MOBY(モビー)自動車はおもしろい!

MOBY[モビー] > カーライフ > 車検・メンテナンス > 自動ブレーキも車検の対象項目に!料金は上がらない?導入はいつから?
車検・メンテナンス

更新

自動ブレーキも車検の対象項目に!料金は上がらない?導入はいつから?

自動ブレーキも車検対象項目に追加!国土交通省が発表

日産 エクストレイルのエマージェンシーブレーキ

日産 エクストレイル エマージェンシーブレーキ

国土交通省は、普及が拡大する自動ブレーキを新たに車検制度の点検対象項目に追加することを発表しています。

民間連携で事故を減らす取組み「セーフティー・サポートカー(サポカー)」の導入で、各メーカーによる自動ブレーキの新車設定率は2016年では約66.2%だったのに対し、2017年では高いメーカーでは約90%にまで拡大。2017年の新車販売台数ベースで見ても、搭載率は60%超と急速に普及し、政府が設定した「2020年までに自動ブレーキの新車乗用車搭載率を90%以上にする」目標は間違いなく達成する見通しです。

しかし、自動ブレーキが急激に普及する反面、誤作動を起こした場合には重大事故に発展する恐れがあります。国土交通省は自動ブレーキの性能を維持する目的から、自動ブレーキの点検を車検制度の点検対象項目に追加する方針を決定しました。

サポカーについて詳しくはこちら

サポカーとは?サポカーSとの違いやトヨタ・マツダ・スバルなど全35車と減税

自動ブレーキの点検方法

自動ブレーキの点検方法は、車のコンピュータに記録されたシステム異常の有無を確認する検査方法になる見通しです。

自動ブレーキの仕組みは、「カメラ」「ミリ波レーダー」「近赤外線レーザー」によるセンサーによって対象物の形状と距離を測定し、コンピューターが解析。対象物が車や自転車、歩行者、障害物と解析された場合に限り、プログラムに従った距離に応じた強さで自動的にブレーキを作動させます。

電子化が進む現代の車は、パワートレインや補機類などのあらゆる情報がコンピュータにより管理制御され、それらの情報は車のインパネ下に設置されている車載式故障診断装置(OBD)コネクタに検査機器を接続することで容易にチェックが可能。

自動ブレーキの点検方法は、OBDに記録された故障コード (DTC)を読み取り、自動ブレーキの安全動作に関わる特定のDTCが検出された場合に限り車検を不合格にするという検査方式になる方向で取りまとめられています。

自動ブレーキについて詳しくはこちら

自動ブレーキとは?ブレーキアシストとの違いと車を買う時の注意点

自動ブレーキの車検項目導入はいつから?

時間 クエスチョン
©Shutterstock.com/ Lightspring

国土交通省による2018年5月11日時点の自動車検査手法のあり方検討会での中間とりまとめによると、自動ブレーキの車検項目導入は2024年以降を目標に進められています。対象となる車は、2021年以降に製造される新型の乗用車とバス・トラックです。

自動ブレーキ検査を実施するには、車検実施機関での設備整理や人員教育などの準備期間を要するため、それを見越した2024年からの導入が検討されています。

車検の基礎知識についてはこちら

【保存版】車検の基礎知識ポイント8選!費用を安くする方法も

【総まとめ】車検は何をするの?相場費用や必要書類から流れも解説|種類が意外に多い?

自動ブレーキの車検導入で料金は上がる?

⾃動⾞ローン

自動ブレーキ検査を実施するには、専用の検査機器の導入や人員教育、車検ラインの工数増加にともなう料金の上昇は免れないでしょう。とくに民間車検場では、より顕著に検査料金が引き上げられる可能性があります。独立行政法人である陸運支局への持ち込み車検の場合でも、増加する検査コストに比例して検査手数料の値上げが予想されます。

また、自動ブレーキシステムの安全性は高精度の部品とセンサー設置調整によって成り立つもの。仮に故障コードが検出され車検が通らなかった場合には、ディーラー整備工場での高度な整備を受けなければならないため、その整備料金も加算されることになります。

車検の諸費用や予約方法についてはこちら

【一覧比較】車検の諸費用の相場と内訳とは?軽自動車やユーザー車検の場合はどれだけ安くなる?

【最短】車検の予約方法とは?いつから予約可能?ユーザー車検や軽自動車の場合も紹介

この車検方法に問題はないか?

ブレーキランプ

新たな自動ブレーキの車検制度の点検方法は、車両診断コネクタによる車両データに依存することから、異常を検知できるのは電子部品や電制回路の通電状況、センサー情報などのソフトウェアで管理している部分に限定されます。

タイヤやブレーキなどのメカニカルな部分の異常や、センサーの汚れや曇り、路面状況などは検知できないため、システムが正常に稼働していることと安全であることは決してイコールにはなりません。

2024年から始まる予定の自動ブレーキの車検制度が実際の安全性向上にどこまで効果を発揮するのかは不透明ですが、ドイツではすでに同検査を導入しており、EU加盟国もそれに続く動きを見せています。

自動ブレーキはいざという時に頼れる装備ですが、あくまで補助装置。ドライバーはこれまでどおり、無理のない運転と安全な車両状態を維持する心構えが大切です。

自動ブレーキを搭載した車についてはこちら

【自動ブレーキ】国産車・外車全メーカーの機能を徹底比較!最強は?

【自動ブレーキ最新情報2018】全世界メーカーの技術・ニュース・市場まとめ

MOBYではこのような記事も人気です

地方版図柄入りご当地ナンバープレート全41地域デザイン一覧&最新情報!取得・登録方法も

ドライブレコーダー最強ランキングTOP3【2018年最新版】

この記事の執筆者
MOBY編集部

下取りより平均16万円も高く売れる!
複数の買取業者で一括査定「ズバット車買取」

おすすめポイント

  • たった1分で愛車の査定額がわかる
  • ガリバー、カーセブンなど最大10社から最高額で売れる業者が無料で分かる
  • 下取りより平均16万円も高く売れる!!

関連キーワード