の死骸、花粉に侵食されやすい弱点があるものの、雨シミがつきにくい特性もあります。ただし、樹脂自体が劣化しやすいため効果は3ヵ月ほどしか持続しません。

ガラス系コーティング

樹脂系コーティング剤に、ガラスの主成分であるケイ素を混ぜたものがガラス系コーティングです。樹脂に高い耐久性を誇るケイ素を混ぜることで実現した、より鋭く反射する光沢と長いコーティング寿命がガラス系コーティングの特徴です。

ただし、ケイ素の含有量によって艶の出方や耐久性は大きく異なります。そのため効果持続期間もおおよそ6ヵ月から1年とコーティング剤によって幅があり、施工の前に含有量を確認して希望する性能に合致するかどうかを見極める必要があります。

ガラスコーティング

ガラスコーティングは優れた耐久性を持つケイ素を主成分としたコーティング剤です。2〜5年におよぶ長い効果持続期間と、鏡のような艶が特徴であり、強固なガラス被膜は鳥の排泄物や虫の死骸、花粉などの有機物に侵食を抑制します。

ただし、コーティング剤が伸びにくく施工しづらいためコーティング専門店でなければ扱えず、施工料も高額になりがちです。また雨ジミがつきやすい傾向にあるため、効果持続期間内にも定期的なメンテナンスが欠かせません。

セラミックコーティング

セラミックコーティングは、金属や炭化ケイ素・窒化ケイ素などの化合物を主成分とした最新のコーティングです。ガラスコーティングを上回る非常に強固な被膜が特徴であり、効果の持続期間は5〜7年ともいわれています。耐薬性に優れ、紫外線や雨シミにも強い特徴があります。

重ねて塗ることも可能なため、ガラスコーティングよりさらに深みのある鏡面に仕上がります。ただし施工しづらく、施工料も非常に高価なのが難点です。そのため、まだ限られた業者でしか取り扱われていません。

ボディコーティングはどこで施工してもらうのがオススメ?


ガソリンスタンドカー用品店ディーラーコーティング専門店
作業時間1時間〜8時間1時間〜1日3時間〜3日1日〜5日
樹脂系5,000〜1万円1万〜3万4万〜6万円
ガラス系1万〜10万円3万〜10万5万〜12万
ガラス12万〜15万10万〜20万
セラミック15万〜50万

ボディコーティング自体は、コーティング専門店やカーディーラーをはじめ、カー用品店やガソリンスタンドでも施工できます。ただし、場所によって施工できるボディコーティングの種類や作業時間、料金が異なります。

ガラスコーティングやセラミックコーティングは専門店へ

丁寧なボディコーティングを望むのであれば、予算が許す限りコーティング専門店で施工してもらうのがベストな選択です。

本格的な磨き作業や、施工が難しいガラスコーティングやセラミックコーティングは専用設備が必要であるため、行えるのはコーティング専門店と、一部のカー用品店やディーラーに限られます。

その他の店舗では磨き作業を行わないガラス系コーティングや樹脂系コーティングがほとんどです。

ガラス系コーティングならどこでも違いはない

ガラス系コーティングを希望するなら、どこで施工してもそれほど違いはありません。塗装状態が良好な新車ならディーラーで施工してもらうがよいでしょう。

仕上がるの良さで選ぶなら、しっかりと磨き作業をおこなってくれる専門店がおすすめです。専門店のガラスコーティングなら、新車以上の美しい仕上がりが期待できます。

ボディコーティングをDIYするのはアリ?

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コーディング剤が手に入れば、DIYで安価にボディコーティングをおこなうことも可能です。丁寧に下地処理をおこない、ポリッシャーでの磨き作業も自分でできれば、よりキレイに仕上げられます。

しかし、ガラスコーティングをプロのように仕上げるのは困難であるため、DIYでボディコーティングをおこなうなら、施工しやすい市販の樹脂系コーティングキットやガラス系コーティングキットがおすすめです。

新車の状態なら下地処理なしでそのままコーティングができます。古い車は最低でもボディに刺さった鉄粉除去まではおこなっておきましょう。

下地処理を除けば、コーティング作業の点準は洗車後にしっかりと水気を拭き取り、脱脂作業の後、薬液を塗布して乾燥させるだけです。DIYを前提とした市販品のなかには、塗れたままでも使える便利なコーティング剤や、メンテナンス用具がセットなった商品なども販売されています。

ボディコーティングした車の洗車やメンテナンスはどうする?

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ボディコーティングをしても洗車やメンテナンスは必要です。仮に「水洗いでOK」「洗車不要」などの謳い文句があるコーティング剤であったとしても、洗車やメンテナンスをすることでコーティングの寿命を延ばすことができます。

一般的なメンテナンス方法は、中性のカーシャンプーで洗車し、施工したボディコーティング専用のメンテナンスクリーナーをボディ全体に塗布後、拭き上げて完了です。

もし、極端なシミができていたり、コーティングの効果が切れているように感じらたら施工業者に相談し、専用のメンテナンスを依頼しましょう。

場合によってはコーティング剤の補充や部分的な再コーティング作業が必要になります。

ボディコーティングした後に絶対にやってはいけないことは?

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コーティング後に気をつけたい点を解説します。以下は、コーティング剤の種類によって違いはあるものの、おおむねすべてのボディコーティングに共通する注意事項です。

洗車を全くしない

ボディコーティングをすると汚れが落ちやすくなるものの、洗車をしなくとも汚れが落ちるわけではありません。

ボディに付着した砂やホコリはコーティングを傷つけ、場合によっては塗装面にまで達します。また、汚れはコーティングを劣化させる原因にもなるため、洗車作業は必須です。

洗車機を使う

洗車機のブラシ材質によっては、コーティングを傷つける恐れがあります。また洗車機で使われるワックス成分がコーティングを痛める場合もあります。やむを得なく洗車機を使う場合は水洗いで使いましょう。

コンパウンド入りシャンプーは厳禁

コンパウンド入りのカーシャンプー等は、配合された研磨剤で、せっかくのコーティングを削り落としてしまいます。使用前に研磨剤が入っていないかどうか、成分表をよく確認しておきましょう。

ワックス掛け

ボディコーティング後はワックスをかけてはいけません。コーティングの保護になると思われがちですが、実際はワックスに含まれる有機溶剤がコーティングを痛めてしまう場合があります。

拭き上げを怠る

水滴を放置するとシミの原因になります。水道水のミネラル分はイオンデポジットの原因になり、水滴はウォータースポットも誘発します。水道水よりもミネラル分が多い井戸水を使うのも厳禁です。

汚れを放置する

鳥の排泄物・虫の死骸・花粉などは短時間でボディコーティングを侵食します。気付いた時点で確実に除去するようにしましょう。

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執筆者プロフィール
伊藤友春
伊藤友春
1981年生まれ。自動車専門Webライターとして執筆活動中。自動車の構造に明るく、ほとんどの整備や修理をDIYでこなす。輸入車・コンパクトカー・変わったデザインやコンセプトの車が好きで、現在の愛車はその最た...
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