【フォルクスワーゲン新型T-Rocカブリオレ最新情報】ニッチ市場のオープンSUVを活性化できるか？

【最新情報】新型T-Roc カブリオレのワールドプレミアは2019年内か？

新型T-Roc カブリオレ：ソフトトップ以外はカモフラージュされている

新型T-Roc カブリオレは、同社のコンパクト クロスオーバーSUV「T-ROC」の派生モデルです。

ボディ全体がカモフラージュされている隙間から、確認できる部分があります。
フロントは薄型ヘッドライト・フロントグリルに2本のルーバー、そしてハニカムメッシュのエアインテーク、リアではテールライトが、ベースモデルのT-Rocに酷似しており同じ部品でしょう。

T-Rocカブリオレの特徴としては、ショートホイールベース（2ドア）、ソフトルーフで、トランクリッドスポイラー（ストップランプ付）が確認できます。
T-RocとはAピラーまでが同じデザインで、それ以降はカブリオレ専用のデザインが採用されるようです。

パワートレインは、デビュー時に3種類をラインナップすると予想しています。
・1.0L 直列3気筒ガソリンターボ（最高出力：115PS）
・1.5L 直列4気筒TSIガソリンターボ（最高出力：147PS）
・2.0L 直列4気筒ガソリンターボ（最高出力：190PS / 最大トルク：400N･m）

その後48Vマイルドハイブリッドシステム搭載モデルが、追加ラインナップされる可能性があります。

【2018年10月】「T-Rocカブリオレ」のスパイショットを入手！

T-Rocと類似のフロント

全高は低めに感じられる

スポーティなデザインのリア

フォルクスワーゲン初となるオープンSUV「T-Roc カブリオレ」のテスト車両が2019年2月上旬にスクープされました。MOBY編集部にてスパイショットを入手しました。

全体的にカモフラージュは重いものの、通常モデルの「T-Roc」との違いが何点か見受けられます。フロント部分のデザインは「T-Roc」との相違点が多数。横に細長いグリルやシャープなヘッドライトが特徴的で、リアデザインは「T-Roc」と大きく異なります。リアトランクのスポイラーはスポーティな印象です。

【2018年2月】T-Rocにカブリオレを設定！スケッチが先行公開

新型T-ROCカブリオレのティザースケッチ

新型T-ROCカブリオレの外装は、すでにティザースケッチや予想CG、スクープ写真によりある程度判明しています。

そのデザインは、ジュネーブモーターショー2016で出展されたコンセプト「T-クロス ブリーズ」から継承されています。フォグランプの丸みがとれて、ヘッドランプ共々横長の洗練されたデザインが特徴です。
ルーフにはファブリック・ソフトトップが採用され、スポーティかつ躍動感のある印象があります。

コンセプトモデルにあたるT-クロス ブリーズ

フォルクスワーゲン「T-ROC」とは？

新型「T-ROC」は、SUVの走破性とコンパクトなハッチバックモデルの機動性を兼ね備えたクロスオーバーです。

フォルクスワーゲンの新たなラインナップとして、コンセプトモデルは2014年のジュネーブモーターショーに登場。2017年には市販モデルがヨーロッパ市場に投入されました。

クロスオーバーSUVであるアウディ Q2やトヨタ C-HR、ホンダ ヴェゼルとは同クラスで、激しいライバル争いになることが予想できます。
日本での発売は2019年春と予想されています。

新型T-Rocカブリオレの発売時期と価格は？

新型T-Rocカブリオレはまだボディ全体がカモフラージュされており、デザインも開発段階と推測しています。筆者の予想はワールドプレミアが2019年内、欧州での発売開始は2020年上旬になるでしょう。
日本ではオープンカー自体の数が少なく、SUVのオープンにどれくらいの需要があるか未知数です。日本への導入はベースとなるT-Rocをこれから発売して、その人気に左右されると予想していルものの、導入されるとすれば2020年後半になると考えています。

日本での車両価格は欧州価格を参考にすると、T-Rocが300万円前後となりT-Roc カブリオレは350万円前後と予想します。

（参考価格：T-Rocの欧州価格）
　　T-Roc：21,120ユーロ（約267万円）　＊為替レート：2019年3月15日